鋼鉄天使くるみ

鋼鉄天使くるみ

介錯の同名漫画を原作とするアニメシリーズ。高橋ナオヒト監督と千羽由利子キャラクターデザインは本作と同じ2009年に『ToHeart』でもタッグを組んでいる。本作の後には、後日談を描いたOVAの他、テレビアニメ第2作目、OVA、実写ドラマが舞台設定や登場人物を変えて作られた。ポニーキャニオン制作の作品を詰め合わせる番組「アニメコンプレックス2」において、『臣士魔法劇場 リスキーセフティ』と共に放送された。

正式名称
鋼鉄天使くるみ
ふりがな
こうてつてんしくるみ
原作者
制作
OLM
監督
高橋 ナオヒト
放送期間
1999年10月5日 〜 2000年4月4日
放送局
WOWOW
話数
24話
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
バトル
 
ラブコメ
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

時は大正元年、帝国陸軍の計画で鋼鉄天使と呼ばれる人型兵器が生み出されようとしていた。しかし軍の意向に逆らった開発者の綾小路鉄男博士が失踪し、計画は中断。そんな折、陰陽師の血を引く少年・神維仲人は肝試しに入った廃墟で美しい少女を見つけ、偶然から口づけをしてしまう。

目覚めた少女・くるみこそ鋼鉄天使であり、仲人をご主人様と認めた彼女は仲人を守護するために戦っていく。

登場人物・キャラクター

神維 仲人 (かぐら なかひと)

日本有数の陰陽師の家系に生まれた少年。内気で、学校の同級生からはいじめられている。呪術は使えないものの潜在能力が極めて高く、そのことが偶然にキスした人造人間の少女・鋼鉄天使くるみを起動させる結果を生んだ。 戦いを望まない優しい性格で、鋼鉄天使であるくるみたちを兵器あつかいしない。

綾小路 鉄男 (あやのこうじ てつお)

科学者。帝国陸軍のもとで人造人間鋼鉄天使を開発していたが、自分の研究成果で人を死なせてしまう軍事利用を嫌って逃亡した。くるみとサキを製作した人物。

サキ

女性型の人造人間鋼鉄天使の1人。綾小路博士によって造られた。くるみの妹にあたる。くるみのキスで起動した。その影響で本来鋼鉄天使がご主人様に向けるような熱烈な好意を姉に抱いている。

カリンカ

女性型の人造人間鋼鉄天使の1人。綾小路博士のライバルである科学者によって造られた。くるみとサキの妹にあたる。くるみたちに敵対する勢力のもとで利用されていたが、戦いに敗れた後のなりゆきで仲人たちと共に暮らすことになる。 仲人とキスをすれば強大な力が得られると勘違いして、唇を狙う。

くるみ

女性型の人造人間鋼鉄天使の1人。綾小路博士によって造られた。サキは妹にあたる。仲人のキスによって起動した。天真爛漫な性格で、ご主人様と認識した仲人に懐いて一途に慕う。兵器としての利用が想定されていた存在であるため高い戦闘能力を備えるが、その力は仲人を護るために使う。

アカデミー

『鋼鉄天使くるみ』に登場する組織。超科学的な人造人間鋼鉄天使の根幹をなす技術の出どころであり、すべての騒動の元凶。カリンカは当初、この組織の配下にあった。

鋼鉄天使 (こうてつてんし)

『鋼鉄天使くるみ』に登場する人造人間。科学と呪術を組み合わせる研究によって創造された、女性型の人工生命。帝国陸軍の計画下で、兵器としての開発が途中まで進んでいた。強い呪力をもつ者がキスをすると起動し、主従契約が成立してご主人様の守護者となる。 くるみ、サキ、カリンカが該当。

天城 礼子 (あまぎ れいこ)

帝国陸軍に属する科学者で、綾小路博士の部下だった女性。博士が姿を消した後に鋼鉄天使の開発計画を引き継いだが失敗し、博士を連れ戻すべく行方を追って襲撃してくる。

クレジット

原作

監督

シリーズ構成

総作画監督

千羽由利子

音楽

佐橋俊彦

アニメーション制作

OLM

原作

鋼鉄天使くるみ (こうてつてんしくるみ)

陰陽道の家に生まれた気弱な少年、神維仲人の視点から、未来の技術により生まれ、使役者の魔力を原動力とするアンドロイド、鋼鉄天使たちの戦いを描いたラブ・コメディ要素の強い長編SFバトルアクション漫画。物語... 関連ページ:鋼鉄天使くるみ

SHARE
EC
Amazon
logo