ジャングル大帝(1965年版)

ジャングル大帝(1965年版)

手塚治虫原作の同名漫画『ジャングル大帝』のアニメ化第1作目。白いライオンの子供であるレオを主人公として、人間と動物、また大自然ともかかわり方などをテーマにした作品。厳しいジャングルでの動物たちの生活や、また個性あふれる人間たちとの関係を描いている。第4回テレビ記者会賞特別賞受賞(1966年)、厚生省中央児童文化財部会年間優秀テレビ映画第1位(1966年)、厚生大臣児童福祉文化賞受賞(1966年)。

正式名称
ジャングル大帝(1965年版)
ふりがな
じゃんぐるたいてい
原作者
制作
虫プロダクション
監督
山本 暎一
監督
八村博也
放送期間
1965年10月6日 〜 1966年9月28日
放送局
フジテレビ
話数
52話
ジャンル
アドベンチャー
 
動物擬人化
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概要・あらすじ

ジャングルの王者として君臨していた白いライオン「パンジャ」の息子として生まれたレオは、人間に殺されたパンジャに代わってジャングルの動物たちのリーダーとなる。そしてレオは動物たちと共にジャングルの改革を目指し、またジャングルを荒らす人間たちから仲間たちを守るために奮闘する。

登場人物・キャラクター

レオ

ジャングルの王者、パンジャとその妻エライザの息子である白いライオン。子供ながらの無邪気さと怖いもの知らずの性格で、一言で言えばやんちゃ。しかし親の恋しい時期でもあり、寂しがりやの一面も持つ。 人間社会を経験したことにより、ジャングルでは経験できない文化的な知識を持つに至る。母親であるエライザの意思に従ってジャングルに戻り、人間社会を手本とした平和で優しい世界を作るため、そしてジャングルの動物を狙う人間たちから動物を守るため、仲間たちと奮闘することになる。

ライヤ

レオと同年代のメスのライオン。お転婆な一面を持つものの優しく穏やかな性格。レオの一番の理解者であり、ジャングルを改革するため奮闘するレオを支えている。後にレオの妻となる。

パンジャ

レオの父親。ジャングルの帝王として動物たちの頂点に立っていた白いライオン。人間に捕まった妻であるエライザを救出しようとして、人間に撃たれて死亡する。

エライザ

レオの母親でパンジャの妻。人間に捕まって外国に送られる檻の中でレオを出産する。レオを脱出させた後、嵐に巻き込まれて沈没する船と運命を共にする。

トミー

レオと行動を共にしているカモシカ。パンジャの事を尊敬しており、その息子であるレオにジャングルの仲間を導いてほしいと考えている。そのため、レオの成長を期待しつつ助言や助力をしている。

ココ

なにかにつけてレオに助言を与えている、レオの補佐役を務めているオウム。少し口うるさい部分が欠点。得意技はモノマネで、様々な動物や人間の声色を真似ることができる。

マンディ

レオを支える動物の1匹で、年老いたマンドリル。人生経験豊かな立場から、若くジャングルに慣れていないレオにジャングルの掟など、様々な助言を与えてジャングルの改革を手助けしている。

ケン一 (けんいち)

レオたちが暮らすジャングルに迷い込んだ人間の青年。優しく穏やかな性格で動物たちにも愛情を持って接する。レオとも友達となり、レオは人間の素晴らしさを知ることになる。

マリー

ケン一と共にジャングルに迷い込んだ人間の女性。ケン一とは違って自分勝手で独善的。その態度が動物たちの不信を買ってしまうものの、レオとの交流で少しずつ変わっていく。

ヒゲオヤジ

嵐の影響で流れ着いた土地でレオを拾った人間の男性。しばらくレオと暮らし、レオに人間社会の知識を与えるきっかけとなる。その後、レオがジャングルに帰った後もレオの側に立って支援している。

クレジット

原作

監督

, 八村博也

作画監督

勝井千賀雄

音楽

冨田勲

アニメーション制作

虫プロダクション

原作

ジャングル大帝 (じゃんぐるたいてい)

白いライオンの主人公レオはジャングルの王パンジャの血を引いている。レオの成長と、人間とのかかわり、弱肉強食の世界を描いた物語である。 関連ページ:ジャングル大帝

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