概要
『神の左手悪魔の右手』の黒い絵本に登場する少女。足が悪く、ベッドで寝たきりの生活を送っており、父親が描く絵本を楽しみにしている。父親はグロテスクな話に合わせ、実際に人を殺した体験を絵本にしていた。父親が仕事でいない時、どうしても新しい絵本が見たくなったももは、地下の部屋にある絵本を覗こうとして、ベッドから降りて階段のほうに這っていく。
偶然、冷蔵庫のドアに手をかけ、ドアが開くと、中から父親が次の絵本のために殺害した2人の女性の生首が入っていた。ももが目撃した生首を、山の辺想も昼寝の夢で見ることとなる。