概要
中学3年生の男子で、三黒充雄(ミクロ)の同級生。柔道部の主将を務めており、教室で大声を上げていた天山を、体格差をものともせずに投げ飛ばしてしまうなど、県下では有数の実力者。ミクロが柔道部に入るきっかけを作った人物だが、弱者であるミクロのことを見下しており、柔道部の乱取りで連日投げられ続けるミクロに対し、「投げられ屋ミクロ」というあだ名を付けて馬鹿にしていた。
しかし、3年後の7月7日にミクロに一本負けしたことで激昂。試合の場をコンクリートの上に移し、雪辱を晴らそうとする。自身にとって柔道はスポーツでなく、殺し合いであると断言する苛烈な性格で、そのくらいの覚悟がないと上を目指せないと考えている。全国大会への切符を争う試合で一本負けを喫した苦い経験を持つことから、投げ技に対する思い入れは人一倍。