ないしょのラッキードール

ないしょのラッキードール

都内郊外にある城に引っ越してきた人形師が、そこに住む不思議な存在たちと心を通わせていく姿を描いた物語。「別冊花とゆめ」平成17年9月号から平成18年3月号にかけて掲載された作品。

正式名称
ないしょのラッキードール
ふりがな
ないしょのらっきーどーる
作者
ジャンル
ファンタジー
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概要・あらすじ

人形師の浅倉六花は、制作物にあらぬ噂を立てられたことからスランプ状態に陥る。引越し先で心機一転頑張ろうと意気込む彼女だったが、なんとそこは「ローズちゃん」と呼ばれる不思議な少女が暮らす建物だった。人ならざる存在の彼女に、六花ははじめこそ怯えるが、住民たちの声を聞くうち、次第にその存在が気になっていくのだった。

登場人物・キャラクター

浅倉 六花 (あさくら りっか)

眉上で切りそろえた前髪に、胸につくくらいの長さのストレートヘアが特徴の少女。人形師として働いていたが、制作する人形に「所有していると良いことがある」という根拠のない噂が立ったことで、どうにも仕事がしづらくなり困っている。仕事を優先させるため、高校は中退している。

三島 始 (みしま はじめ)

浅倉六花と同じ城に住む大学生。やや軽い雰囲気だが、話しやすく親切な人物で、越してきたばかりの六花を積極的にサポートする。輪廻転生の概念に興味があり、「生まれ変わり」は本当にあるのかを知るためにローズに接触しようとしているが、今のところ避けられ続けている。

ローズ

浅倉六花が越してきた城に現れる謎の存在。ふわふわの長い髪の毛にバラ色の瞳を持つ、人形のように可愛らしい美少女。普通の人間に見えるが実体はなく、突然現れたり消えたり、空を飛んだりできる。基本的に笑顔を絶やさぬ穏やかな性格だが、あまり言葉を発することはない。

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