孫がゆく~孫正義物語~

孫がゆく~孫正義物語~

佐賀県で産まれた孫正義が、アメリカ留学後、コンピュータ卸売事業で起業し、日本ソフトバンクを設立。株式店頭公開、M&Aなどをしつつ、巨大な企業となったソフトバンクの社長の半生を描く自伝マンガ。

正式名称
孫がゆく~孫正義物語~
ふりがな
そんがゆく そんまさよしものがたり
原作者
鶴岡 雄二
漫画
ジャンル
自伝・伝記
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概要・あらすじ

佐賀県で産まれた孫正義は、幼少の頃、母親に「男は太かことを考えなあ」と言われて育つ。貧乏な生活だったが、数々のアイデアで商売を助けていく。その後、アメリカ留学。帰国後、コンピュータ卸売事業で起業し、福岡県に日本ソフトバンクを設立した。株式店頭公開、ヤフーによるM&A、メインバンク制からコアバンク制への移行などを経験し、実業家として大きくなっていく。

今や巨大企業のソフトバンクの社長の半生。

登場人物・キャラクター

孫 正義 (そん まさよし)

実在の企業家、孫正義がモデル。孫正義は、貧乏な幼少期だった。残飯を回収するリヤカーで、母親から「男は太かことを考えなあ」と言われ育てられた。中学高校では、既に商売のアイデアを出していた。司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を愛読し、脱藩に憧れ渡米。シャープに音声付多言語翻訳機を売り込み、その契約金でアメリカに会社を設立。 帰国後、下火になっていたインベーダーゲームの輸出、コンピュータ卸売業を行い、資金を稼いでいく。その後、ソフトバンクの株式店頭公開から、コムデックスの買収、ヤフーとの合併、TV朝日の株式取得など、大物実業家となっていく。

モーザー教授 (もーざーきょうじゅ)

実在の人物、フォレスト・モーザーがモデル。アメリカの工科大で音声合成チップを開発した権威。音声合成チップ、辞書、電卓という組み合わせを元に、孫正義が研究開発の依頼をする。

佐々木 正 (ささき ただし)

実在の人物、佐々木正がモデル。シャープの天理中央研究所所長。電卓の神様といわれる人物。孫正義の開発した音声付多言語翻訳機の契約を決める。

浄弘 (じょうぐ)

実在の人物がモデルで、上新電機の社長。ソフトウエアの流通を行う孫正義が、日本中のソフトをかき集めるという約束のもと、独占契約をとりつける。

集団・組織

ハドソン

『孫がゆく~孫正義物語~』の登場会社。実在の会社がモデル。孫正義は90年代に日本一のソフト製作会社だったハドソンとの独占契約を行う。これによって、流通の上流であるハドソン、下流の上新電機をおさえて、勝負に出た。

コムデックス

『孫がゆく~孫正義物語~』の登場会社。実在の会社がモデル。アメリカのコンピュータ展示会の会社で、8億ドルで孫正義が購入。孫正義は、世界のコンピュータビジネスの檜舞台への出場権だと思えば安い買い物であり、今まで会うのに苦労した世界の大物ビル・ゲイツなどにも会え、「コムデックスの孫」と覚えられるチャンスと考えていた。

クレジット

原作

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