アンコール★エリーDoing!

アンコール★エリーDoing!

日本の女子高生エリーこと川口絵理子のロサンゼルス留学を描いた前作『エリーDoing!』の続編。1年間の留学を経て日本に帰国した絵理子と、アメリカに残してきた恋人ビンスことビンセント・メイヤー。そんな2人の恋の行方を軽妙なタッチで描いたラブ・コメディ。「週刊少女フレンド」昭和57年第2号から第4号にかけて連載された作品。

正式名称
アンコール★エリーDoing!
ふりがな
あんこーる えりーどぅーいんぐ
作者
ジャンル
ラブコメ
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概要・あらすじ

恋人であるビンセント・メイヤー(ビンス)との国を隔てた遠距離恋愛に不安と寂しさを隠せない川口絵理子。そんなある日、ビンスが絵理子の高校の英語教師として日本にやって来ることとなった。再会した2人の気持ちはますます燃え上がっていき、いつしか自然と「国際結婚」へと傾いていく。

登場人物・キャラクター

川口 絵理子 (かわぐち えりこ)

18歳の女子高生。ロサンゼルスでの1年間の留学を経て日本に帰国。留学期間中に恋人となったアメリカ人男性のビンセント・メイヤー(ビンス)との遠距離恋愛を成就させて国際結婚する。高校卒業後にはアメリカへ再び渡り、大学に通いながらビンスとの同居を始める。特技はローラースケート。

トレーシー・ブラウン (とれーしーぶらうん)

川口絵理子がアメリカでホームステイしていたブラウン家の長女。日本から来た絵理子とは姉妹のように仲良く接する。勝ち気な性格ゆえにプレイボーイのビル・フレミングとは衝突が絶えず、何度も付き合ったり別れたりを繰り返していた。そのストレスからか定期的に過食し太ってしまうという弱さを持っている。ビルとの間に子供ができたことをきっかけに彼と結婚する。

ビンセント・メイヤー (びんせんとめいやー)

日本人の祖母を持つ、アメリカ人と日本人とのクオーターの青年。テニス部に在籍し、大学のテニス大会で優勝したほどの腕前。短期の英語教師として川口絵理子の高校に赴任する。「人前ではキスをしない」などの日本人の習慣を、「神秘的で面白い」と興味深く思っている。作者の吉田まゆみによると、連載当時に人気のあったプロテニスプレイヤーのビンセント・バン・パタンをモデルにしているとのこと。

ビル・フレミング (びるふれみんぐ)

トレーシー・ブラウンの恋人で、バスケットボール部のエース。気の多いプレイボーイでトレーシーと何度も別れたり付き合ったりを繰り返していたが、トレーシーの妊娠を機に彼女と結婚する。プロポーズの際にトレーシーが「私太る体質なのよ…だから」と表情を曇らせると、「そしたら俺も太るよ。2人してギネスブックに載ったりして」とフォローする優しい一面を持っている。

泰男 (やすお)

ビンセント・メイヤー(ビンス)のいとこで、日本に住んでいる。山下公園で泰男を見かけた川口絵理子は、当時遠距離恋愛中だった寂しさもあり、ビンスの面影を持つ彼に少しだけ心が揺れてしまった。ビンスがいない間、絵理子と何度か日本でデートはしたが、互いに恋愛感情はない。

絵理子の父 (えりこのちち)

川口絵理子の父親で平凡なサラリーマン。絵理子とビンセント・メイヤーの結婚に当初は反対していたが、妻の説得もあり次第に態度を軟化させていった。お固い性格の持ち主だが、アメリカに行った時には金髪の美女を見てデレデレするなどお茶目な一面もある。

絵理子の母 (えりこのはは)

川口絵理子の母親で平凡な主婦。ハンサムなビンセント・メイヤーの事を気に入っており、絵理子との結婚にも最初から賛成し、後押しをした。アメリカ人女性に鼻の下を伸ばす夫を一喝する強気な面もある。

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