クマのプー太郎

クマのプー太郎

中川いさみによる同名の4コマ漫画作品『クマのプー太郎』をアニメ化。原作のキャラクターを活かした、アニメオリジナルのメルヘンチックな短編が3本立てで放送された。次回予告のあとには、おまけとして原作を再現したショートムービーが流れる。

正式名称
クマのプー太郎
ふりがな
くまのぷーたろう
原作者
制作
スタジオディーン
監督
ムトウ ユージ
放送期間
1995年4月26日 〜 1996年3月29日
放送局
フジテレビ
話数
30話
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
動物擬人化
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概要・あらすじ

とある町へ引っ越してきたプー太郎は、新居に着くなりおかしな隣人たちの訪問を受け、引っ越し蕎麦を振る舞うも、来客たちが引き起こしたガス爆発事故で自宅を失ってしまう。それ以来、プー太郎は仲間たちとともに、おかしな日常を過ごすことになるのだった。

登場人物・キャラクター

プー太郎 (ぷーたろう)

皮肉屋で憎たらしい性格ではあるが、作中では唯一と言っていい常識人。いつもしあわせウサギや「カラオケざる」にまとわりつかれ、なにかにつけて騒動に巻き込まれては、酷い目に遭う。第1話でどこかからか引っ越してくるが、これはアニメ版だけの設定。

しあわせウサギ

いつも小さな幸せを探している。特に何かの隙間に身体の一部を挿入することに幸せを見出す傾向があり、耳や尻尾を隙間に入れると、この上ない恍惚感を覚える。

カラオケざる

その名の通りカラオケが大好きで、ライトを見るとスポットライト、ちゃぶ台を見るとお立ち台というように、カラオケに関連しそうなものを連想し、「○○を歌ってもいい?」と聞いてくるが、必ず歌う前に拒否される。 なお、歌いたい曲はいつも昭和の歌謡曲か演歌である。

ウッシー

引っ越してきたプー太郎と初めて会った人物。基本的に無口で目立たず、たまに口を開いても、喋りが遅すぎて、何を言っているか認識されないことが多い。原作では猛牛のように怒りっぽい性格に描かれることが多い。

双子の兄弟 (ふたごのきょうだい)

兄弟してチョンマゲ・口髭・ブルマー一丁という、奇抜な格好で突然現れる。そして発見したものに対し「あれは○○だね、双子の弟?」「そうだね○○だね。双子の兄」といった定型の会話をして去っていく。一見、兄弟で共通の認識を確認し合っているように思われるが、実は弟は表面上同意はしていても、内心若干のズレがあったことを心の中で吐露している。

車掌 (しゃしょう)

常に口を半開きにして、笑顔を絶やさない、馴れ馴れしい男。アニメでは便宜上、車掌とは呼ばれているものの、いつもまくわうり刑事と行動をともにし、警官や歯科医など、さまざまな仕事をしている。また、まくわうり刑事の難解な言語を日本語にする通訳係でもある。

まくわうり刑事 (まくわうりでか)

文字通り、まくわうりから手足が生えたような風体の刑事。独特すぎる言語感覚の持ち主で、その意図を読み取れる者は、いつも一緒にいる車掌のみである。

ロジャー

プー太郎がマンホールに落ちたときに発見した、ツボから出てくる謎の生物。ツボをこすると蛇のような身体を伸ばして登場。願い事をなんでも叶えてくれることになっているが、こするのを止めるとすぐに引っ込んでしまうため、願い事を聞き届けることはない。

ヒーン親父 (ひーんおやじ)

ちょっとした物音を聞いたり、気持ち悪いものを見るだけで「ヒーン」と泣く。この性格から、意地悪をされて泣かされることが多い。原作では「泣き虫親父」の名で登場。また、アニメでは銃を持たせたら天才と言われている。

ホロホロ鳥 (ほろほろどり)

会った人物が悲しい目に遭うたびに共感し、その光景を歌にして、愛用のギターで奏でる。

クレジット

原作

監督

脚本

,

作画監督

畑良子

音楽

玉麻尚一

アニメーション制作

スタジオディーン

原作

クマのプー太郎 (くまのぷーたろう)

愉快なキャラクターたちが繰り広げる4コマギャグ漫画。 関連ページ:クマのプー太郎

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