フォーチュン+ブリゲイド

フォーチュン+ブリゲイド

主戦闘騎兵という架空の人型兵器が主戦兵器として活躍する世界を舞台に、少年兵のミゥラ・クローバーと謎の力を持つ少女・テュケの出会いを描いたSFファンタジー戦記。綿密に練りこまれた主戦闘騎兵の設定やメカニック描写、さらにSF作品でありながら「主戦闘騎兵は複数機編成でもフリゲート艦(小型護衛艦)の火力に及ばない」「主戦闘騎兵の操縦には複数人の役割分担が必要」など現実味のある設定も魅力。webコミック誌「MAGNA」2007年4月号より連載された。サイトの配信終了に伴って2008年11月28日の掲載を最後に打ち切りとなり、ここまではコミックスが刊行されている。その後、作者である松田未来の同人作品『フォーチュン+ブリゲイトIVa・b』が発表され、物語は完結した。

正式名称
フォーチュン+ブリゲイド
ふりがな
ふぉーちゅん ぶりげいど
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

山奥の小さな村に生まれたミゥラ・クローバーは、侵略を受ける祖国を守るため従軍する。しかし初めての戦場で、所属軍は主戦闘騎兵を操る敵軍に対してなす術もなく壊滅。ミゥラも主戦闘騎兵の恐ろしさを思い知るのだった。そんな折、主戦闘騎兵の闊歩する戦場で、ミゥラはテュケという一人の少女と出会う。ミゥラはせめてテュケを守るため、そして己のなすべきことをなすため、義勇軍「ネメシス隊」に所属し、自らも主戦闘騎兵に乗り込んで戦闘に身を投じていく。

登場人物・キャラクター

ミゥラ・クローバー (みぅらくろーばー)

金髪をオールバックになでつけた髪型が特徴の少年兵。元々、国民突撃大隊白中隊第3小隊国民二等兵として戦場に出たが、ヴィレル・ヴォカージュ市で行われた戦闘で所属軍が半解体状態になり、戦場に取り残される。その後主戦闘騎兵に見つかり、殺されかけるも相手の銃が暴発。九死に一生を得て生き残り、戦場で出会ったテュケを連れて戦場から離脱した。 非常に素直な性格で、誰とでもすぐに打ち解けられる不思議な魅力を持っている。戦闘兵としての力量に突出したものはないが、射撃の腕前には天性の才能を持つ。

テュケ

軍から放り出されたミゥラ・クローバーが出会った少女。燃えるように紅い瞳とウェーブのかかった美しく長い銀髪が特徴。あまり言葉を発さず、感情を表に出すことがない。敵軍の主戦闘騎兵に襲われて命の危険があるような状況下でも、きょとんとした表情のまま佇むなど、どこか俗世離れしている。また、何か秘密を抱えている様子で、助けてくれたミゥラに対し「自分に近づいては命が危ない」と告げる。

グレン・ラトランズ (ぐれんらとらんず)

義勇軍「ネメシス隊」の隊長。階級は少佐。市民主義軍の主戦闘騎兵に襲われていたミゥラ・クローバーとテュケを助けたことで、2人と知り合う。短いボサボサの頭髪に太い眉、もみあげまでつながった無精ひげを生やした飄々とした性格の男性。テュケを守るために隊に入りたいというミゥラを受け入れ、共に戦場に立つ。

カール

義勇軍「ネメシス隊」に所属する傭兵の一人で砲手を務める。階級は中尉。頬のこけた長い顔に、メガネをかけた優し気な風貌の男性。穏やかで謙虚な性格だが射撃の腕前は一流で、戦争が始まる前は射撃競技(バイアスロン)の国内王者だったという過去を持つ。新たに加入したミゥラ・クローバーに射撃を基礎から教えた。

シルフィ・ワレラ (しるふぃわれら)

義勇軍「ネメシス隊」に所属する傭兵の一人で主に操縦手を務める。階級は軍曹。ショートボブの髪型の快活な女性。いわゆる姉御肌の人物で、周りからの信望も厚く、ムードメーカーのような存在になっている。新しく加入したミゥラ・クローバーとテュケのやり取りを微笑ましく見守りながら、時に関係向上のアドバイスをしたり、何かと世話を焼きたがる。 実家は髪結いを営んでいた。

ギュンター

義勇軍「ネメシス隊」に所属する男性。面長で、ウェーブがかった長い髪に小さな丸メガネをかけている。階級は中尉。芸術系の大学出身で看板職人になるのが夢だったが、学徒動員によって兵役に駆り出された。特技を活かして、主戦闘騎兵のペイント、エンブレムのデザインを手掛ける。

アンドリュウ・ド・アルナスル (あんどりゅうどあるなする)

市民主義軍に籍を置く褐色の男性。付き人であるジョバンニからは「殿下」と呼ばれている。主戦闘騎兵のなかでも扱いが難しいスピゴットに搭乗できるだけの手腕を誇り、兵士として非常に優秀。また執政官とはかなり密接な関係にあり、その腕を買われて度々特殊な任務を授かっている。

ジョバンニ

市民主義軍のなかでもアンドリュウ・ド・アルナスルの片腕として仕える人物。アンドリュウのことを「殿下」と呼び、ただの上司と部下の関係ではない様子を見せる。長い髪を大きく太い三つ編み状に束ねた髪型で、物腰は柔らかで冷静沈着。時に無茶な暴れっぷりをするアンドリュウを諫める役割も果たす。

執政官 (しっせいかん)

タイトなドレススーツに身を纏い、後ろ髪を三つ編み状に編み込んでお団子にした髪型の女性。名前は登場せず、単純に肩書きで呼ばれる。アンドリュウ・ド・アルナスルにサジタリオ連盟王国の十二王家の王族拿捕と「女神の銀環」の調査を命じ、その褒章として国ひとつを与えるとまで豪語する。ちなみに執政官とは共和制国家の内政・軍政などを司る政務官のことで、事実上の支配者であり、軍部の最高司令官にあたる。

イゾルデ=ド=カメラルシダ (いぞるでどかめらるしだ)

サジタリオ連盟王国軍を束ねる老年の将軍。テュケのことを「女神の銀環」と呼び、その力を手中に収めて戦争を勝利に導こうとする。しかしその思惑は祖国の正義のためというより、自分が救国の英雄たらんとする野心から来るものであった。義勇軍「ネメシス隊」にいるテュケを見つけると、強引にその身柄を接収。さらに「ネメシス隊」の装備をはく奪し、監禁した。

コシェル・ハーゼンフース (こしぇるはーぜんふーす)

サジタリオ連盟王国十二王家のうちのひとつ、ハーゼンフース家の第七王女。王都陥落の際に髪を切り、少年風の恰好をして逃げ延びるも、その後市民主義軍の避難民狩りにあって正体がバレてしまう。偶然その場に居合わせたミゥラ・クローバーによって助けられ、その後行動を共にする。

ジグムント・ジルヴァ (じぐむんとじるゔぁ)

サジタリオ連盟王国が誇る最強の騎士団「長槍と胸甲」の副長を務める男性。茶色がかった長い髪を後ろで束ねた髪型が特徴。市民主義軍の攻撃を受ける義勇軍「ネメシス隊」の窮地に遭遇して援護を行う。その後、戦闘で負傷したグレン・ラトランズの代役を務めて一時的に「ネメシス隊」の指揮を執った。過去に「長槍と胸甲」に所属していたグレンとは浅からぬ因縁がある。

ベルタ

サン・シャモンに住んでいたグレン・ラトランズの恋人。ポニーテールの髪型がよく似合う快活な少女。生まれ故郷であるサン・シャモンを愛し、その町が交易自由都市であること、そしてグレンも所属する騎士団「長槍と胸甲」が配属されていることから、戦火に巻き込まれることはないと信じていた。しかし、市民主義軍の侵略を受け、行方不明となる。

ドミトリー・タンザナイト (どみとりーたんざないと)

市民主義軍技術局直属実践評価部隊に所属する男性。階級は技術大尉。斜めに分けたサラサラの黒髪とオート型のメガネやサングラスをかけている。物腰は柔らかで知的な雰囲気を見せるが、実戦部隊に着任して早々に基地内でカイラーを相手取り、新型主戦闘騎兵ギアツィントを暴れさせるなど破天荒な人物。常にアイルーシャを従えている。

アイルーシャ

ドミトリー・タンザナイトに付き従っている女性。紫がかった長いストレートヘアに、困ったような眉と伏し目がちの大きな瞳が特徴。常に黒いマントを羽織っており、呼ばれたらすぐに駆け付けてドミトリーに寄り添う。また、人混みの中を音もなくすり抜ける俊敏さを持つ。そのため、執政官からは「飼い猫」と呼ばれているが、本人は気にしていない。 発言は少なく、ほとんどドミトリーとしか会話を交わさない。「女神の銀環」の力を感じ取る不思議な能力を持つ。

チル婆ぁ (ちるばぁ)

アルナスルの地方の村に住む老婆。村一番の年寄りで薬などを作っている。テュケと同じく紅い瞳を持っているが、本人が言うにはロマニシエル本流に連なる血筋ではないという。義勇軍「ネメシス隊」が目指す青の地のことを知り、テュケにその逸話を話した。

ジドウィ・ゲミシュト (じどうぃげみしゅと)

ラグシウム総督の第一秘書を務める男性。前髪を眉の上できれいに刈りそろえた、顎髭を生やしている。義勇軍「ネメシス隊」のシルフィ・ワレラとは昔なじみで、シルフィにとって優しく頼れるお兄さん的な存在だった。戦争で生まれ故郷が焼かれて以来行方不明になっていたが、ある時シルフィと再会。しかし、久々の再会にも表情ひとつ変えず、冷静に対処する。 総督と共に裏で市民主義軍とつながっており、何かを企んでいる。

集団・組織

市民主義軍 (してぃいずむ)

サジタリオ連盟王国を侵略している敵軍。平等主義や市民主義を掲げるノイン・スプラウト共和政連邦軍のこと。自称しているわけではなく、サジタリオ連盟王国軍側からの呼び名。

ネメシス隊 (ねめしすたい)

正規軍の敗残兵を集めて組織された義勇軍のひとつ。戦場の生ける伝説と化しているマダンを主力として、困難を極める戦場に姿を現しては勝利をもぎ取っていく伝説の傭兵団。主目的は戦争難民の保護であり、中立国へ逃がすために南下を続けている。

噴進突撃隊 (らけーたしゅとるもゔぃーく)

市民主義軍が組織している一部隊。重ロケット弾を使った広範囲攻撃を得意とする。背部に装備した使い捨ての噴進翼によって遠距離から高度跳躍で目的に接近、格闘戦に持ち込んで敵を撃破するといった、遠距離・近距離双方の戦いに適した戦闘スタイルが持ち味。基本的に多くの主戦闘騎兵は格闘戦を想定していないため、この戦略でサジタリオ連盟王国軍はかなりの被害を被っている。

長槍と胸甲 (うーらんくーらす)

かつてグレン・ラトランズが所属していた王国騎士団。各地から集められた腕利きの精鋭で構成されており、最新鋭機体であるマダンを複数機所有、名実ともに最強の軍団とされている。戦線が開かれて以来連戦連勝を続けていたが、唯一サン・シャモンの戦役では酷い損害を受けた過去があり、これが戦況を大きく左右することとなった。

場所

ヴィレル・ヴォカージュ市 (ゔぃれるゔぉかーじゅし)

サジタリオ連盟王国内、サテュロスの東に位置する街。高速基幹鉄道の駅がある栄えた街だったが、市民主義軍の侵略によって戦場となる。この街の東街区でミゥラ・クローバーとテュケ、また義勇軍「ネメシス隊」が出会った。

サジタリオ連盟王国 (さじたりおれんめいおうこく)

サジタリオ央国、アルナスル、アルカブ、アルベルド、カウス・ボレアリス、カウス・メディア、ガウス・アウストラリス、ケイロン、ヌンキ、アスケラ、サトゥロス、ビル=サグという12の小国家から成り立つ連盟国家。数年前にカウス・メディアの統治が崩れ、近衛師団が壊滅したことをきっかけに国境が破たん。1年前にカウス・ボレアリスの要所であるサン・シャモンへの侵略を許した後、現在は王都であったサジタリオ央国を含む大部分を市民主義軍に占領されてしまっている。

サン・シャモン (さんしゃもん)

サジタリオ連盟王国内、カウス・ボレアリスの東に位置する街。大きな河川が2つに分かれる分岐点にあり、その地域性から交易条約によって交易自由都市として保護されていた。しかし、1年前の戦役で市民主義軍による侵略を受け、壊滅した。

青の地 (あずーら)

サジタリオ連盟王国が発祥した地とされ、長らく王領管轄地として封印されている場所。コシェル・ハーゼンフースが義勇軍「ネメシス隊」の難民たちの避難先として、そして新しい国の礎として難民たちに開放すると宣言した。コシェルいわく、豊かで肥沃な土と清い水、深い森を抱える地で、触れられるのは王国に真の危機が迫った時のみだという。 テュケは青の地が自分の母親の生まれた場所であると語っている。

ラグシウム

巨大で美しい港町。青の地とつながる唯一の橋を持つ。800年も前から「聖地の玄関口」としての役割を保ってきたほか、サジタリオ連盟王国の海上交易を一手に担ってきた要所。船舶建造なども手掛ける。街の総督は絶大な影響力を発揮し、十二王家と対等の立場を持つとさえ言われる。

その他キーワード

女神の銀環 (ろたふぉるとぅな)

サジタリオ連盟王国に古くから伝わる伝承で、ロマニシエルの血を引き、その力を持つ女性のことを指す。現在ではテュケがその末裔にあたる。「銀環」の力を味方につけた者に幸運をもたらすとされており、王国側ではその存在は明確なものとして伝わっているが、一方の市民主義軍側では単なる土着信仰の一種としか考えられていなかった。

ロマニシエル

特殊な力を持つといわれる地方一族の名称。運命を左右する「銀環」の力があるとされており、常に時の権力者からその力を狙われていた。テュケの先代の頃までに力が薄まったと考えられていたが、なぜかテュケには力が強く発現した。「銀環」の星のもとに生まれた者、その力を受け継ぐ者は、紅い瞳を持って生まれるため、その判別がつくという。

磁性群体 (まぐねぷらんくとん)

通信や索敵レーダーなど、電子機器の機能を阻害する特殊な物質。現実世界でいうチャフのようなもの。場所や戦況によって濃度に違いがあり、濃度が濃いとその分FCS(火器管制システム)に異常が出るため、目標への攻撃が散逸してしまう。

主戦闘騎兵 (すとりどゔぁんげん)

戦闘の要となっている巨大兵器。様々なモデルが作られているが、その多くは二足歩行が可能な人型デザインをしている。3人一組で搭乗し操縦するのが主流で、チームをまとめて行動を指示する車長、砲撃全般を担う砲手、駆動系を操作する操縦手といった役割分担がある。略称は「Strv.」で、各モデルの型式名にも用いられるが、一般的には型式名よりもモデル名で呼称されることのほうが多い。

サブラ

サジタリオ連盟王国軍、および義勇軍「ネメシス隊」でも一般的に使われている主戦闘騎兵モデル。頭部と胸部が角ばった平坦なデザインが特徴。同じく量産タイプで一般的なモデルである市民主義軍のカイラーに比べると、かなり無骨でゴツく見える。

マダン

義勇軍「ネメシス隊」が誇る最高戦力の主戦闘騎兵モデル。型式名は「Strv.122」。ブーメラン状の装甲を付けた頭部ユニットに加え、頭頂部に大きな角を持ち、暗緑色の機体カラーが特徴。角は飾りではなく、強力な通信ユニットとして機能しているため、指揮官向けの機体として重宝されている。しかしその特徴的な見た目と戦略的重要性、そしてなにより困難な戦況を覆す象徴的な存在であることから、敵軍からは最優先撃破目標として狙われる。

スピゴット

市民主義軍が持つカイラーを強攻型に改装した主戦闘騎兵モデル。基本モデルはカイラーと変わらないが、甲殻類か鳥の嘴を彷彿させる鋭い頭部装甲と、格闘戦を想定して鋭くとがった脚部装甲が特徴。低姿勢のまま俊敏な動きを可能にしており、一時はマダンを追い込み片腕装甲を破壊するほどの戦果を挙げた。

カイラー

市民主義軍が駆る一般的な主戦闘騎兵モデル。三角形で形成された小さな八面体の頭部を持ち、長く前にせり出した胸部装甲と、胸部から腰部までの細い腰椎状デザインが特徴。腰部を中心に装甲が硬いとは言えないが、プロパンガスボンベの爆発程度なら物ともしない。

ズヴェロボゥイ

市民主義軍が新開発した主戦闘騎兵モデル。型式名は「タイプ152」。頭部ユニットにあたる部分がなく、胸部ユニットが2つに分かれた特徴的なデザインをしている。2つの胸部ユニットのうち、右側はカメラなどが搭載された人員搭乗ユニット、左側は巨大な38センチ噴進臼砲を装備したユニットになっている。元々は対要塞戦を想定して作られたものだったが、対マダン兵器として執政官からアンドリュウ・ド・アルナスルに与えられた。

ドル・ダレッド (どるだれっど)

サジタリオ連盟王国の軍が所有する新型の主戦闘騎兵。機体の特徴として、中世の騎士兜のような頭部ユニット、菱形で大きく前方にせり出した肩部装甲、黒い機体色が挙げられる。また司令官機には、前頭部から直線的な一本の角のようなアンテナが付けられている。カイラーを粉々にするほどの破壊力を誇る75ミリ速射破壊砲を装備している。

ギアツィント

市民主義軍が新開発した主戦闘騎兵モデル。型式名は「KPZ-70」。蟹の甲羅のような頭部胸部形状を持つ独特の重装甲フォルムが特徴。主戦闘騎兵の腕で花を摘んで花束をこしらえるほど精密な駆動系を誇り、ドル・ダレットの攻撃でも傷ひとつ付けられないほどの装甲を誇る。さらにドル・ダレットの攻撃を片腕で止めるだけのパワーも持っており、近接戦闘用火器まで装備したフルレンジ仕様の万能機。

ナガン

ガウス・アウストラリス南東部の鉱山の地下で発見された新型の主戦闘騎兵。型式名は「Strv.137」。菱形に近い独特の頭部形状と、その両サイドに計4つのステレオレンジファインダーを持つ。また頭部に「XI」の刻印を持つ。その装甲は市民主義軍の新型成形炸薬弾の直撃にも耐え、腹部のジョイントと結合して188ミリ高初速徹甲弾を放つことができる。 この188ミリ砲は、マダンの主砲にも耐えうる装甲を持つズヴェロボゥイを貫通するほどの威力を持ち、攻守ともに作中最強の性能を誇る。

グヴォズジーカ

市民主義軍が開発した新型の水上戦用主戦闘騎兵。ロブスターのような見た目をした特殊なシルエットが特徴。まだ試作段階であるものの、水上移動はもちろん、潜水して水中を移動することも可能。ラグシウムで義勇軍「ネメシス隊」と戦闘を行い、ナガンを水中に引きずり込んだ。

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