ザ・ファブル

ザ・ファブル

「ファブル(寓話)」と呼ばれる殺し屋が身分を隠し、一般人・佐藤明として新たな生活を送っていく姿を描いたアクションコメディ作品。講談社「ヤングマガジン」2014年第49号から2019年第51号まで連載。同誌2021年34号からは続編の『ザ・ファブル The second contact』が連載。2019年、2021年に実写映画化。

正式名称
ザ・ファブル
ふりがな
ざ ふぁぶる
作者
ジャンル
アクション
 
ギャグ・コメディ
レーベル
ヤンマガKCスペシャル(講談社)
巻数
既刊22巻
関連商品
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概要・あらすじ

裏社会では名の知れた殺しの天才・「ファブル(寓話)」。彼は組織のボスの命令により殺し屋稼業を一時休業し、一年間一般人として生活することに。佐藤明という偽の身分を与えられ、大阪の暴力団・真黒組に身元を預けられた彼は、殺し屋時代からの助手・佐藤洋子と共に新たな生活を始めていく。殺し以外の仕事に就いたこともなく、一般常識に欠ける佐藤は、果たして平穏な日々を送ることができるのか。

実写映画

第1作『ザ・ファブル』2019年6月21日公開。第2作『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』2021年6月18日公開。監督は江口カン。主人公の「ファブル」こと佐藤明を岡田准一が演じる。

登場人物・キャラクター

佐藤 明 (さとう あきら)

裏社会では名の知れた殺し屋。通称・「ファブル」(寓話という意味)。本名、年齢は不詳。ある日仕事の後、組織のボスから殺し屋稼業の一時休業を言い渡され、佐藤明という偽名で大阪の暴力団・真黒組の下、身柄を潜めることとなる。ボスからは見知らぬ土地で一般人としての生活を送るよう言いつけられており、その間の殺しも厳しく禁じられている。 大阪では、殺し屋時代からの助手佐藤洋子(偽名)と兄妹という設定で同居中。一見ごく普通の青年だが、銃の扱いや体術に秀でており、殺しの腕は超一流。だが、殺し以外の仕事についたことがないためか一般常識に欠け、真黒組の組長相手にも平然とタメ口で話すなど、とぼけた行動が多い。 また、異常なほどの猫舌である。唯一の趣味はお笑い芸人・ジャッカル富岡の出ている番組をチェックすること。当所は一日中ゲームでもしてるつもりだったが、真黒組の若頭海老原剛士にたしなめられ、仕事を探すことを決意。近所に住むミサキの口利きで、デザイン会社「オクトパス」で時給800円のアルバイトを始める。愛銃はコルトM1911・ナイトホークカスタム。 ペットはズグロシロハラインコの「カシラ」。

佐藤 洋子 (さとう ようこ)

ファブルの助手の女性。本名、年齢は不詳。10歳のころ家族を失い、組織のボスに引き取られ、物語開始時点から一年前にファブルの助手兼運転手となった。ボスに休業を言い渡されたファブルに同行し、佐藤洋子という偽名で兄妹として共に生活することとなる。ファブルとは違い一般的な感覚の持ち主だが、若干サディストの気がある。

海老原 剛士 (えびはら たけし)

大阪の暴力団・真黒組の若頭。38歳。前科5犯の武闘派。ファブルの素性を知る数少ない人物。ファブルを疑い、部下に監視を命じた。ファブルを町から追い出したいと考えていたが、彼に銃を突きつけ真意を問いただした後は、ある程度は信用するようになった。

浜田 広志 (はまだ ひろし)

大阪の暴力団・真黒組の4代目組長。53歳。ファブルの素性を知る。

高橋 (たかはし)

大阪の暴力団・真黒組の組員。海老原剛士の命令を受け、ファブルたちを監視。海老原がファブルたちを町から追い出したいと知ると、ファブルに手下をけしかけ、嫌がらせを行った。

黒塩 (くろしお)

大阪の暴力団・真黒組の組員。ファブルの腕前を目の当たりにし、彼に憧れ何かと行動を真似たりするようになっている。

ミサキ

ファブルの近所に住む女性。親の借金と自分の夢のため、アルバイトを5つほどかけもちしている。海老原剛士はその健気な姿を陰ながら見守っている。ファブルとは、彼が高橋の手下に小突かれていた際に初めて出会った。その後、仕事を探していたファブルにバイト先のひとつであるデザイン会社「オクトパス」を紹介、同僚となる。 「川村ミキ」という芸名でグラビアアイドルをやっていたことがあるが、周囲には秘密にしている模様。

続編

ザ・ファブル The second contact (ざ ふぁぶる ざ せかんど こんたくと)

南勝久の『ザ・ファブル』の続編。前作で殺し屋を引退し、人助けをするために旅に出た佐藤アキラが太平市に戻って来たところから物語がスタートする。ヤクザの裏で暗躍する組織同士の抗争を描いたアンダーグラウンド... 関連ページ:ザ・ファブル The second contact

書誌情報

ザ・ファブル 22巻 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉

第1巻

(2015-03-06発行、 978-4063825633)

第2巻

(2015-06-05発行、 978-4063826135)

第3巻

(2015-09-04発行、 978-4063826661)

第4巻

(2015-12-04発行、 978-4063827132)

第5巻

(2016-03-04発行、 978-4063827453)

第6巻

(2016-06-06発行、 978-4063827965)

第7巻

(2016-09-06発行、 978-4063828474)

第8巻

(2016-12-06発行、 978-4063828870)

第9巻

(2017-03-06発行、 978-4063829327)

第10巻

(2017-06-06発行、 978-4063829754)

第11巻

(2017-09-06発行、 978-4065101544)

第12巻

(2017-12-06発行、 978-4065105306)

第13巻

(2018-03-06発行、 978-4065110904)

第14巻

(2018-06-06発行、 978-4065116227)

第15巻

(2018-09-06発行、 978-4065128220)

第16巻

(2018-12-06発行、 978-4065138410)

第17巻

(2019-03-06発行、 978-4065153970)

第18巻

(2019-06-06発行、 978-4065161265)

第19巻

(2019-09-06発行、 978-4065169384)

第20巻

(2019-12-06発行、 978-4065178539)

第21巻

(2020-03-06発行、 978-4065188132)

第22巻

(2020-06-05発行、 978-4065199848)

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