リングにかけろ1

リングにかけろ1

車田正美による同名漫画『リングにかけろ』をアニメ化。優しく気弱な主人公高嶺竜児が、男勝りな姉の高嶺菊の指導に加え、さまざまなライバルたちと激闘を繰り返し、成長していく過程を描いている。

正式名称
リングにかけろ1
ふりがな
りんぐにかけろ わん
原作者
制作
東映アニメーション
放送期間
2004年10月7日 〜 2004年12月16日
放送局
テレビ朝日
話数
12話
ジャンル
バトル
 
ボクシング
関連商品
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概要・あらすじ

中学生ボクシング大会の都大会の決勝戦、主人公高嶺竜児は永遠のライバルである剣崎順と決勝戦を闘い、惜しくも敗北して準優勝となる。しかし、負傷欠場となった剣崎順の推薦により、日本全国のチャンピオンが一堂に会し、真の日本一を決めるチャンピオンカーニバルに出場することに。

主人公高嶺竜児と姉の高嶺菊は日本一を目標に、まだ見ぬ強敵との闘いを見据えて厳しいトレーニングを重ねていく。

登場人物・キャラクター

高嶺 竜児 (たかね りゅうじ)

『リングにかけろ1』の主人公で中学1年生。優しく気弱な性格で、少年時代はボクシングを好きではなかったが、姉である高嶺菊のトレーニングと、ライバルである剣崎順との出会いを経て、徐々にボクシングを好きになり始める。 高嶺菊からは厳しいトレーニングを科せられるが、姉への信頼と素直な性格から中学校でもプライベートでも真摯にボクシングに打ち込み、次第にその才能を開花させていく。 スーパーブローは左フックを独自に昇華させたブーメランフック。

志那虎 一城 (しなとら かずき)

中学3年生で大きなリーゼントが特徴。京都府代表としてチャンピオンカーニバルに出場する。志那虎陰流の剣術道場の跡取りとして生まれた志那虎一城は幼少時代、剣の修行中に負った大怪我の後遺症が原因で満足に右腕が動かせない状態となってしまう。 しかし、剣の見切りを応用した神技ディフェンスと左腕1本だけで天才的なボクシングを魅せる。ボクシングはもちろん、剣術の腕前も超一流。スーパーブローはローリング・サンダー。

高嶺 菊 (たかね きく)

主人公高嶺竜児の実の姉。ボクシングのセンスやテクニックなど、才能は高嶺竜児以上のものを持っている。亡き父が目指した世界チャンピオンへの夢を実現させるため、幼い頃から高嶺竜児にボクシングを仕込み、その成長を陰ながら見守っている。 性格は勝気で行動的、男勝りな面が目立つなど高嶺竜児とは正反対だが、一方で人情に厚く、優しい一面を見せることもある。語尾に「~ちゃ」と付けることが多い。

河井 武士 (かわい たけし)

『リングにかけろ1』の登場人物で中学2年生。新潟県代表としてチャンピオンカーニバルに出場する天才的なテクニックの持ち主。女性と見間違うほどの美貌の持ち主で、超一流のピアニストでもある。その性格は非常に冷徹な自信家でプライドも高い。 他者への思いやりの類は持ち合わせておらず、常に冷静だが激情家の一面も持ち合わせている。高嶺竜児と同じく、姉である河合貴子にボクシング、さらにピアノを教え込まれる。 スーパーブローはライトアッパー。

香取 石松 (かとり いしまつ)

『リングにかけろ1』の登場人物で中学1年生。顔の左側にある大きな傷跡が特徴。ボクサーとしては小柄な体格ながら、千葉県代表としてチャンピオンカーニバルに出場する。性格は激情家で血気盛んな熱血漢だが、人情家で友情に厚い。 主人公高嶺竜児ともすぐに打ち解け、また高嶺菊には一目惚れしている。ケンカ好きからボクシングを始めただけあり、その戦法はトリッキーで変則的なスタイルを得意とする。 「ケンカ・チャンピオン」の異名を持つ。

剣崎 順 (けんざき じゅん)

『リングにかけろ1』の登場人物で中学2年生。自他ともに認めるボクシングの天才で、主人公高嶺竜児の永遠のライバル。剣崎コンツェルンの御曹司で、いわゆる「お坊ちゃま」なせいか、幼少時代は貧しかった高嶺竜児 に意地悪するなど、いじめっ子気質が目立っていた。 しかし、幾度もの対戦で高嶺竜児の才能を認め、次第にライバルであることを認識し始める。性格は尊大にしてかなりの自信家。 自身を「天才」といってはばからないが、影での努力は惜しまない。

河井 貴子 (かわい たかこ)

『リングにかけろ1』の登場人物で河合武士の実の姉。幼い頃から河合武士にボクシングを教え、超一流のボクサーに育て上げた。また、同時にピアノを教えており、河合武士をピアニストとしても成功させるなど、その能力は非常に高いものの、性格は河合武士同様に非常に冷徹で他者に厳しい。

その他キーワード

ローリング・サンダー (ろーりんぐさんだー)

『リングにかけろ1』において、志那虎一城が繰り出すスーパーブロー。左腕しか使えない志那虎一城が厳しい修練の末に編み出した。一瞬の間に3発のパンチを左腕1本で、相手の顔面、顎、鳩尾を正確に打ち抜く。

ブーメランフック

『リングにかけろ1』において、主人公高嶺竜児が繰り出すスーパーブロー。高嶺竜児が左フックを独自に昇華させたパンチで、当たった相手は脇腹から肩口にかけて、切り裂いたような傷跡が残るKO必至のパンチである。 その正体は、インパクトの瞬間に肩、肘、拳を連動させて内側にひねりこんでパンチ力を倍増させる、実在する伝説のパンチ「コークスクリュー・ブロー」である。ただし、腕にかかる負担は非常に大きく、連発すると腕に大きなダメージを負ってしまう。

ライトアッパー

『リングにかけろ1』において、河井武士が繰り出すスーパーブロー。通常のアッパーより低く長い軌道を描いて威力を倍増させた右アッパーで、インパクトまでのスピードも常識をはるかに超えている。

クレジット

原作

シリーズディレクター

シリーズ構成

総作画監督

荒木プロダクション

音楽

上田益

アニメーション制作

東映アニメーション

原作

リングにかけろ

気弱な少年の高嶺竜児は、類稀なボクシングセンスをもつ姉の菊をトレーナーに、亡き父の夢であったボクシング世界チャンピオン目指す。彼らの成長と、闘いの中で出会う仲間たちや強敵との熱い闘いを描いたスポーツバ... 関連ページ:リングにかけろ

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