#こんなブラック・ジャックはイヤだ

#こんなブラック・ジャックはイヤだ

手塚治虫の代表作の1つでもある、『ブラック・ジャック』のパロディ作品。ブラック・ジャックを中心に、彼らの仲間たちによる、原作からは想像もつかない破天荒な振る舞いを描く。なお、『ブラック・ジャック』や手塚治虫作品以外のキャラクターも登場している。つのがいがTwitter上で発表したところ、手塚治虫の娘である手塚るみ子の目に留まり、コミックスとして刊行されることとなった。原作は手塚治虫。

正式名称
#こんなブラック・ジャックはイヤだ
ふりがな
こんなぶらっく じゃっくはいやだ
原作者
手塚 治虫
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
パロディ
関連商品
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概要・あらすじ

天才医師であるブラック・ジャックと、その助手であるピノコ、そしてブラック・ジャックの友人である間久部緑郎ドクター・キリコ。彼らは自らのアイデンティティを確立させるために、LINEのやり取りや男子会、さらには学生生活を唐突に始めるなど、なりふり構わない行動を披露し合う。

登場人物・キャラクター

ブラック・ジャック

無免許でありながら天才的な腕を持つ男性医師。しかし、本作『こんなブラック・ジャックはイヤだ』においてその手腕が発揮されることはほぼない。本名は「間黒男」だが、「ブラック・ジャック」の異名で知られている。自分にやや甘く、困難なものは突っぱねるか人に丸投げしている。また、ドクター・キリコや間久部緑郎に振り回されることが多く、彼らに対する突っ込み役が板についてしまっている。

ピノコ

ブラック・ジャックの助手を務めている、小柄な女の子。その見た目とは裏腹に、ややシビアな性格をしており、やる気が欠けている際のブラック・ジャックに活を入れる役どころ。しかし、時折度が過ぎることがあるため、そういった時は逆にブラック・ジャックから静かに突っ込みを食らうこともある。

間久部 緑郎 (まくべ ろくろう)

ブラック・ジャックの友人。周囲からはニヒルで狡猾な人物と言われている。しかし、そんな評判とは裏腹に軽い性格をしており、テンションの高い言動を見せては友人たちに鬱陶しがられている。また、原作『ブラック・ジャック』の作中で披露したポーズから、ブラック・ジャックからは「遮断機」と呼ばれることもあった。

ドクター・キリコ

ブラック・ジャックの友人で、医師の男性。人前ではややテンションが低いが、地味に目立つことを好んでいる節が見受けられる。また、医師でありながら機械に非常に弱く、LINEは登録しただけで一切使っていない。大掃除の際はルンバを使おうとして、何を思ったか上に乗って部屋中を走り回るという奇行を見せつけた。

ユリ

ドクター・キリコの妹。「行き遅れ」を気にしており、ドクター・キリコに愚痴をこぼすこともある。しかし、フォローされるどころか無意識に煽られてしまい、傷口を広げてしまうことがある。また怪力の持ち主で、ドクター・キリコが熊に襲われた時は、ユリが単身でその熊を退治した。

絶対死なないおじさん (ぜったいしなないおじさん)

ブラック・ジャックと間久部緑郎がフェスJIMAで出会った人物で、筋骨隆々とした体に禿頭の男性。ブラック・ジャックと緑郎に対し、唐突に魚料理を振る舞い、そのまま泳いで帰っていった。なお、緑郎は絶対死なないおじさんのことをTVドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』の登場人物だと思っていたが、ブラック・ジャックはそれを否定している。

六つ子 (むつご)

同じ顔をした6人の青年で、ブラック・ジャックいわく、「赤塚不二夫の漫画の登場人物」。ブラック・ジャックの診療所で職場体験をしようとするが、既に大人になっているという理由でブラック・ジャックに立ち入りを拒否される。しかし結局は、診療所の中を我が物顔で闊歩していた。

手塚 (てづか)

ブラック・ジャックの友人で、医師の男性。明るく朗らかな性格をしている。ブラック・ジャックとおでんの屋台でともに飲もうとしたところ、屋台で待っていたピノコや間久部緑郎らに誕生日を祝ってもらうこととなった。『ブラック・ジャック』の作者である手塚治虫がモデル。

場所

フェスJIMA

ある朝、ブラック・ジャックが突如流れ着いていた小島。人が数人座れる程度のスペースしかない。連絡や脱出の方法がなかったために途方に暮れていたブラック・ジャックの前に、間久部緑郎や絶対死なないおじさんが泳いでやって来たが、何の解決にもならなかった。

イベント・出来事

フリーマーケット

診療所の電気を止められてしまったブラック・ジャックとピノコが、資金繰りのために参加したマーケット。ポスターや古本など、家にある余りものを出品したが、ピノコは家にたった2着しかないブラック・ジャックのパンツを売り物として持ってきてしまう。

クレジット

原作

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