GU-GUガンモ

GU-GUガンモ

細野富士彦の代表作の一つである少年ギャグ漫画を、東映動画がアニメ化。ニワトリのような生物ガンモが巻き起こす騒動を、ハチャメチャギャグ満載で描いている作品。

正式名称
GU-GUガンモ
ふりがな
ぐーぐーがんも
原作者
制作
東映動画
放送期間
1984年3月18日 〜 1985年3月17日
放送局
フジテレビ
話数
50話
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
動物擬人化
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概要・あらすじ

小学三年生の少年佃半平太はある日、姉の佃つくねと姉弟喧嘩の弾みで、飼い始めた文鳥に逃げられてしまった。佃つくねは逃げた文鳥の替りに道端で発見した大きなな卵を持ち帰るが、その中から出てきたのはニワトリのようでニワトリではない、人間の言葉を話す不思議な生き物だった。

ガンモと名付けられたその生き物はペットとして、ちゃっかり佃家に居候を決め込み、様々な騒動を巻き起こすのだった。

登場人物・キャラクター

佃 半平太 (はんぺん)

大江戸小学校に通う小学三年生の少年。姉の佃つくねが道端でみつけた大きな卵から孵化したガンモの飼い主。成績もイマイチで喧嘩も弱く、頼りないがガンモとはペットと飼い主を超えた友情を築く。 周囲からハンペンと呼ばれることには納得出来ず、しばしば「オレは半平太だ!」と反論するが、無視されてしまう。未だにおねしょもしている事は、周囲には秘密にしている。通っている大江戸小学校では、クラスメイトの市ヶ谷さゆりに憧れ、ガキ大将の西郷 敏満には目の仇にされている。

ガンモ

佃半平太の姉佃つくねが道端で見つけた大きな卵から孵化した謎の生物。一見ニワトリのようだがニワトリではなく、人語を解し話す能力を持つ。低速ながらも飛行能力があるが、高所恐怖症なので低空しか飛べない。 飛行時に重心のバランスを取るために、特性のスニーカーを履いている。性格はおっとりして、のんびり屋。コーヒーが人間にとってのアルコールと同じ生理作用を起こすので飲むと酩酊し、かなりの酒乱である。頭の上にあるトサカを掴まれると、力が出なくなる。 佃半平太の家にペットとして居候しているが、大江戸小学校 にも無理矢理登校している。ガンモという名は、佃半平太の母がおでんの具にちなんでつけた。 佃半平太のクラスメイト市ヶ谷さゆりのペットのカラスデジャブーとはライバルの関係。

松任屋 弓子 (まっとうや ゆみこ)

佃半平太の通う大江戸小学校のクラスメイト。陰険な性格の少女で、同じクラスメイトの市ヶ谷さゆりやリンダ・スカイラークなどの可愛い女子を眼の仇にして嫌がらせをする。実家は乾物屋で、リンダ・スカイラークからは「ナットー屋」と呼ばれている。

デジャブー

佃半平太のクラスメイト市ヶ谷さゆりのペットであるカラス。蝶ネクタイをするお洒落な鳥であり、肥満体のガンモをいつもバカにしている。せっかちな性格で口も悪いが、ガンモとはライバルであり、喧嘩友達でもある。 飼い主の市ヶ谷さゆりに想いを強く持っているが人語を話せないため、人語を話すガンモに嫉妬している。

藤田 カシオ (ふじた かしお)

佃半平太の通う大江戸小学校のクラスメイト。勉強熱心なガリ勉少年。一流の学校に進学して、一流企業に就職する人生設計を既に決めている。クラスメイトの西郷 敏満とは性格が合わず、同じく敵対している佃半平太と協力して対決することもある。

リンダ・スカイラーク (りんだすかいらーく)

佃半平太の通う大江戸小学校のクラスメイトである、アメリカ人の少女。江戸っ子のようなべらんめぇ口調で話し、「ダッセェ~」が口癖。さばさばした性格で佃半平太をハンペンと呼んで、世話を焼くこともしばしば。 ローラースケートが得意。

佃 つくね (つくだ つくね)

佃半平太の姉。粗暴な性格の中学生。弟の佃半平太に対して横柄な態度で接し、喧嘩になるといつも勝つ。その際、タマ砕きという技を使って悶絶させる。惚れっぽい性格で、すぐに一目惚れする。

西郷 敏満 (さいこう としみつ)

佃半平太の通う大江戸小学校のガキ大将。腕力が強く、横暴だが実は繊細で潔癖症のためにトイレ掃除に並々ならぬ情熱を見せる。鼻息だけで金魚すくいが出来る特技もある。自分と瓜二つの顔をした、より子という妹がいる。 弱点は芋虫。

大江戸小学校 (おおえどしょうがっこう)

『Gu-Gu ガンモ』に登場する学校。佃半平太や市ヶ谷さゆり、リンダ・スカイラークなどが通っている。佃半平太 と無理矢理登校してきたガンモは事実上児童扱いされている。佃半平太達のクラスの担任は、コアラのパンティを愛用している紀子先生。

市ヶ谷のばあや (いちがやのばあや)

佃半平太のクラスメイト市ヶ谷さゆりの祖母。本名は不明。海外在住の両親に替って、孫娘である市ヶ谷さゆりの教育、生活全般の面倒を見ている。プライドが高く、孫へのしつけも厳しい。年齢は七十代だが、動きは素早く、スクーターを乗り回す行動派。

市ヶ谷 あゆみ (いちがや あゆみ)

佃半平太の隣家に住む資産家の娘で、同じ大江戸小学校に通うクラスメイト。容姿は可愛いが、虚栄心と支配欲の強い少女。自分に憧れる佃半平太を手玉に取り、ガキ大将の西郷 敏満の腕力を自分の支配欲に利用するために、交際を申し込むこともあった。 同じくクラスメイトの松任屋 弓子とは犬猿の仲。祖母である市ヶ谷のばあやと同居しており、カラスのデジャブーをペットとして飼っている。酷い音痴だったが、特訓して克服した。

その他キーワード

タマ砕き (たまくだき)

『Gu-Gu ガンモ』に登場する技。 佃半平太の姉佃つくねが姉弟喧嘩の時の決め技として使う。「必殺タマ砕き!」の掛け声と共に、床に倒した佃半平太の股間を足で連続して踏みつける。

クレジット

原作

シリーズディレクター

脚本

作画監督

香西隆男

音楽

小笠原寛

アニメーション制作

東映動画

原作

GU-GUガンモ (ぐーぐーがんも)

正体不明のニワトリモドキの生物ガンモが、小学3年生の佃半平太の家にペットとして居候し、佃家の家族・友人・鳥類たちと巻き起こすてんやわんやの日常を描く、ドタバタギャグ漫画。小学館「週刊少年サンデー」19... 関連ページ:GU-GUガンモ

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