猫ピッチャー

猫ピッチャー

野球をする猫の活躍を描くギャグ漫画。4コマ形式で、1回が3頁の構成となっている。

正式名称
猫ピッチャー
ふりがな
ねこぴっちゃー
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
 
野球
レーベル
単行本(中央公論新社)
巻数
既刊16巻
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概要・あらすじ

主人公は野球をする猫。小さな体から放つ剛速球をかわれ、井狩監督が率いるヨリウミニャイアンツに入団した球界初の猫投手ミー太郎の活躍や日常が、ほのぼのとしたタッチで描かれる。

登場人物・キャラクター

ミー太郎 (みーたろう)

ヨリウミニャイアンツに入団した球界初の猫投手。1歳のオス。白猫。肉球でボールを握っているため変化球は投げられないが、小さな体から放つ剛速球で打者を翻弄する。先発完投型。回が終るごとに眠るのがスタミナの秘訣。猫なので習性には逆らえず、バットで爪をとぐことも。右投げ右打ち。背番号は「222」。身長が大変低いため、ストライクゾーンが小さい。

山田 ユキ (やまだ ゆき)

ミー太郎の飼い主の女の子。16歳。野球好きの一家で育ち、父や兄から教わった野球をミー太郎に教えた。ミー太郎を球場に送り迎えしたり、遠征時の荷物作りをしてあげている。

井狩 (いかり)

ヨリウミニャイアンツの監督。「ニャイアンツだから猫を入れよう」というオーナーの冗談を真に受け、テレビの「おもしろねこ動画」番組で紹介されていたミー太郎をスカウトする。ミー太郎には基本的に厳しいが、生真面目な性格ゆえの愛情の裏返しでもある。

平野 (ひらの)

ヨリウミニャイアンツのキャッチャー。ミー太郎とバッテリーを組むことが多い。ミー太郎が猫なのでサインに尻尾などがいちいち反応してしまうことに少し悩んでいる。

オーナー

ヨリウミニャイアンツのオーナー。新年会の冗談で、井狩監督に「ニャイアンツにちなんで猫を入れよう」と提案した張本人。まさか本気にするとは思っていなかった模様。

山村 (やまむら)

ヨリウミニャイアンツのベテラントレーナー。数多くのピッチャーのマッサージをしてきたが、猫投手ミー太郎の肩をどうしていいのかわからず悩む。

山本 (やまもと)

ヨリウミニャイアンツのリリーフ投手。ミー太郎の飼い主山田ユキちゃんがミー太郎が先発であることを忘れて球場につれていかなかったため、急遽先発を務めた。

短木 (たんき)

ハヤイゾタイヤーズの監督。大変怒りっぽい性格。先発がミー太郎である可能性を考慮し忘れ、猫好きだけでスタメンを固めてしまったため、総崩れになってしまう。

ビッグ・マックス (びっぐまっくす)

ハヤイゾタイヤーズの新外国人選手。猫好きの多いタイヤーズの中で、唯一の犬好き。ミー太郎対策として短木監督に期待されるが、時差ボケでまったく打てなかった。

加藤 (かとう)

セロリーグの塁審。猫を飼っているためか、球場でもノミとりぐしを持っている。ミー太郎にノミがいて投球に集中できなくなってしまった時、ノミをとってくれた。

大嶋 (おおしま)

ヨリウミニャイアンツの四番打者。ミー太郎が彼の豪快なホームランを打つ姿に憧れ、自分もホームランを打ちたいと主張し始めたことがある。

鳥川 (とりかわ)

ヤキトリスズメーズの監督。折れたバットで爪を研いでいたミー太郎を見て、自軍にあった折れたバットを持ってきてくれた。

柵越 (さくごえ)

浜辺ベニスターズの選手で、セロリーグのホームラン王。トラの助という虎猫を飼っていたが、ミー太郎との対決の日に亡くしてしまい、涙で視界がにじんで打てなくなってしまう。

トラの助 (とらのすけ)

浜辺ベニスターズの柵越選手が飼っていた虎猫。とても可愛がられており、柵越選手はトラの助に今年のセロリーグホームラン王になることを約束していた。

書誌情報

猫ピッチャー 16巻 中央公論新社〈単行本〉

第14巻

(2022-09-08発行、 978-4120055676)

第15巻

(2023-04-07発行、 978-4120056499)

第15巻

(2023-04-07発行、 978-4120056505)

第16巻

(2024-02-09発行、 978-4120057434)

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