血まみれスケバン・チェーンソー

血まみれスケバン・チェーンソー

チェーンソーを振るうスケバン女子中学生・鋸村ギーコと、狂気の天才科学者・碧井ネロが作り出した改造ゾンビ軍団の戦いを描いたスプラッターアクション漫画。

正式名称
血まみれスケバン・チェーンソー
ふりがな
ちまみれすけばん ちぇーんそー
作者
ジャンル
グロテスク・エログロ
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概要・あらすじ

夏休み明けの始業式の日、科学者志望の女子中学生・碧井ネロは自由工作に「死んでるのに生きているネコ」という狂気の工作を持って現れた。材料に使われたものが同級生のゴッちんが飼っていたネコだということもあり、ネロは報復としてイジメに合うことに。しかし、ネロは逆上し手始めにゴッちんと家族を爆殺。さらに同級生の一人を拉致し改造手術をほどこしゾンビ化し服従させ、次々と同級生たちを改造していく。

最後の一人となったスケバン・鋸村ギーコのもとにもゾンビたちが送られたが、ギーコはチェーンソーを振るい返り討ちに。ネロの凶行を知ったギーコは彼女にケジメをつけさせるべく、チェーンソー片手にネロのアジトを目指すのであった。

登場人物・キャラクター

鋸村 ギーコ (のこむら ぎーこ)

中学三年生のスケバン。中学生ながら酒と煙草を嗜む。セーラー服の下にはサラシとふんどしを着用し、下駄を履いている。解体業「解体のノコムラ」を営む。幼いころ、近所のロリコン犯罪者を返り討ちにし惨殺した。碧井ネロが同級生をゾンビ化したことを知り、ケジメをつけさせるべく戦いを挑む。 武器は改造チェーンソーで、刃先が伸びる「つらぬきのチェーンソー」、刃を飛ばす「撃ちこみのチェーンソー」などの技を持つ。

碧井 ネロ (あおい ねろ)

科学者を志す中学3年生。天才的才能を持つが、陰湿かつ残虐な性格。左目の斜視が特徴。夏休みの自由工作に同級生の飼い猫を使った「死んでるのに生きているネコ」を作ったことがきっかけでイジメにあった。しかし、その恨みを原動力とし、ナチス関連の書籍を読み漁り、自分の帝国を作るため同級生たちを次々と改造死体へと変え「GGZC(ゴアゴアゾンビクラブ)」を組織。 同級生唯一の生き残り、鋸村ギーコを狙っている。

井上 けんじ (いのうえ けんじ)

中学三年生の男子。全身に触手が生えるよう改造されたゾンビ。性欲を満たすことしか頭になくなっている。碧井ネロから改造女を貰うことを目当てに、鋸村ギーコを襲った。

神田 (かんだ)

中学三年生の女子。顎を鉄の歯に改造されたゾンビ。鋸村ギーコに首を切り落とされ、碧井ネロのアジトへの道案内に利用される。最初はギーコに反抗していたが、ネロに切り捨てられ、ギーコ側についた。

爆谷 さゆり (ばくたに さゆり)

中学三年生の女子。前髪で目元を隠した髪型が特徴。手足と陰部にロケットランチャーを内蔵し、全身爆弾に改造されたゾンビ。優等生だったが輪姦され絶望していたところ、碧井ネロに改造され、犯人の男たちを爆殺。力を与えてくれたネロを崇拝している。鋸村ギーコを襲った際、手ごめにされて彼女に思いを寄せるようになり、ネロとの間で思い悩む。

仙崎 麻子 (せんざき あさこ)

女子中学生。機械工作部部長。鋸村ギーコの依頼を受け、彼女のチェーンソーを改造した。その後、水島とともに改造車に乗り、ギーコを助けに碧井ネロのアジトに乗り込んだ。

水島 よしえ (みずしま よしえ)

女子中学生。機械工作部部部員。部長の仙崎のことを敬愛している。仙崎と共に鋸村ギーコを助けに行く。

水亀 ユート (みずがめ ゆーと)

中学三年生の男子。碧井ネロの同級生だが、彼女のお気に入りだったため、拉致されながらも唯一改造されなかった。

キンバリー

中学三年生の女子。金持ちで、「ひとり校内貴族」の異名を持つ。優越感を味わうため、あえて普通の中学校に通っている。幼いころから裕福さをひけからそうとして、トラブルを起こしていた。かつては友人だった碧井ネロの残党四人組に狙われており、鋸村ギーコに助けを求めた。その後、何度か仙崎麻子が開発したパワースーツを着用し、ゾンビと戦っている。

ナグルシファー

中学三年生の女子。ケンカ自慢で有名な不良。「ナグルシファー」はケンカを見た者たちがつけたあだ名。実家は学習塾を経営している。鋸村ギーコとは小学生時代、共にロリコン犯罪者を処刑したころからの付き合い。ギーコと碧井ネロの最初の戦いの際は、留置場にいたため参戦できなかった。 ネロの残党を狩っていたところ、ギーコたちと合流し仲間となる。素手でゾンビたちと渡り合うほどの戦闘力の持ち主。

鉈叉 (なたーしゃ)

モヒカンの女子。碧井ネロに改造されたゾンビの残党。腕の関節が球体関節に改造されており、縦横無尽に鉈を振るって攻撃する。残党四人組の中では最弱と言われている。

里眼 (りーがん)

セーラー服姿の女子。碧井ネロに改造されたゾンビの残党。目が合った者の意識を奪い、体を硬直させる催眠攻撃を使う。そのため、普段は両目を包帯で隠している。ネロの実験的作品であり、その能力が自分に向くことを恐れたネロに処分される前に脱走した。

麻床 (まっしゅ)

ヒッピー風の格好をした女子。碧井ネロに改造されたゾンビの残党。触れたものをキノコの菌床として即死させる能力を持つ。

喰院 (くいーん)

碧井ネロに改造されたゾンビの残党。顔全体が巨大な口に改造されているため、視覚がなく嗅覚を頼りに活動している。知能は低く、食欲のみで動く。

メネシス

ガーディアンズのリーダー格の女子。暴力集団になる前のガーディアンでの活動中、独居老人のガス自殺に巻き込まれて爆死したが、碧井ネロに手によって改造ゾンビとして蘇った。以降、ネロの忠実な配下となり、甲冑に身を包みガーディアンズの標的となった者を殺して回っている。 ルールを遵守する性格で、融通のきかないところがある。

集団・組織

ガーディアンズ

『血まみれスケバン・チェーンソー』に登場する集団。かつては単なる中学生のボランティア集団だったが、復活した碧井ネロがリーダーになってからは、街の不良たちを暴力で排除する中学生騎士団に変貌した。メンバーは甲冑で身を固めた改造ゾンビたちで構成されている。ガーディアンズと書かれたステッカーを貼られた者を悪人と見なし、処刑している。

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