ドラゴンボールGT

ドラゴンボールGT

アニメ『ドラゴンボールZ』の続編。原作漫画『ドラゴンボール』のアニメ化ではなく、オリジナルストーリーとなっている。究極のドラゴンボールの力で子供の姿になってしまった孫悟空と、悟空の孫娘・パン、トランクスたちの、宇宙を股にかけた冒険と戦いが描かれる。

正式名称
ドラゴンボールGT
ふりがな
どらごんぼーるじーてぃー
原作者
制作
東映アニメーション
放送期間
1996年2月 〜 1997年11月
放送局
フジテレビほか
話数
本編64話、番外編1話話
ジャンル
バトル
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概要・あらすじ

孫悟空が、ウーブを弟子にしてから5年。厳しい修行の日々を送っていた二人だが、ある日ピラフ一味が究極のドラゴンボールを使い神龍を召喚、偶然にもその場に居合わせた悟空は、神龍の勘違いで子供の姿になってしまう。さらに、究極のドラゴンボールは1度願いをかなえると宇宙に散らばり、1年以内に集めないと地球が消滅してしまうという。

地球を守るため、悟空は孫娘のパントランクスとともに宇宙へと旅立ち、次々と現れる新たな強敵たちに立ち向かっていくのであった。

登場人物・キャラクター

孫 悟空 (そん ごくう)

戦闘民族・サイヤ人の生き残りの一人で、地球育ち。明るくほがらかな性格で、強い者と戦うことを何よりも好む。圧倒的な強さを誇り、これまでに幾度となく地球を危機から救ってきた。本作では、究極のドラゴンボールの力で子供の姿になってしまう。宇宙に散り散りになった究極のドラゴンボールを集めるため、孫娘のパン、トランクスとともに旅立つことになる。 子供の姿になったため、はじめは瞬間移動が使えなくなっていたり、思うように戦えずにいたが、後に超サイヤ人4に変身できるようになり克服する。

パン

孫悟空の孫娘。悟空の息子・孫悟飯と、ビーデルの間に生まれた子。活発で、負けん気の強いおてんば娘。サイヤ人の血筋を継いで高い戦闘能力を持ち、悟空の得意技・かめはめ波も使うことができる。こっそり宇宙船に乗り込み、悟空たちの究極のドラゴンボール集めの旅に半ば無理やり同行することになる。旅の途中、好奇心が強い性格も災いして、さまざまなトラブルを引き起こしていく。

トランクス

ベジータとブルマの息子。幼いころはヤンチャで生意気だったが、成長して真面目な性格となっている。若くしてカプセルコーポレーションの社長を務める。ベジータの命令により、孫悟空たちの究極のドラゴンボール集めの旅に同行し、破天荒な悟空やパンに振り回されることになる。母に似てメカに強く、宇宙船の操縦や修理を行っている。

ギル

孫悟空たちが惑星イメッガで出会ったロボット。メカを取り込むとそのメカの能力を使うことができる。ドラゴンレーダーを食べてしまったため、悟空たちの旅に同行することになる。製造番号はDB4649T2006RSだが、「ギルルル」と声を出したことから、悟空に「ギル」と名付けられた。実は、ドクター・ミューに製造されたマシンミュータントの1体。

ベジータ

戦闘民族・サイヤ人の生き残りで、惑星ベジータの王子。トランクスの父。プライドが高く、孫悟空をライバル視している。本作では、はじめはヒゲを蓄えていたが、娘のブラに「似合わない」と言われ、すぐに剃り落としている。ベビーが地球を襲撃した際は、ベビーに体を乗っ取られ、悟空たちの前に立ちはだかった。 その後の邪悪龍たちとの戦いでは、超サイヤ人4に変身できるようになった。

ウーブ

悪の魔人ブウの生まれ変わりの青年。5年前、天下一武道会で対戦した孫悟空に誘われ、彼の弟子となった。真面目で心優しい性格の持ち主。ベビーが地球を襲撃した際は、ベビーに敗北するが、ミスター・ブウ(善の魔人ブウ)と合体し、パワーアップした。

ベビー

かつてサイヤ人に滅ぼされたツフル人が開発した、寄生生命体。生物に寄生してパワーを吸収する能力を持つ。また、寄生した人間に卵を産みつけて洗脳し、思いのままに操ることもできる。サイヤ人への復讐とツフル星の復活を目的に、ツフル人の王の遺伝子が組み込まれている。地球に襲来し、孫悟飯やトランクスらサイヤ人に次々と寄生、最終的にベジータの体を奪い、孫悟空の前に立ちはだかる。

ドクター・ミュー (どくたーみゅー)

悪の天才科学者。戦闘生命体マシンミュータントの生みの親。ベビーを復活させるため、マシンミュータントを放ちエネルギーを集めさせていた。実は、自身もベビーが作ったマシンミュータントであり、成長したベビーに殺されてしまう。その後、地獄でドクター・ゲロと手を組み、新17号を開発。あの世とこの世を繋ぎ、孫悟空らを襲撃する。

超17号 (すーぱーじゅうななごう)

ドクター・ゲロが開発した人造人間17号と、ドクター・ゲロとドクター・ミューが共同で開発した新17号が合体した、究極の人造人間。17号に比べ、身長が高くなり、髪も長髪となっている。手のひらにはエネルギー吸収装置を持つほか、気功波を吸収する能力を持つ。必殺技は黒い球状のエネルギーを放つ「電撃地獄玉」。冷酷かつ好戦的な性格で、孫悟空たちを追い詰めた。

その他キーワード

邪悪龍 (じゃあくりゅう)

ドラゴンボールに蓄積された負のエネルギーから誕生した存在。ドラゴンボールは1度願いをかなえると負のエネルギーが溜まり、それを浄化するために本来は100年の時間を要する。しかし、孫悟空たちが短期間に何度もドラゴンボールを使ったため、ドラゴンボールが負のエネルギーの蓄積に耐えきれなくなり破損し、邪悪龍が出現した。 銀河消滅をもくろみ、7体に分離し世界各地に散らばった。体のどこかに必ずドラゴンボールを持っている。

超サイヤ人4 (すーぱーさいやじんふぉー)

超サイヤ人の究極形態。大猿に変身しても理性を保てる超サイヤ人だけがなることができる。髪は黒いままで、体は赤い体毛に覆われるなど、従来の超サイヤ人とは異なった容姿が特徴。性格も荒っぽく変貌する。孫悟空とベジータが変身することができる。

クレジット

原作

シリーズ構成

シリーズディレクター

アニメーション制作

東映アニメーション

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