ハピネスチャージプリキュア!

ハピネスチャージプリキュア!

TVアニメ「プリキュアシリーズ」の第11作目『ハピネスチャージプリキュア!』のコミカライズ作品。TVアニメで放映されたストーリーを概略化してなぞる内容。中学2年生の女子・愛乃めぐみ、白雪ひめをはじめとするプリキュアと、世界を破滅に追いやろうとする幻影帝国の戦いを描く。原作者とされている東堂いづみは、東映アニメーションが用いる共同ペンネーム。

正式名称
ハピネスチャージプリキュア!
ふりがな
はぴねすちゃーじぷりきゅあ
漫画
原作
ジャンル
アクション
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概要・あらすじ

ぴかりが丘学園に通う中学2年生女子・愛乃めぐみは、ある日、商店街で買い物中、白雪ひめと妖精リボンから、プリキュアに変身してパートナーになって欲しいと頼まれる。幻影帝国から世界を守る戦いをしているプリキュアに憧れていた愛乃めぐみは、喜んでその誘いを受けるが、その最中に幻影帝国ナマケルダによる攻撃が始まってしまう。

キュアプリンセスに変身した白雪ひめは、弱い「ダメダメプリキュア」だった。しかし弱くても勇気を出して立ち向かおうとするキュアプリンセスの姿に励まされた愛乃めぐみは、キュアラブリーに変身して共に助け合って戦うことを決意する。

登場人物・キャラクター

愛乃 めぐみ (あいの めぐみ)

ぴかりが丘にあるぴかりが丘学園に通う中学2年生女子。元気で優しく、誰とでも仲良くなれる性格。白雪ひめと妖精リボンに資質を見出され、プリキュアのキュアラブリーに変身するようになる。地球の神ブルーに憧れを抱くが、後にブルーがミラージュに思いを残していることを知り、身を引く。 相楽誠司とは幼馴染。

白雪 ひめ (しらゆき ひめ)

ブルースカイ王国の王女。本名はヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ。クイーンミラージュが封印されていたアクシアの箱を開けてしまったためにブルースカイ王国が幻影帝国に乗っ取られてしまい、以降プリキュアのキュアプリンセスに変身して戦いながら、共に故郷を取り戻すために戦ってくれるパートナーを探していた。 性格は一見尊大だが、実は内気で引っ込み思案。また自分が幻影帝国を復活させてしまったという経緯から、罪悪感にさいなまれている。妖精リボンと共に愛乃めぐみを見出し、パートナーとして助け合いながら戦う。ぴかりが丘のブルースカイ王国大使館で暮らすようになってからは、白雪ひめと名乗り、ぴかりが丘学園に通うようになる。

大森 ゆうこ (おおもり ゆうこ)

ぴかりが丘にあるぴかりが丘学園に通う中学2年生女子。愛乃めぐみの友人。料理が得意で、好きな食べ物は蜂蜜。愛乃めぐみに先んじてプリキュアのキュアハニーに変身して幻影帝国と戦っていた。何事にも動じず、自分自身を理解している落ち着いた性格。

氷川 いおな (ひかわ いおな)

ぴかりが丘にあるぴかりが丘学園に通う中学2年生女子。愛乃めぐみとは隣のクラス。姉・氷川まりあもプリキュアのキュアテンダーとして戦っていたが、ファントムとの戦いで妹を庇い、行方不明になってしまった。姉がいなくなってしまったことは、アクシアを開放した白雪ひめが大本の原因であると考え、彼女にきつくあたっていたが、白雪ひめの素直な謝罪によって心を許し、共闘するようになる。

リボン

ブルースカイ王国の王女・白雪ひめのお世話役を務める妖精。丁寧な口調で喋る。料理が得意でしっかり者だが、人情の機微にはやや疎い。

ブルー

地球の精霊。プリキュアたちには「神さま」と呼ばれている。美しい青年の姿。心優しく穏やかな性格。戦う力を持たないが、プリキュアたちに変身アイテムなどを授けてバックアップしている。ミラージュとは、300年前彼女がプリキュアだったときの恋人同士。

相楽 誠司 (さがら せいじ)

ぴかりが丘にあるぴかりが丘学園に通う中学2年生男子。愛乃めぐみの幼馴染。空手をやっている。愛乃めぐみがプリキュアだということを知って以来、陰ながら協力をしている。後にレッドによって操られ幻影帝国の戦士となってしまうが、プリキュアの浄化の力によって洗脳を解かれた。

氷川 まりあ (ひかわ まりあ)

氷川いおなの姉。プリキュアのキュアテンダーとして幻影帝国と戦っていた。しかしファントムとの戦いで妹を庇い、行方不明となる。(漫画版では具体的に何が起きたのかは描写されていない)。

レッド

鏡の中の人物ディープミラーとして、クイーンミラージュに助言を与えてきた幻影帝国の黒幕。ブルーの兄。ブルーとよく似た面差しの美しい青年。

クイーンミラージュ

幻影帝国の女王。左目の下に涙型の模様がある少女。正体は300年前、ブルーと共に当時の悪と戦っていたプリキュアのキュアミラージュ。しかし神として博愛を義務受けられたブルーとの間にすれ違いが生まれ、悪の女王となってしまった。その後ブルーの手によってアクシアに封印されるが、白雪ひめがアクシアを開けてしまったために解放され、幻影帝国を作って世界中に侵攻を開始する。

ファントム

幻影帝国の戦士。少年の姿をしている。プリキュアハンターを名乗り、全てのプリキュアを滅ぼそうとしている。その正体はキュアミラージュの妖精ファンファン。ミラージュを傷つけたブルーを特に憎んでいる。幻影を操る力によって、キュアラブリーにそっくりなアンラブリーに変身することができる。

ナマケルダ

幻影帝国の幹部の一人。長髪の男性。ぴかりが丘に攻撃をしかけ、キュアラブリーと戦う。

オレスキー

幻影帝国の幹部の一人。軍服風の服を着た強面の男性。ぴかりが丘に攻撃をしかけ、キュアプリンセス、キュアフォーチュンらと戦う。

ホッシーワ

幻影帝国の幹部の一人。小柄な女性。漫画版では台詞がなく、また名前も登場しない。

集団・組織

幻影帝国 (げんえいていこく)

『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する組織。アクシアに封印されていた者たちがクイーンミラージュに率いられてつくった組織。世界に不幸をもたらすことを目的に、世界中に攻撃をしかける。

場所

ぴかりが丘 (ぴかりがおか)

『ハピネスチャージプリキュア!』の舞台となっている町。愛乃めぐみ、白雪ひめ、大森ゆうこ、氷川いおな、相楽誠司たちが住んでいる。ブルースカイ王国の大使館がある。

ブルースカイ王国 (ぶるーすかいおうこく)

『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する場所。白雪ひめの故郷である小国。アクシアを祀り、祈りを捧げていた。ブルーもまたこの国にいた模様。白雪ひめがアクシアの封印を解いて以来、幻影帝国に支配されている。

その他キーワード

アクシア

ブルースカイ王国で祀られていた小さな箱。世界に仇なす者たちが封印されている。元は「シャイニングメイクドレッサー」という名前で、キュアミラージュがブルーと共に悪を封印していた。

プリキュア

『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する用語。本作におけるプリキュアは、世界中に存在しており、一般人にも活躍を広く認知されている。正体を知られないようにする、恋愛禁止など、プリキュアとなった者が守らなくてはならないルールがいくつか存在している模様。

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