キン肉マンレディー

キン肉マンレディー

ゆでたまごの代表作である『キン肉マン』のパロディ漫画。『キン肉マン』に登場するほとんどの男性キャラクターを女性にして、『キン肉マン』とほぼ同じストーリーで展開される。また戦うのが女性のためお色気要素が強くなっている。「ウルトラジャンプweb増刊 ウルトラジャンプエッグ」2008年6月から2012年10月、2013年6月更新分と「週刊プレイボーイ増刊 漫'sプレイボーイ」2010年1月30日号で掲載。またコミックス3巻には描き下ろしとして番外編「ニャンと!フロイライン」「ぶろっけん!」「熱唱!!拉麺娘」が掲載されている。

正式名称
キン肉マンレディー
ふりがな
きんにくまんれでぃー
原作者
ゆでたまご
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
パロディ
 
格闘技・武道
関連商品
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概要・あらすじ

ある日アレキサンドリア・ミートは、よく知っている人たちが女性になっているパラレルワールドで目を覚ます。自分が眠っていた保存装置の副作用にあると考えたミートは、元の世界に戻る手段が見つかるまで、キン肉マンレディーを支えることを決める。ミートというサポート役を得たキン肉マンレディーは、日本代表として出場する超人オリンピックの特訓に入る。

登場人物・キャラクター

キン肉マンレディー (きんにくまんれでぃー)

キン肉星の王女で、第20回と21回の超人オリンピック日本代表。一人称は「ワシ」、語尾に「じゃ」をつける独特のしゃべり方をする。人を疑うことを知らない真っ直ぐな性格をしており、何事にも一生懸命取り組む。第20回超人オリンピックの日本代表に決まったが格闘技経験がないため、両親にお願いして格闘技のコーチを呼んでもらった結果、アレキサンドリア・ミートと出会う。 そして超人オリンピックを通じて多くの超人と知り合い、友好を深めていく。『キン肉マン』の「キン肉マン」がモチーフとなっている。

アレキサンドリア・ミート (あれきさんどりあみーと)

キン肉マンレディーをサポートする頭脳明晰な超人。超人保存装置で眠りについていたが、保存装置の副作用で精神だけが別世界に来てしまい、別世界のアレキサンドリア・ミートの精神に入り込んでしまう。そして元の世界での記憶がある状態で目覚めた時に出会ったキン肉マンレディーが、元の世界で仕えていた一族と同じだったため別世界でもキン肉マンレディーを支えていく。 さらに別世界では元の世界と同じことが起きるのに気付いたミートは、元の世界で起きた不幸な事件を再現させないように奔走する。

テリーマンガール

アメリカの超人。日本政府と契約しに来日した時にキン肉マンレディーと出会う。しかしキン肉マンレディーの豊満な肉体と、自分は追い出されるのにアレキサンドリア・ミートを気遣う姿に心を打たれ契約を一方的に破棄する。そしてキン肉マンレディーと友だちになるのだった。その後はキン肉マンレディーのことを「ミーの嫁」と公言するほどほれ込み、キン肉マンレディーに危害を加える存在には容赦なく攻撃していく。 『キン肉マン』の「テリーマン」がモチーフとなっている。

キン骨マン (きんこつまん)

骸骨の超人。元の世界では極悪人なため、アレキサンドリア・ミートのアドバイス通りに行動したキン肉マンレディーとテリーマンガールによって退治される。しかし別世界では世界初の怪人界からの特別親善理事を務めており、2人の超人オリンピック出場を停止する。そして出場停止の解除を求めてきた2人を一蹴するが、その場に居合わせたレディ・ロビンの「目つきが超変態」という理由での解任要求と、キン肉マンレディーへのセクハラで理事を解任される。 その後は元の世界と同じく悪事に手を染めることになる。

イワオ

キン骨マンが連れている岩の超人。キン骨マンの指示で行動する。ちなみにキン骨マンとイワオは凶暴な見た目に変身できるが、変身していられる時間は1分未満と非常に短い。

レディ・ロビン (れでぃろびん)

イギリスの超人。無表情なため「ロビン・マスク」と呼ばれることもある。第19回超人オリンピックの優勝者で、出場停止となったキン肉マンレディーを現チャンピオン権限で出場させる。またエルフの血を引いて長生きなため、若くて未熟な超人を見ると指導するような戦い方をするクセがある。第20回の決勝戦では対戦相手のキン肉マンレディーの未熟ながら超人としての高水準な身体、優しい表情、やわらかい手などにほれ込み、「キン肉マンレディーを自分の妹にしたい」という願望を持つ。 『キン肉マン』の「ロビンマスク」がモチーフとなっている。

女カナディアンマン (おんなかなでぃあんまん)

カナダの超人。第20回超人オリンピックで月に向かうが、月でキン骨マンが用意した巨大で凶暴な獣に襲われる。キン肉マンレディーに助けられ、予選突破に必要なサイボーグウサギの最後の1匹をキン肉マンレディーに託すことに同意し予選敗退。その後は妨害工作をしようするキン骨マンやイワオの捕獲に協力する。 『キン肉マン』の「カナディアンマン」がモチーフとなっている。

キンター・クンター (きんたーくんたー)

アフリカの超人。髪型はアフロで、女カナディアンマンと一緒に月で凶暴な獣に襲われているところをキン肉マンレディーに助けてもらう。そして予選突破用のサイボーグウサギを託すことに同意して予選敗退となる。『キン肉マン』の「キンターマン」がモチーフとなっている。

ウナ・スカイマン (うなすかいまん)

メキシコの超人。マスクをかぶっており、空中戦を得意とする。第20回超人オリンピックでは月で襲われた凶暴な獣から助けてくれたキン肉マンレディーに予選を突破するのに必要となるサイボーグウサギを渡して予選敗退となる。そして女カナディアンマンやキンター・クンターなどと一緒にキン骨マンやイワオの捕獲に尽力する。 『キン肉マン』の「スカイマン」がモチーフとなっている。

ムッター・ブロッケン (むったーぶろっけん)

ドイツの超人で、ブロッケン一族の1人。第20回超人オリンピックの決勝トーナメントでラーメン娘と戦う。軍服をラーメン娘にかぶせて軍仕込みの殺人技で攻めようとしたが、逆にラーメン娘にチャイナ服をかぶせられてしまう。その後、ラーメン娘の残虐な攻撃を受け自信を喪失して引退する。『キン肉マン』の「ブロッケンマン」がモチーフとなっている。

カニベー子 (かにべーこ)

イタリアの超人。第20回超人オリンピックの予選でキン肉マンレディーとペアを組む。ジャンケンで負けたため、相方のキン肉マンレディーが月からサイボーグウサギを取って戻ってくるまで1トンの怪物を持ち上げ続ける役となる。自信満々だったが、開始5秒でつぶされてしまう。『キン肉マン』の「カニベース」がモチーフとなっている。

スペシャルマン(女) (すぺしゃるまんおんな)

アメリカの超人。テリーマンガールとは小さい頃からの知り合い。第20回超人オリンピックに出場が決まっていたが、テリーマンガールに了承しないまま奪われる。ほかにもいろいろテリーマンガールにいいように使われるが、嫌な顔を見せない純粋な性格をしている。子供の頃に修学旅行で訪れたハワイで行われた「一日カメハメ教室」に参加しており、プリンセス・カメハメの弟子の1人でもある。 『キン肉マン』の「スペシャルマン」がモチーフとなっている。

カーリー・クック (かーりーくっく)

インドの超人で、頭の上にカレーを載せている。カレーに対する情熱はものすごいものがあり、第20回超人オリンピックの開催地が日本に決まると、日本人に合うカレーの研究をして大会に臨んだ。決勝トーナメントでキン肉マンレディーに敗れた後は、より日本人に合ったカレーの研究に勤しみ、ついにはカレー専門店を日本で開く。 『キン肉マン』の「カレクック」がモチーフとなっている。

銅ベルゥーマン

超人オリンピックの決勝トーナメントでレディ・ロビンと戦った超人。全身を超人硬度3の銅にする最終奥義を使って突進するが、レディ・ロビンの超人硬度9サファイアの鎧に弾かれて敗退する。『キン肉マン』の「銅ベルマン」がモチーフとなっている。

木・木・女 (もくもくじょ)

ハワイで体が錆びた銅ベルゥーマンが新しい体になった状態。ハワイに住む「カメハメ族」の青年団によって、木を素材にして作られた。カメハメ族に感謝しつつ戦ったが、キン肉マンレディーに投げ飛ばされる。『キン肉マン』の「木・木・人」がモチーフとなっている。

獅子女マン (すふぃんくすまん)

第20回超人オリンピックでテリーマンガールと戦う。獅子女マンの問に正解しないとリングに戻れない「スフィンクス空間」を得意とする。しかしテリーマンガールがあっさりと正解すると、逆にテリーマンガールから「テキサス空間」を仕掛けられ、正解を答えられずに負けてしまう。第21回はクイズ番組の構成兼問題作成兼司会進行兼罰ゲーム執行係の仕事があって不参加。 スフィンクス空間のやりすぎで「にゃ~」が口癖になっている。『キン肉マン』の「スフィンクスマン」がモチーフとなっている。

ラーメン娘 (らーめんにゃん)

中国の超人。語尾に「アル」をつけてしゃべる。非常にお金に執着しており、第20回超人オリンピックでは決勝トーナメントでのムッター・ブロッケン戦をお金稼ぎに利用して残虐な戦い方をする。大会後はキン肉マンレディーと一緒にハワイまで行き、徐々にほかの超人と打ち解け、以降は正当な戦いをしていく。『キン肉マン』の「ラーメンマン」がモチーフとなっている。

ジェシー・メイビア (じぇしーめいびあ)

ハワイ超人レスリング界で注目の新鋭。本名は「ジェシカ・メイビア」。伝説のチャンピオンであるプリンセス・カメハメから教えを受けており、返し技を得意としている。『キン肉マン』の「ジェシー・メイビア」がモチーフとなっている。

プリンセス・カメハメ (ぷりんせすかめはめ)

ハワイ王族でV1000を達成したチャンピオン。超人年齢は50歳を超えているが、ある時期から若返っていき、今では幼い少女の姿になっている。気にいった超人にのみ稽古をつけ、キン肉マンレディーに「48の禁断技」と「48の殺人技」を伝授する。『キン肉マン』の「プリンス・カメハメ」がモチーフとなっている。

ジャンヌ・ダーク・スティッキィボード (じゃんぬだーくすてぃっきぃぼーど)

アメリカの超人組織「超人評議会」に所属する仮面を付けた超人。ビューティフル・ローデスとタッグ「エンプレスズ」を組み、3つのアメリカ超人組織による抗争を決着させるためのタッグ選手権に出場する。超人協会代表のキン肉マンレディーとテリーマンガールのタッグ「ザ・マシンガンギャルズ」と戦うがテリーマンガールに1秒で負けてしまう。 『キン肉マン』の「ジャンヌ・スティムボード」がモチーフとなっている。

ビューティフル・ローデス (びゅーてぃふるろーです)

ジャンヌ・ダーク・スティッキィボードとタッグ「エンプレスズ」を組む、アメリカの超人組織「超人評議会」所属の超人。元はやせていて美しい容姿だったが、得意のエルボーの威力を上げるために体重を増やした結果、今は肥満体型になってしまった。それでも昔からの応援してくれるファンがいる。タッグ選手権ではジャンヌとまとめてテリーマンガールに倒される。 『キン肉マン』の「ビューティー・ローデス」がモチーフとなっている。

ザ・骸骨ボーズ (ざすかるぼーず)

アメリカの超人組織「超人同盟」に所属するフードで顔を隠している超人。悪魔・マジシャンとタッグ「宇宙一凶悪ペア」を組み、3つのアメリカ超人組織による抗争を決着させるためのタッグ選手権に出場する。エンプレスズを倒したザ・マシンガンギャルズと戦うが、開始直後にキン肉マンレディーに猛攻を受けて敗北する。悪役をこなすために過酷な練習を日々行っている。 『キン肉マン』の「スカル・ボーズ」がモチーフとなっている。

悪魔・マジシャン (でびるまじしゃん)

ザ・骸骨ボーズとタッグ「宇宙一凶悪ペア」を組む、アメリカの超人組織「超人同盟」所属の超人。髪を黒と白の2色に分けており、さらに黄色の髪飾りをつけている。リングへ向かっている時に転んでしまい、隠し持っていた凶器が刺さって血ダルマになる。『キン肉マン』の「デビル・マジシャン」がモチーフとなっている。

ブラックシャドゥ

3つのアメリカ超人組織による抗争を決着させるためのタッグ選手権に、特別枠として怪人代表タッグ「凸凹」でイワオと共に出場。キン骨マンとイワオが、パワーはビューティフル・ローデス、残忍さはラーメン娘、技はレディ・ロビンを参考にして作った義体に、銅ベルゥーマンの頭部が付いている。非常にバランスが悪く、テリーマンガールにあっという間に倒された。 『キン肉マン』の「ブラックシャドー」がモチーフとなっている。

ビジーンズマン

地球から100万光年離れた、地球そっくりの惑星「ラッカ星」から転送装置で来た人物。ラッカ星を救うために集まったキン肉マンレディーやアレキサンドリア・ミートたちにすべてを託す。ラッカ星に平和が訪れた後はプロモーター業務に力を入れ、ラッカ星でラーメン娘やフロイライン・ブロッケン・ジュニアの写真集を売り出したり、シシカ・バブーがキン肉マンレディーに提案したキン肉族王位争奪戦を取り仕切ったりする。 『キン肉マン』の「ビーンズマン」がモチーフとなっている。

フロイライン・ブロッケン・ジュニア (ふろいらいんぶろっけんじゅにあ)

ムッター・ブロッケンの娘。自分のことを「ボク」と呼び、丁寧な口調で話す。さらに冷静な性格で大局を見極められるため、軍師役や交渉役に向いている。実兄のブルーダー・ブロッケンJr.、従兄弟のカズン・ブロッケン、幼馴染のキントハイト・フロイント・ブロッケンが過保護気味に接してくることに辟易している。戦闘時にはドクロの髪留めを掲げて変身する。 母を辱めたラーメン娘を憎んでいるが、ラッカ星を救うことを優先してラーメン娘と共闘したことで、2人は徐々に打ち解けていく。『キン肉マン』の「ブロッケンJr.」がモチーフとなっている。

ハラボティ・マッスル (はらぼてぃまっする)

超人オリンピックを取り仕切る委員会の委員長。基本的には真面目に運営しているが、競技の決め方がカードを引いた絵柄で決めたり、対戦相手の決定がその場の運任せだったりと手を抜いていることもある。『キン肉マン』の「ハラボテ・マッスル」がモチーフとなっている。

女性用ベンキマン (じょせいようべんきまん)

古代インカの超人。第21回超人オリンピックの優勝候補に名を挙げられるほどの実力者だが、開脚した女の子を撮影するという趣味を持つ。キン肉マンレディーやウルフマンからは「変態」と呼ばれる。ルール無用な超人オリンピックならコレクションを増やせると思い参加するが、キン肉マンレディーとの対戦中に過去の犯罪を自慢げに語ってしまい、写真を保存しているHDDを没収の上、逮捕された。 『キン肉マン』の「ベンキマン」がモチーフとなっている。

ウルフマン

日本の超人で、本名は「大神満」。キン肉マンレディーからは「満っちゃん」と呼ばれる。ふんどしを着用し、スモウを愛する。人間として暮らしていたが、「宇宙暴走族」を1人で退治したことをきっかけに大会委員会が調べ、超人と判明。第21回超人オリンピックでは、同じ日本の超人としてキン肉マンレディーと協力して予選を勝ち抜いた。 『キン肉マン』の「ウルフマン」がモチーフとなっている。

ペンタゴナ

アメリカの超人。しかしテリーマンガール曰く「超人ではなく鳥人、もしくはライダー」。背中の翼を広げることで空を飛べる。第21回超人オリンピックの予選が始まる前に、ウォーズマン・ジェーブシカにバイクのカウル部分を壊される。そのことに激怒し、予選中にウォーズマン・ジェーブシカを攻撃するが返り討ちにあってしまう。 『キン肉マン』の「ペンタゴン」がモチーフとなっている。

おタイさん

フランスの超人。スケートと電車投げと得意とし、第21回超人オリンピックの予選では、ローラーブレードを履いて首位を独走する。しかし戦いは得意でないため、ウォーズマン・ジェーブシカとの対決が始まると即ギブアップした。『キン肉マン』の「タイルマン」がモチーフとなっている。

キュービックマン

ハンガリーの超人。頭部、胴体、両手、両足がルービックキューブでできている。第21回超人オリンピックの予選で、スペシャルカードを引いたことで千恵・ノワマンと強制的に戦わされる。『キン肉マン』の「キューブマン」がモチーフとなっている。

千恵・ノワマン (ちえのわまん)

ノルウェーの超人。全身が知恵の輪になっており、一部の形状を変えることができる。第21回超人オリンピックの予選では、スペシャルカードによりキュービックマンと戦うことになる。『キン肉マン』の「チエノワマン」がモチーフとなっている。

ティーパック夫人 (てぃーぱっくふじん)

第21回超人オリンピックの予選でスタート直前に、ティーカップをウォーズマン・ジェーブシカに壊され激怒。同じくウォーズマンに怒るペンタゴナと協力してウォーズマンを攻撃した。口調は上品だが、やることは容赦がない。『キン肉マン』の「ティーパックマン」がモチーフとなっている。

ウォーズマン・ジェーブシカ (うぉーずまんじぇーぶしか)

ロシアの超人。口数が少なく感情を表に出さないが、人見知りなため内面ではオドオドしている。レディ・ロビンによって見出され、彼女の弟子となる。敵を無慈悲に攻撃し続ける「スマイルモード」、スマイルモード時にマスクが破壊されるとより戦闘力を上げる「テクニカルモード」という戦闘スタイルがある。試合を短期で決めるため開始から30分の間に全エネルギーを配分しており、30分が経過すると戦闘能力を失う。 『キン肉マン』の「ウォーズマン」がモチーフとなっている。

ウォッチッチ

頭部が時計になっており、語尾に「ッチ」とつけてしゃべる超人。腕を制限なく伸ばすことができる。第21回超人オリンピックの予選で、フロイライン・ブロッケン・ジュニアが乗り込んだタクシーの運転手と入れ替わるが、フロイラインに見破られてしまう。『キン肉マン』の「ウォッチマン」がモチーフとなっている。

ジョージィ

オーストラリアの超人。サメの頭部のようなマスクをかぶり、かみつき攻撃を得意とする。第21回超人オリンピックの予選でサボテーニャと戦う。ちなみにコミック3巻には素顔が掲載されている。『キン肉マン』の「ジョーズマン」がモチーフとなっている。

サボテーニャ

メキシコの超人。頭部に何本ものサボテンが付いたマスクを着用している。ジョージィと共にコミック3巻に素顔が載っており、2人ともキン肉マンレディーに「美人」と評されている。『キン肉マン』の「サボテンマン」がモチーフとなっている。

キングコブラジャー

インドの超人。インドの超人は自分のシンボルを頭に載せることになっており、キングコブラジャーはコブラを載せている。カーリー・クックの遠い親戚で、本名は「ナジャナジャ・クック」。女性用ベンキマンの友人でもある。第20回超人オリンピック後に日本のカレーライスを頭に載せ、さらに店まで開いたカーリー・クックを一族の裏切り者として制裁を加えるために日本にきた。 『キン肉マン』の「キングコブラ」がモチーフとなっている。

薔薇のクーダ (ばらのくーだ)

シベリアに渡ったものの、ファンに囲まれて特訓ができなかったレディ・ロビンが変装した姿。そして現地で出会ったウォーズマン・ジェーブシカの素質にほれ込み、戦闘技術を叩き込んだ。『キン肉マン』の「バラクーダ」がモチーフとなっている。

ブルーダー・ブロッケンJr. (ぶるーだーぶろっけんじゅにあ)

フロイライン・ブロッケン・ジュニアの実の兄。妹を溺愛している。第21回超人オリンピックの決勝トーナメントでは妹のセコンドに付いた。『キン肉マン』の「ブロッケンJr.」がモチーフとなっている。

カズン・ブロッケン (かずんぶろっけん)

フロイライン・ブロッケン・ジュニアの従兄弟。趣味はグッズ製作で、フロイラインの抱き枕を作ってネット販売したら注文が殺到した。

キントハイト・フロイント・ブロッケン (きんとはいとふろいんとぶろっけん)

フロイライン・ブロッケン・ジュニアの幼馴染で、彼女の近所に住んでいる。フロイラインが小学生の時に使ってなくしたはずの笛を宝物として大事にしている。

大黒 真仁 (おおぐろ まさみ)

ウルフマンのクラスメイトで大親友。立派な福耳を持つ金運豊かな女子高生。あだ名は「ダイコクマジン」。趣味はマンガを描くこと。第21回超人オリンピックの準決勝で、キン肉マンレディーと戦うウルフマンの応援に駆けつける。『キン肉マン』の「大黒魔人」がモチーフとなっている。

和風 万 (わふう よろず)

ウルフマンのクラスメイトで大親友。インディアンのような髪飾りを付け、片言の日本語でしゃべるネイティブコギャル。ギャルの間では「ワフーマン」という名前でも知られている。大黒真仁と同じくウルフマンの応援に駆けつける。『キン肉マン』の「ワフーマン」がモチーフとなっている。

アアム・ストロング (ああむすとろんぐ)

完璧な超人になることを目標にしている超人。第21回超人オリンピック後のファン感謝デーにデビューする。仮面と大きなアーマーを着ているためバランスが悪い。スプリングマン・イネカに脚を攻撃されて転倒した。『キン肉マン』の「アーム・ストロング」がモチーフとなっている。

バッファローマン・ボニータ (ばっふぁろーまんぼにーた)

あまりにも悪魔的で変態この上ないとして宇宙に閉じ込められていた「7人の悪魔超人」の1人。仲間からは「バッファ」とも呼ばれる。長い2本の角を頭から生やしている。重度のショタコンで、偶然にも自分たちを解放してくれたアレキサンドリア・ミートを気に入っている。『キン肉マン』の「バッファローマン」がモチーフとなっている。

スプリングマン・イネカ (すぷりんぐまんいねか)

「7人の悪魔超人」の1人。全身がバネになっており、近づいてきたウォーズマン・ジェーブシカを弾き飛ばす。ミス・カーメンが仕掛けたエジプト秘術「我々が一勝するたびにその部位を永久にいただいちゃう呪い」で、アレキサンドリア・ミートの左手を人質に取った。『キン肉マン』の「スプリングマン」がモチーフとなっている。

アトランティード

「7人の悪魔超人」の1人。半魚人の超人で、スプリングマン・イネカに弾き飛ばされてバッファローマン・ボニータの角にぶつかった後、リングに叩きつけられたウォーズマン・ジェーブシカに口から水を吐く。油断するとすぐに太るタイプで、まうんタンに体型の変化を指摘されて動揺した。『キン肉マン』の「アトランティス」がモチーフとなっている。

ミス・カーメン (みすかーめん)

「7人の悪魔超人」の1人。すぐに何かに影響されやすく、某アメリカンヒーローが主演の映画を見たあとは、アメリカ国旗のマスクを被り、「ミス・アメリカーナ」と名乗っていた。その後は「ミス・謎の超人」に変装したが、バッファローマン・ボニータに怒られてようやく本来の姿に戻る。アレキサンドリア・ミートにエジプト秘術「我々が一勝するたびにその部位を永久にいただいちゃう呪い」をかけ、キン肉マンレディーが「7人の悪魔超人」と戦わざるを得ない状況を作る。 ちなみにミス・カーメンは左足を人質に取った。『キン肉マン』の「ミスター・カーメン」がモチーフとなっている。

ステ・レオ・C・P・キング (すてれおかせっとぷれいやきんぐ)

「7人の悪魔超人」の1人。ヘッドホンを付けて、ランドセルを背負っている。バッファローマン・ボニータが作戦開始時間を早めたことで、ほかのメンバーから遅れて到着する。ミス・カーメンが仕掛けたエジプト秘術「我々が一勝するたびにその部位を永久にいただいちゃう呪い」で、アレキサンドリア・ミートの胴体を人質に取った。 『キン肉マン』の「ステカセキング」がモチーフとなっている。

CN:ブラックホール (こーどねーむぶらっくほーる)

「7人の悪魔超人」の1人。ミス・カーメンにツッコミを入れたり、拘束されるキン肉マンレディーを撮ったりしていた。ミス・カーメンが仕掛けたエジプト秘術「我々が一勝するたびにその部位を永久にいただいちゃう呪い」で、アレキサンドリア・ミートの右手を人質に取った。『キン肉マン』の「ブラックホール」がモチーフとなっている。

まうんタン

「7人の悪魔超人」の1人で、7人の中では一番の巨体を誇る。セーラー服を着ており、言葉を延ばす感じでしゃべる。以前はヤマンバメイクだったが、今はやめている。ステ・レオ・C・P・キングより遅れて到着し、ミス・カーメンが仕掛けたエジプト秘術「我々が一勝するたびにその部位を永久にいただいちゃう呪い」で、アレキサンドリア・ミートの腰を人質に取った。 『キン肉マン』の「ザ・魔雲天」がモチーフとなっている。

シシカ・バブー (ししかばぶー)

キン肉星バーベキュー族の超人で、一族では「勇者」と称えられる人物。王位継承権のない男性しか生まれないホルモン族から王位継承の挑戦権を譲ってもらい、キン肉マンレディーに戦いを挑む。筋骨隆々の体で、性格も勇ましい。『キン肉マン』の「シシカバ・ブー」がモチーフとなっている。

キン肉 真弓 (きんにく まゆみ)

キン肉星の現女王にしてキン肉マンレディーの母親。第10回超人オリンピックで優勝している。20年前にキン肉族とホルモン族との戦いに圧勝し、融和政策として「戦いを継続するなら、20年後にお互いの世継ぎ同士でキン肉星王位争奪ルールに則った挑戦を受ける」と約束する。『キン肉マン』の「キン肉真弓」がモチーフとなっている。

ザ・くノ一 (ざくのいち)

「悪魔六騎士」の1人。いきなり始まったシシカ・バブーとのチーム戦のために、キン肉マンレディーが参加を呼びかけ、それに応えて参上した。「灼熱地獄」という技でシシカ・バブーチームの紙木乃伊(ペーパーミイラ)とスプレー魔女を倒す。『キン肉マン』の「ザ・ニンジャ」がモチーフとなっている。

阿修羅姫 (あしゅらひめ)

「悪魔六騎士」の1人。ザ・くノ一と同じくキン肉マンレディーの呼びかけを聞いて、「面白そう」という理由で参加する。腕が6本あり、そこからくり出される「竜巻地獄」という技でシシカ・バブーチームのぷよっぷよ、クリスタル結晶の2人を倒す。『キン肉マン』の「アシュラマン」がモチーフとなっている。

ゴリザエモン

番外編「ニャンと!フロイライン」に登場。ラッカ星で暴れる機械獣。性格はド助平で、遠隔操作できる両腕を飛ばし、ビジーンズマンの要請を受けてラッカ星を助けに訪れたラーメン娘とフロイライン・ブロッケン・ジュニアの服を剥ぎ取る。

ゴクウ娘 (ごくうにゃん)

番外編「熱唱!!拉麵娘」に登場。第20回超人オリンピックにも出場していた中国の超人。ラーメン娘をライバル視しており、アイドルへの登竜門となるバラエティ番組「イカス!スタァ爆誕」にラーメン娘を追って出場する。

クレジット

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