バターチーズガール

バターチーズガール

ルームシェアする三人の女子高生の日常をコミカルに描いた4コマ作品。最初は寝起きするアパートが舞台になっているが、徐々に学校での出来事が多く描かれるようになっていく。「WebNewtype」'15年6月5日から'16年6月17日更新分、「コミックニュータイプ」'16年7月1日から'17年4月7日更新分にかけて連載された。

正式名称
バターチーズガール
ふりがな
ばたーちーずがーる
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
KADOKAWA
巻数
全2巻完結
関連商品
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あらすじ

第1巻

曳馬ゆう伊場朝華鴨江真昼は引越し荷物を持ってルームシェアするアパートに向かっていた。アパートに着き、ドアを開けるとそこには見知らぬ一人の女性が座っていた。その女性・海老塚は、ゆう達に不法侵入した事を追及されるもお構いなしで、逆にゆう達が三人でいっしょに暮らす事を知り、自分もここに住ませてほしいと頼むのだった。(#01。ほか、18エピソード収録。)

第2巻

学校は夏休みに入ったが、伊場朝華は補習で連日学校に通っていた。朝華はエアコンが設置されていない灼熱のアパートでの生活より、エアコンのある快適な環境を気に入り、補習が終わったあとも生徒会室で生徒会長の常盤真夜や数学教師の鍛冶達と楽しくおしゃべりをして過ごしていた。しかしアパートにエアコンが取り付けられた事を知ると、「もう二度と学校に行かない」と曳馬ゆう鴨江真昼に宣言する。(#20。ほか、18エピソード収録。)

登場人物・キャラクター

曳馬 ゆう (ひくま ゆう)

伊場朝華、鴨江真昼、海老塚とルームシェアしていっしょに暮らす高校2年生の少女。身長は169センチ。その大人びた容姿から、海老塚には最初大学生と思われていた。四人の中では一番の常識人で、ほかの三人の行動にツッコミを入れる事が多い。文武両道に秀で、面倒見がよく姉御肌な性格なため同性から非常にもてる。中学時代は運動部に所属していた事もあって、目上の人には礼儀正しく接する。

伊場 朝華 (いば あさか)

曳馬ゆう、鴨江真昼、海老塚とルームシェアしていっしょに暮らす高校2年生の少女。真昼からは「朝っち」と呼ばれている。身長は155センチ。その幼い容姿から、海老塚には最初中学生と思われていた。複数の教科で夏休みの補習を受けさせられるくらい頭は悪いが、大学のスポーツ推薦が狙えるほど身体能力は高い。深く考えるのが苦手な調子のいい性格で、ゆうや真昼からツッコミを入れられる事が多い。

鴨江 真昼 (かもえ まひる)

曳馬ゆう、伊場朝華、海老塚とルームシェアしていっしょに暮らす高校2年生の少女。身長は142センチ。その幼い容姿から、海老塚には最初小学生と思われていた。勉強は普通にできて、身体能力はゆうより高い。飽きっぽい性格で、ゆうからいろいろツッコミを入れられるが、反対にゆうや朝華にツッコミを入れる事もある。ソーシャルゲームにハマった時は、目的のキャラクターを当てるまで延々と課金し続けた。

海老塚 (えびづか)

曳馬ゆう、伊場朝華、鴨江真昼とルームシェアしていっしょに暮らす女性。年齢は24歳。三人が引っ越したアパートの部屋に三人より先に入居しており、大家と話をつけて強引にルームシェアの一員となる。朝華と真昼からは「エビちゃん」と呼ばれている。唐突にそれまでの話題と違う事を話し始めるマイペースな性格。とある研究所の研究員として6年間働いている事以外は謎に包まれている。

常盤 真夜 (ときわ まよ)

曳馬ゆう、伊場朝華、鴨江真昼が通う高校の生徒会長を務める高校2年生の少女。まじめで責任感の強い性格で、不まじめな生徒を見つけると容赦なく注意する。ゆうの事が好きなため、毎日何かしらの理由を見つけて、ゆうと接点を持とうとしている。

堤 千明 (つつみ ちあき)

曳馬ゆう、伊場朝華、鴨江真昼が通う高校の風紀委員長を務める高校2年生の少女。常盤真夜とは昔からの知り合いで、いつも真夜と競い合っている。中学時代の方言丸出しのしゃべり方を高校進学後に敬語を使ったおしとやかなものに変えたが、その事をクラスメイトの前で真夜に暴露されてしまう。

書誌情報

バターチーズガール 全2巻 KADOKAWA

第2巻

(2017-07-10発行、 978-4041059876)

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