概要
船が難破して、クマソ国へ流れ着く。殺されそうになるところを、ヒナクの病気を治して部落の一員となる。実はヒミコの軍勢の斥候で、ヒナクと婚礼をあげた夜、祝いの酒で油断しているときに軍勢に合図を送る。部落が皆殺しにあう中、ヒナクをつれて逃亡する。火山の噴火で、ヒナクとともに周りを崖で囲まれた窪地に閉じ込められ、隔絶された空間で子孫を作る。
関連人物・キャラクター
ヒナク
クマソ国に住むウラジの妻。くされ病(破傷風)で助からないと思われていたが、グズリの治療で回復する。ヒミコの軍勢が部落を襲い、グズリにつれられ逃げ出し、部落再興のためにグズリの子どもを産む。火山の噴火で、子どもを死なせ、正気を失ったあげくグズリとともに周りを崖で囲まれた窪地に閉じ込められる。
関連キーワード
ヤマタイ国
『火の鳥 黎明編』に登場する古代国家。巫女、ヒミコが治める国。ヒミコの呪い(まじない)によってすべてを決定し、周りの国も従えるほどの勢いを持つ。イザ・ナギのクマソ国を滅ぼすが、大陸から渡ってきた高天原族によって滅ぼされる。