概要・あらすじ
ふわり町に住む少女ビュティはマスコットの首領パッチと暮らしていた。首領パッチがわがままでうるさく、家の中を汚したりするため、ビュティは手を焼いていた。ビュティに憧れているヘッポコ丸や、マスコット仲間のところ天の助、コパチ達と共に、少し騒がしい日常が過ぎていく。
登場人物・キャラクター
首領パッチ (どんぱっち)
太陽のような姿形で、顔から直接手足が生えている。マスコットと呼ばれる不思議な生物の一種。ビュティの家で飼われ、一緒に暮らしている。わがままでうるさく、家の中を汚したりするため、ビュティは手を焼いている。『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場する。
ビュティ
ピンク色の髪をした14歳の少女。いつも水色の玉飾りがついたイヤリングをしている。謎の生物首領パッチの飼い主で、子供の頃から一緒に暮らしているが、首領パッチのあまりのわがままぶりと予測のつかない行動に手を焼いている。ふわり町に住み、ふわり中学校に通っている。海外にいる兄がいる。『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場する。
ヘッポコ丸 (へっぽこまる)
逆立った髪の少年。ビュティに想いを寄せ、彼女を「ビュティさん」と呼んでいる。何かと理由をつけてはビュティの家を訪れるが、首領パッチに彼女への想いを逆手に取られ、いいように扱われている。『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場する。
ところ天の助 (ところてんのすけ)
ユキに飼われているマスコット。全身がところてんでできている。引っ越してきた早々、「今夜のおともにところてんキャンペーン」と称して、勝手にビュティの家のポストにところてんを入れ、首領パッチは濡れ衣を着せられた。身体が切れても元の通りくっつく。不純物はなるべく体に入れず、毎日天草を日干しして身体に塗り込んでいる。 『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場する。
パンコ
黒髪の少女。初登場時14歳。ビュティの同級生。ビュティからは「パンちゃん」と呼ばれている。なぜか首領パッチを敬愛し、ブリーダーが手を加える余地がないほど魅力的とまで語っている。家業はマスコット専門のエステサロン・ブーブブガーデン。親が不在の時は従業員の破天荒の世話になっているが、彼に対しては辛辣な態度をとることが多い。 首領パッチを敬い盛り上げるというハジケ組の組員第1号。
ユキ
ショートヘアーの少女。初登場時は中学1年生。ビュティの家の向かいに引っ越してきた。ビュティを「ビュティ先輩」と呼んで慕っている。駄菓子屋ふわり商店で首領パッチと初めて出会った。マスコットのところ天の助を飼っている。
リン
ツインテールの少女。初登場時14歳。ビュティの同級生で、ビュティを「ビューちゃん」と呼んでいる。ペットが嫌いで首領パッチにとっては天敵だが、時には共同戦線を張ることもある。小さい頃からモデルの仕事をしている。普段は強気な態度が目立つが、友達の親には気を使ってしまう。また、パンコと2人になると、ホワホワした女の子ノリになってしまう。
破天荒 (はてんこう)
パンコの親が営むマスコット専門のエステサロン・ブーブブガーデンで働くエステティシャン。よくパンコをからかっており、彼女からは辛辣な態度を取られている。パンコの親を「師匠」(おやっさん)と呼んでいる。首領パッチに「役立たず」と言われ、以来何かとそれを意識している。
レム
ふわり町の隣にある毛狩り町に住む女子大生。初登場時19歳。ふわり町からゴミを出しに来た首領パッチと出会い、度々遭遇するようになる。基本的に家でダラダラ派だが、背が高く目つきが鋭いため、ビュティやパンコからはアウトローと誤解されていた。ハンペンというマスコットを飼っている。
ソフトン
海外で暮らしているビュティの兄。帰国してビュティと会うが、姿は描かれていない。首領パッチ曰く、ロン毛サラサラで非の打ち所がない人物だという。『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場する。
コパチ
パンコと暮らしているマスコット。首領パッチ同様、顔に直接手足が生えた体型をしているが、首領パッチより身体は小さい。首領パッチに憧れており、よく一緒に遊んでいる。その後、ヘッポコ丸にもなつくようになった。
ポコミ
髪を二つ結びにした少女。ヘッポコ丸の妹。ビュティや首領パッチとも仲が良く、首領パッチを「パッチン」と呼んで可愛がっている。『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場する。
ベーベベ
パンコの叔父。ウェーブのかかった髪に無精髭を生やした男性。ふわり町のとなりにある毛狩り町にできたブーブブガーデンの2号店に勤めている。その髪型から、首領パッチからは「ワカメ男爵」と呼ばれてしまう。
ハリエット夫人 (はりえっとふじん)
駄菓子屋・ふわり商店のおばさん。常連の首領パッチを「パッチちゃん」と呼んでいる。「ハリエット夫人」は首領パッチが勝手につけた渾名。
その他キーワード
マスコット
首領パッチやところ天の助など、本編に登場する未確認生物の総称。ここ数年新種も増え、ペットとして買う家庭が増えているという。公園にはマスコット達が交流するマスコットコミュニティーができている。
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