うる星やつら

うる星やつら

キュートな宇宙人の女の子ラムに慕われる少年・諸星あたるが、大騒動の日々に巻き込まれるSFラブコメ漫画。普通の一般家庭や学園生活といった日常に、宇宙人や妖怪といった何でもありの要素を絡めたドタバタ劇が繰り広げられる。個性の際立った魅力あるキャラクターが多数登場するのも特徴のひとつ。物語は1話完結もしくは複数話からなるストーリーで展開されていく。小学館「週刊少年サンデー」1978年39号から1987年8号まで連載。1981年10月にテレビアニメ化。1983年2月13日に劇場版アニメ第1作が公開。2022年10月には約36年ぶりとなる新作テレビアニメが放送。

正式名称
うる星やつら
ふりがな
うるせいやつら
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
ラブコメ
レーベル
コミック文庫(青年)(小学館) / 少年サンデーコミックス(小学館)
関連商品
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概要・あらすじ

強大な軍事力を持つ宇宙人の鬼族が地球に来訪。地球と鬼族の代表が1対1で戦う鬼ごっこで勝負して、鬼族が勝ったあかつきには地球に攻撃を仕掛けると宣言する。ルールはシンプルで「地球側の代表が鬼族の代表を追いかけて、頭部の角を掴めば勝ち」というもの。そして地球側の代表として選ばれたのが、何の取り柄もないスケベな若者・諸星あたるだった。

鬼側の代表・ラムは、自在に宙を跳ね、諸星あたるを翻弄。誰もが地球側の敗北と諦めていたが、ガールフレンドの三宅しのぶが結婚を条件に諸星あたるを発奮させ、ラムの角を掴むことに成功する。だが、結婚を声高に叫ぶ諸星あたるに求愛されたと勘違いしたラムは、それを受け入れて地球に残ることを決意。

ラム諸星あたるを「ダーリン」と呼んで慕い、こうして攻守の入れ替わった果てしなき鬼ごっこが再開された。諸星あたるラムを中心として、ユニークかつハチャメチャな人々や宇宙人が次々と集結。大騒動の日々が展開されていく。

テレビアニメ(2022年版)

2022年1月1日に、小学館創業100周年を記念して完全新作のテレビアニメ制作が発表。全4クールにわたりフジテレビの「ノイタミナ」枠ほかにて放送。主人公の諸星あたるは神谷浩史、ヒロインのラムは上坂すみれが演じる。第1期は連続2クールで2022年10月13日から放送。

登場人物・キャラクター

諸星 あたる (もろぼし あたる)

いつも女の子のことばかり考えているスケベで脳天気な区立友引高校に通う男子。いつもニヤけた締まらない顔をしており、身だしなみもだらしない。趣味は手帳を片手に住所と電話番号を聞き出すガールハント。人類の存亡を懸けた宇宙人・鬼族との鬼ごっこの鬼役に選ばれ、鬼族のラムと激戦の果てに勝利を掴む。 その鬼ごっこの最中に求愛されたと勘違したラムから一方的に好意を寄せられてしまう。自分のことをダーリンと呼び求愛してくるラムのことは嫌いではなく、角を隠せば可愛いとすら思っているのだが、それよりもたくさんの女の子と仲良くしたいという煩悩の方が勝っているため、ラムのことを邪険に扱う。トラブルを引き寄せる凶運の持ち主で、諸星あたるの周囲には変人や宇宙人、妖怪などが集まり大騒動を繰り広げる。

ラム

虹色のロングヘアーをなびかせた頭に2本の角を生やした宇宙人・鬼族の女の子。諸星あたるとの鬼ごっこに負け、その最中に求愛されたと勘違いしてしまい、諸星あたるに好意を抱き、地球に居着くことになった。虎縞のビキニにブーツと露出の高い服を愛用し、プロポーションも抜群なことから、男子たちからは大人気なのだが、肝心の諸星あたるからは邪険に扱われることが多い。 空中浮遊能力で自在に空を駆け、電撃を放射する能力も持っており、主に他の女の子に浮気をする諸星あたるに対し、お仕置きとして電撃を炸裂させている。無邪気で天真爛漫、人見知りをしない性格だが、家事や身の回りのことに対してはかなり大雑把で、思い込みの激しい一面もある。 初期は諸星あたるのガールフレンドだった三宅しのぶに対し、敵意をむき出しにするなど意地悪な性格だったが、徐々に角がとれて普通の女の子らしくなった。途中から区立友引高校に通いはじめ、制服姿も見せるようになる。

テン

つむじのあたりに1本の角を生やした宇宙人・鬼族の子供で、ラムの従弟。オムツのような虎縞のパンツを着用しており、見た目はキュート。ラムを追って地球に来て、そのまま居着いた。女性の前では猫をかぶり大人しいフリをしているが、実は生意気でやんちゃな性格。諸星あたるやその知り合いの男子からはジャリテンと呼ばれている。 空中浮遊の能力を持つがあまり得意ではなく、そのスピードは亀にも負けるほど。炎を吐くこともでき、頭を叩くことで本人の意志に関係なく炎を吹いてしまうので、諸星あたるが火炎放射器代わりに利用することも多い。母親は火消しで、放火魔を散々に傷めつけて捕縛する姿を何度も目撃しているため、その存在を極度に恐れている。

三宅 しのぶ (みやけ しのぶ)

諸星あたるのガールフレンドでクラスメイト。結婚を条件に、鬼族のラムとの鬼ごっこに挑む諸星あたるを発奮させた。だが、鬼ごっこの最中に諸星あたるが結婚を声高に叫んだことで、ラムが諸星あたるから求愛されていると勘違いしたため、結果としてラムが地球に居着く直接的な要因を作ってしまった。 初期はラムに対して嫉妬の感情を露わにしていたが、面堂終太郎が転校してきてからは、諸星あたるから面堂終太郎に気持ちが移った。どこにでもいる普通の女の子のようだが実は怪力の持ち主で、やや潔癖気味。諸星あたるやその周囲の人々が風紀を乱すような姿を見せると、怒りとともに机を持ち上げて大暴れすることもある。

面堂 終太郎 (めんどう しゅうたろう)

諸星あたるのクラスに転校生としてやってきた、豊富な財力と強大な私設軍事力を持つ面堂財閥の御曹司。クラスの女子が誰もが虜になるほどのハンサムで、礼儀正しく勉強もスポーツもこなせる優等生だが、無礼を働く諸星あたるに対して日本刀を持ちだして斬りつけるなど、常識外れの部分も見せる。 ラムに惚れており積極的に求愛するものの、ラムからはまったく相手にされていない。極度の閉所恐怖症で、暗く狭いところに閉じ込められると、取り乱してしまう。ただし、女性の前では大丈夫という特異体質の持ち主でもある。面堂家の家紋であるタコをたくさん飼っている。

藤波 竜之介 (ふじなみ りゅうのすけ)

竜之介の父親とともに浜茶屋・海が好きを経営していた短髪の女の子。男として育てられたため言動が荒っぽく、日々鍛えており腕っ節も強いため、他人からは男の子にしか見えない。胸の膨らみを隠すためにサラシを巻いている。夏の終わりに海に来ていた諸星あたるや面堂終太郎たちと出会い、最初は遠巻きに見ていた一行だったが、藤波竜之介が女性と知ったことで興味を持ち、相談に乗ることとなった。 本人は女の子らしく生きたいと願っており、セーラー服やブラジャーなどに憧れを抱いているが、竜之介の父親がそれを妨害。毎日のように拳を交える壮絶な親子喧嘩を繰り広げている。その喧嘩の果てに浜茶屋・海の家が崩壊し、経営が困難に。 再建資金稼ぎのために竜之介の父親が区立友引高校の購買部に勤務することとなり、藤波竜之介も友引学園に転入、諸星あたるのクラスメイトになった。短髪の美少女だが男子制服に身を包み、言動も並の男よりも男らしいため下級生の女子に人気がある。中盤から登場したレギュラーキャラクター。

白井 コースケ (しらい こうすけ)

諸星あたるのクラスメイトで、親友のひとり。先生たちの間では諸星あたると並んでクラスの要注意人物とされている悪童で、諸星あたると組み、悪さばかりしている。女子には意外と人気があり、バレンタインデーにチョコレートをもらったり、大食いの彼女を連れてデートをしたりしたこともあった。 途中から登場しなくなったが、のちに再登場する。

錯乱坊 (ちぇりー)

友引町に居着いている僧侶で、本名は不明。諸星あたるに対して世にも稀なる不運の相の持ち主であることを告げ、それを的中させた。食い意地が汚く、諸星家に上がり込んでは勝手に食事を食べている。途中から空き地にテントを張って生活するようになり、空き地では化け猫のコタツ猫と鍋を囲んでいることが多い。 唐突に登場しては不吉な予言を告げ、周囲を焦らせると同時に不安にさせる。霊能力を持ち、妖怪退治にたずさわることもあるが、大抵は失敗して余計に騒動が大きくなってしまう。

サクラ

強力な霊能力を持つ巫女で、錯乱坊の姪。区立友引高校の保健医も担当しており、グラマラスで妖艶な雰囲気を持つ美人ということで、区立友引高校の男子生徒達の憧れの的。美女であるにもかかわらず、諸星あたるからは錯乱坊の親族で、かつ自身に不幸を呼んでしまうために恐怖の対象だった。 しかし物語が進むに連れて徐々に慣れ、他の女の子と同様、頻繁に性的嫌がらせを受けるように。錯乱坊に似て大食漢だが、いくら食べてもプロポーションは崩れない。

レイ

ラムの元婚約者で、頭に2本の角を生やした宇宙人・鬼族の男性。顔を見た女性をほぼ全員一目惚れさせるほどの美男子だが、頭が弱く、底なしと呼べるほどに食い意地が張っている。興奮するとユニークな姿の巨大な牛鬼に変身してしまう。以前はラムと相思相愛で婚約もしていたが、食べ物にしか目が行かないためラムに愛想を尽かされ、婚約解消された。 未練からラムを追い地球にやってきて連れ帰ろうとするが、拒否されてしまう。

弁天 (べんてん)

ラムの幼馴染みで宇宙人・福の神族の女の子。ラムを訪ねて、時折地球に遊びに来る。男勝りで勝気な性格をしたいわゆるスケ番風の女性で、愛用のエアバイク・隆盛号を手足のように颯爽と乗り回す。露出の高い鎧風の服を着ており、色仕掛けで相手を惑わす手もよく使い、諸星あたるもそのセクシーな姿に夢中である。 名前の通り七福神のひとり、弁財天であり、節分の時期になると、福の神族とラム達鬼族は、紅白玉入れ合戦で優劣を競っていた。地球ではマシンガンに豆を装填した荒々しい豆まき合戦でラムと戦う。

おユキ

ラムの幼馴染みの宇宙人で、海王星の女王。冷気を操る雪女で、自在に雪を降らしたり、対象を氷漬けにしたりできる能力を持つ。また、様々な場所に瞬間移動する入り口を開くことも可能。クールな面持ちの上品で物静かな美しい女性で、諸星あたるに迫られることも多い。ラムや同じ幼馴染である弁天とともに騒動に巻き込まれることも多いが、助言はするものの手は出さずに黙って見ているタイプ。 また、怒っていても表情は穏やかなままで、辛辣な言葉を淡々と投げかけることで、相手の心に確実にダメージを与える。お金の管理にしっかりしており、帳簿を持ち歩いている。

ラン

ラムの幼馴染みの女の子で、唇を重ねることで対象から若さを吸収したり、吹き込んだりする能力を持つ宇宙人。幼い頃、ラムに寝小便の罪を押し付けられるなど、ひどい目にあっている。好意を抱いていたレイがラムと付き合い、自分は身を引いたにも関わらず、ラムが地球で諸星あたるに結婚を迫っていることに激怒。 復讐のために地球にやってきた。普段は甘ロリ系のファッションに身を包んだ可愛らしくお淑やかな女の子だが、怒ると凶暴になり語気も荒くなってしまう。

クラマ

クラマ星出身の宇宙人で、からす天狗一族の女王。一族に人間型の男が存在しないため、異星の男性と交わって子孫を残さなければならない。禁欲主義の色男を求めており、理想の男性像は父親である源義経。コールドスリープで眠り続け、目覚めのキスを交わした男と結ばれるという掟がある。その相手が諸星あたるとなり、理想とはかけ離れていたた男だったために失望。 教育して理想の男性像に近づけようとするがことごとく失敗する。その後、掟を反故にし、より良い子孫を残すための美男子を探すものの、諸星あたるが起こす騒動に巻き込まれてしまうため、なかなか進展しない。

面堂 了子 (めんどう りょうこ)

面堂終太郎の妹で、お嬢様学校の私立清廉女子大学付属女子中学校に通う中学2年生。兄に似て容姿端麗だが、突飛なことを思い付いては実行してしまう、何を考えているのかよくわからない不思議な性格をしている。面堂終太郎を困らせるのが趣味で、そのためにはどんな苦労も厭わない。諸星あたるが言い寄ってきてもまったく動じないが、面堂終太郎に嫌がらせをするという意味では仲間意識を持っているようで、色仕掛けを使って協力者として引きこむことも多い。 黒子姿の従者たちを多数従えている。

尾津乃つばめ (おづのつばめ)

優れた霊能力を持ち、エクソシストとして活動する西洋魔術師。サクラの婚約者で、錯乱坊の公認を受けるために諸星あたるやラムらとディスコを訪れ、魔物を呼び出す降霊の能力を披露した。不器用で若干間抜けな性格をしており、錯乱坊からサクラとの恋人となる公認を受けたものの、呼び出した魔物を封じる技を知らず、ディスコ内を魔物だらけにした。 その後、サクラとデートを重ね良い雰囲気になるものの、なぜかその度に諸星あたるら区立友引高校の生徒達に物陰から覗かれ邪魔をされてしまう。

温泉マーク (おんせんまーく)

区立友引高校の教師で、担当科目は英語。温泉マーク柄のスーツを着ているために、生徒からは温泉マーク、他の先生からは温泉先生などと呼ばれており、本名は不明。生活指導も担当しており、学園内で騒動を起こす諸星あたるや面堂終太郎らをマークして悪さを働く前に止めようとするのだが、殆どの場合、手痛い返り討ちを受けてしまう。

校長先生 (こうちょうせんせい)

区立友引高校の校長先生で本名は不明。宇宙人であってもラムを何の問題なく学園に受け入れるなど、心の広い寛容な人物で、諸星あたる達が起こす大騒動を顔色一つ変えずに冷静に受け流す。お茶目なところもあり、学校をあげての奇抜なイベントを行うこともある。コタツネコと仲がよく、校長室で一緒にお茶を飲みながらくつろいでいることが多い。

コタツネコ

『うる星やつら』に登場する妖怪。二本足で歩く人間の大人ほどの背丈の化け猫。かつては江戸時代に生きていた普通の野良猫だったが、屋外で凍死してしまい、その怨念から化け猫になった。諸星あたるの家に出現し、異常なまでにコタツに執着。のんびりとした性格ではあるが、コタツを横取りしたり入ろうとしたりすると無表情のまま激怒し、その者を突き飛ばしてコタツから追い出してしまう。 その後は錯乱坊のテントで鍋を囲んだり、区立友引高校の校長室で校長先生とお茶を飲んだりと、場を和ませるキャラクターとして度々登場した。

竜之介の父親 (りゅうのすけのちちおや)

先祖代々浜茶屋・海が好きを経営している、いかつい顔をした男性で藤波竜之介の父親。娘の藤波竜之介を浜茶屋の跡取りにしようと息子として厳しく育てた。藤波竜之介とは毎日のように拳を交える喧嘩の日々を送っているが、強さに加えてずる賢さも備えているため、一方的に打ち負かすことが多い。 壮絶な親子喧嘩の果てに浜茶屋・「海が好き」が崩壊し、経営が困難になったため、その再建資金稼ぎのために区立友引高校の購買部で勤務することとなった。本名は不明。

水乃小路 飛麿 (みずのこうじ とびまろ)

日本のスポーツ業界を牛耳る水乃小路スポーツ用品の次期当主で、面堂終太郎とは家柄も含めてライバル関係にある。野球によって雌雄を決しようとしているが、極度の運動音痴であるためにボールを投げることができず、それによって面堂終太郎もボールを打つことができないため、長年勝負はついていない。 また、木に登っては梯子を外されて降りられずにべそをかくなど、情けない姿を度々晒している。幼い頃に面堂終太郎の妹・面堂了子からイジメのような嫌がらせを度々受けていたため、女性が大の苦手。面堂終太郎のみ、水乃小路飛麿のことをトンちゃんと呼び、水乃小路飛麿は面堂終太郎のことを終ちゃんと呼ぶ。

水乃小路 飛鳥 (みずのこうじ あすか)

水乃小路飛麿の妹で、水乃小路家と面堂家の仲を取り持つため、面堂終太郎の許嫁となる。水乃小路家の掟により15歳になるまで、父や兄を含む一切の男性と面識を持つことなく成長した。小さいころから西洋甲冑を着けてトレーニングしていたため、人間離れした怪力の持ち主。だが、甲冑の下には華奢で清楚な雰囲気の美少女が隠れており、その姿を目撃した諸星あたるが怒涛の勢いで迫ってきたため、それ以降、極度の男性恐怖症に陥ってしまう。 水乃小路飛麿に対してだけは、兄という男とは違う生物だと思い込んでいるために普通に接することができる。だが、それ故に兄妹の枠を超えた愛情表現を見せ、水乃小路飛麿を困らせている。

しゅがあ

じんじゃあ、ぺっぱあと3人で行動している惑星中学のスケ番。3人組のリーダーで、肌を背景に溶けこませる保護色の能力を持ち、七色のしゅがあを自称する。伝説のスケ番と呼ばれたラム、弁天、おユキを超えることを目指し、地球にやってきては様々な作戦を練ってやり込めようとするが、いつも失敗していた。

じんじゃあ

しゅがあ、ぺっぱあと3人で行動している惑星中学のスケ番。身体機能を極限まで停止させる能力を持ち、死んだふりをして相手を動揺させるという技を披露する。仏のじんじゃあを自称。伝説のスケ番と呼ばれたラム、弁天、おユキを超えることを目指し、地球にやってきては様々な作戦を練ってやり込めようとするが、いつも失敗していた。

ぺっぱあ

しゅがあ、じんじゃあと3人で行動している惑星中学のスケ番。脱皮の能力を持ち、自分の皮膚を自由に脱ぎ捨てられる。相手に掴まれてもこの能力を利用して脱出することが可能。伝説のスケ番と呼ばれたラム、弁天、おユキを超えることを目指し、地球にやってきては様々な作戦を練ってやり込めようとするが、いつも失敗していた。

真吾 (しんご)

面堂終太郎の警護や諜報活動を行う御庭番を務める男の子。面堂家の庭師・菜造じいの孫だが、幼い頃に祖父と生き別れ、テレビを祖父と思い込んで時代劇を見て育ったために、古風な話し方をする。また、面堂家敷地内の電気密林で育ったことから耐電性を持ち、ラムの電撃が効かない。 面堂終太郎とは主従関係はあるものの、常識に疎いため面堂終太郎もその扱いにはかなり難儀している。女の子に惚れっぽい。

因幡 (いなば)

未来へとつながる扉に付ける夢の世界のドアノブを亜空間で作っている運命製造管理局の人間。制服であるうさぎの着ぐるみを着用している。亜空間に侵入するための運命の鍵を無くしていしまい、捜索中に友引町に辿り着く。そこで空腹で行き倒れになっていたところを三宅しのぶに助けられた。 三宅しのぶ、諸星あたる、ラムを交えて亜空間へと行き騒動を繰り広げ、彼らの未来の姿を見せた。その後、運命製造管理局の昇進試験を受ける際、三宅しのぶに協力してもらい、相思相愛の間柄となる。

ルパ

曾祖父同士が決めたラムの許嫁。闇の世界の住人で、角の生え変わりを見計らってラムを拉致し、強引に結婚式を挙げようとした。諸星あたるとルパを慕う女性カルラの妨害により結婚式はメチャクチャになったものの、諸星あたるとの口論の末にラムは闇の世界に残ることを決め、カルラも地球に行ってしまった。 その後、地球が謎のキノコだらけになり、そのキノコを駆除するブタを提供する条件として、諸星あたるとラムの出会いのきっかけとなった鬼ごっこによる再戦を行わせた。本当はカルラのことを慕っており、最終的にはカルラに想いを打ち明けた。物語の最後の長編エピソードに登場する。

集団・組織

区立友引高校 (くりつともびきこうこう)

『うる星やつら』に登場する学校。諸星あたる達が通う高校。諸星あたるが巻き起こす騒動に巻き込まれ、校舎の半壊などは日常茶飯事だが、すぐに元通りになる。変わった行事が行われることが多いが、これは校長先生の突発的な発案によるもの。

場所

友引町 (ともびきちょう)

『うる星やつら』の舞台となる町。設定では東京都練馬区に存在することになっている。町内には諸星あたるらが通う区立友引高校や、区立友引高校の生徒たちが買い食いなどで訪れる友引商店街がある。町全体が大騒動に巻き込まれることも多いのだが、慣れてしまったのか町民たちは意外と無関心。

アニメ

うる星やつら

世にも稀な凶運の相の持ち主の高校生諸星あたるは、地球の命運をかけた鬼ごっこで対戦相手の鬼族の娘ラムに勝利したものの、プロポーズをしたと勘違いされてしまう。あたるに熱をあげたラムは、押しかけ女房としてあ... 関連ページ:うる星やつら

書誌情報

うる星やつら 18巻 小学館〈コミック文庫(青年)〉

第1巻

(1998-08-08発行、 978-4091931818)

第2巻

(1998-08-08発行、 978-4091931825)

第3巻

(1998-10-17発行、 978-4091931832)

第4巻

(1998-10-17発行、 978-4091931849)

第5巻

(1998-12-12発行、 978-4091931856)

第6巻

(1998-12-12発行、 978-4091931863)

第7巻

(1999-02-17発行、 978-4091931870)

第8巻

(1999-02-17発行、 978-4091931887)

第9巻

(1999-04-16発行、 978-4091931894)

第10巻

(1999-04-16発行、 978-4091931900)

第11巻

(1999-06-16発行、 978-4091931917)

第12巻

(1999-06-16発行、 978-4091931924)

第13巻

(1999-08-07発行、 978-4091931931)

第14巻

(1999-08-07発行、 978-4091931948)

第15巻

(1999-10-16発行、 978-4091931955)

第16巻

(1999-10-16発行、 978-4091931962)

第17巻

(1999-12-16発行、 978-4091931979)

第18巻

(1999-12-16発行、 978-4091931986)

うる星やつら〔新装版〕 34巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉

第1巻

(2006-11-17発行、 978-4091207166)

第2巻

(2006-11-17発行、 978-4091207173)

第3巻

(2006-12-16発行、 978-4091207180)

第4巻

(2006-12-16発行、 978-4091207197)

第5巻

(2007-01-18発行、 978-4091207203)

第6巻

(2007-01-18発行、 978-4091207388)

第7巻

(2007-02-16発行、 978-4091207395)

第8巻

(2007-02-16発行、 978-4091207401)

第9巻

(2007-03-16発行、 978-4091207562)

第10巻

(2007-03-16発行、 978-4091207579)

第11巻

(2007-04-18発行、 978-4091207586)

第12巻

(2007-04-18発行、 978-4091207593)

第13巻

(2007-05-18発行、 978-4091207609)

第14巻

(2007-05-18発行、 978-4091207692)

第15巻

(2007-06-18発行、 978-4091207708)

第16巻

(2007-06-18発行、 978-4091207739)

第17巻

(2007-07-18発行、 978-4091207746)

第18巻

(2007-07-18発行、 978-4091207753)

第19巻

(2007-08-10発行、 978-4091207760)

第20巻

(2007-08-10発行、 978-4091207777)

第21巻

(2007-09-18発行、 978-4091207784)

第22巻

(2007-09-18発行、 978-4091207791)

第23巻

(2007-10-18発行、 978-4091207807)

第24巻

(2007-10-18発行、 978-4091207845)

第25巻

(2007-11-16発行、 978-4091207852)

第26巻

(2007-11-16発行、 978-4091207869)

第27巻

(2007-12-15発行、 978-4091207876)

第28巻

(2007-12-15発行、 978-4091207883)

第29巻

(2008-01-18発行、 978-4091207890)

第30巻

(2008-01-18発行、 978-4091207906)

第31巻

(2008-02-18発行、 978-4091207982)

第32巻

(2008-02-18発行、 978-4091207999)

第33巻

(2008-03-18発行、 978-4091208002)

第34巻

(2008-03-18発行、 978-4091208071)

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