究極科学探検隊グラナダ

究極科学探検隊グラナダ

イギリスを中心に、超科学で繁栄したという古代帝国・グラナダの遺産、グラナダの正典を集める二神ジュゲムと森太郎の活躍を描いたSFアクション作品。

正式名称
究極科学探検隊グラナダ
ふりがな
きゅうきょくかがくたんけんたいぐらなだ
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
アクション
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概要・あらすじ

少年・二神ジュゲムと相棒の森太郎は、究極の科学で繁栄したという古代帝国・グラナダの科学技術を復活させるため、究極の科学が記されているというグラナダの正典を集めている。しかし、グラナダの正典は極秘書類としてFBIの金庫の奥深くに眠っていたり、様々な罠が仕掛けられた古代遺跡に隠されていたりと、簡単には集まらない。

グラナダの技術で作られたというゴッドリング“アトム”を使い、様々なピンチを切り抜けるジュゲム。しかし、彼には自身も知らない出生の秘密があった。

登場人物・キャラクター

二神 ジュゲム (ふたがみ じゅげむ)

明るく前向きな性格の少年。時に暴走しがちだが、様々な問題に諦めることなく立ち向かっていく。究極の科学で繁栄したという古代帝国・グラナダの存在を信じており、相棒の森太郎と共にグラナダの正典を集めている。グラナダの正典を盗み出すこともあるため、警察から追われている。グラナダの科学で作られたゴッドリング“アトム”を使用できる唯一の人間。 捨て子で、幼い頃はワイリー・フィリッポの元で育てられていた。

森 太郎 (もり たろう)

メガネをかけた少年。二神ジュゲムの相棒として共にグラナダの正典を探している。担当は情報収集で、ジュゲムのサポートの他、正典の解析、正典に掲載されていた科学技術の復元などをおこなっている。日本人だが、親の都合で幼い頃からロンドンで暮らしており、ジュゲムとはプライマリー・スクールで出会った。ジュゲムの行動に振り回されながらも、暴走しがちなジュゲムを支えている。 ジュゲムを通してワイリー・フィリッポと出会い、古代帝国・グラナダとその究極の科学が掲載されたグラナダの正典の存在を知り、知的好奇心から彼の一番弟子となった。

ワイリー・フィリッポ (わいりーふぃりっぽ)

片眼鏡をかけ、左右に向かって伸びる特徴的な口髭を生やした男性。捨て子だった二神ジュゲムを拾い、しばらく養育していた。古代帝国・グラナダの存在と、そこで作られたという究極の科学を信じ、復活させようとしているマッドサイエンティスト。異例の若さで教授まで駆け上った天才だったが、究極の科学を信じ、学界を追放され腐っていた時期もあった。 が、ジュゲムと出会い、科学への思いを復活させる。グラナダの正典を1冊所有している。ジュゲムからはバカフェッサーと呼ばれている。

アシュー・ジェニウス (あしゅーじぇにうす)

グラナダで生まれたグラナダ人の男性。究極の科学を作り上げた“偉大なる9人”(メンバーナイン)と呼ばれる人々のひとり。二神ジュゲム自身も知らない事情や、彼の持つ力を知っており、従わせようとする。勇敢、嫉妬など、自身の性質をバラバラに受け継いだ17人のクローンを抱える。

二神 碧 (ふたがみ みどり)

二神ジュゲムの養母。交通事故により、資産家だった夫と一人息子を亡くし自暴自棄になっていたが、ジュゲムを引き取り、再び生きる気力を取り戻す。忙しいため、不在のことも多い。

ヴィエルジュ

究極の科学を作り上げた“偉大なる9人”(メンバーナイン)と呼ばれる人々の中心人物。女性。超一流の科学者で、心や魂といった概念を科学的に解き明かしたほか、究極の科学をほとんどひとりで作り上げた。

橋本 (はしもと)

二神ジュゲムの母・二神碧に仕える運転手の男性。メガネをかけている。碧の生家に代々仕える運転手の一族に生まれ、碧が二神家に嫁いだ後も専属運転手として働いている。ジュゲムと碧を見守っている。

ジュゲム

ワイリー・フィリッポの家を住処にしていた野良犬。フィリッポが命名し、ここから二神ジュゲムの名が取られた。フィリッポと仲が良く、行動を共にしていた。

場所

グラナダ

一万年前に存在したという帝国で、現代でも解明できないほど高度な科学を用いて繁栄したといわれる超古代文明。しかし、その情報や技術は後世に伝わっておらず、帝国を構成した人々がどこへ消えたかなど全く不明のため、実在は疑問視されている。

その他キーワード

ゴッドリング“アトム”

触れたものの分子の結合をとき、再構築することのできる、6個でワンセットのリング。古代帝国のグラナダの究極の科学によって作られた。二神ジュゲムが所有している。

グラナダの正典 (ぐらなだきゃのん)

古代帝国・グラナダが手に入れた究極の科学が記されているという書物。全部で66冊あると言われており、その1冊をワイリー・フィリッポが所有していた。残りの65冊を二神ジュゲムと森太郎が集めている。解明されていない古代言語のグラナダ言語で書かれているため、内容を理解するためには解析が必要。燃えない紙で書かれている。

ゼビルス

重力をコントロールし、空を飛ぶことができるようになる機械。グラナダの正典に記載されていたものを、ワイリー・フィリッポが復元させようとした。

ミスリル・ペーパー (みすりるぺーぱー)

炎に触れても燃えることがない紙。グラナダの正典はこの紙に書かれている。

ハイ・ドライド (はいどらいど)

グラナダが静止軌道上に打ち上げた衛星兵器と、それを発動させる命令を送る通信機からなる。グラナダの正典に記載されていた科学技術によるもので、その通信機を森太郎が復元させた。

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