がんばれ酢めし疑獄!!

がんばれ酢めし疑獄!!

作者施川ユウキのデビュー作。言葉遊びを軸に、ナンセンスなギャグを繰り広げる4コママンガ。主人公は存在せず、4コマ一本ごとにギャグの内容は変わっている。単行本3巻の巻末には特別インタビューと、サッカーLOVE増刊号掲載の『意識調査』を収録。単行本4巻の巻末には、3巻発売記念のインタビューと、短編『覆面半かぶりレスラーが来る!!』を収録。単行本5巻の巻末には短編『少年フォトグラフ』を収録。

正式名称
がんばれ酢めし疑獄!!
ふりがな
がんばれすめしぎごく
作者
ジャンル
その他ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

特にストーリーはなく、のん子ラムニーくんのような固定キャラが登場する作品と、一回限りのキャラクターで終わらせる作品がある。

登場人物・キャラクター

さーや

セーラー服を着た、目がぱっちりとした元気で明るい少女。姉のことが大好き。ことあるごとに姉に話しかけて絡むが、余計な一言が多くいつも殴り飛ばされている。時々反抗することもあるが、最終的には姉が好きであることを表現しようとする。

さーやの姉 (さーやのあね)

髪が長い大人びた女性。妹のさーやといつも一緒にいる。思い込みの強いさーやが余計なことを言うたびに、拳で殴り飛ばしているが、とても仲がいい。

モンキー先生 (もんきーせんせい)

細長い三角形の頭をした、サルの先生。生徒に対して流暢な日本語を話す。価値基準が大きくズレているため、誤った指導を繰り返して生徒を困惑させ続けている。

メガネの母親 (めがねのははおや)

メガネをかけた母親。幼い少年を寝かしつけるため本の読み聞かせをしているが、毎回話をアレンジしてしまい、怖がらせてしまう。

にくえもん

にく型ロボット。全身が肉で覆われている。未来からダメ太の世話にやってきた。しかし役に立つことは一度もしていないどころか、ダメ太を苛立たせることばかり言っている。お腹にポケットが付いているように見えるが、偽物。

ダメ太 (だめた)

未来から来たにく型ロボットのにくえもんと共に暮らす少年。いつもいじめられておりにくえもんを頼るが、助けられたことは一度もない。余計なことばかり言うにくえもんをよく殴り飛ばしている。

ツチノコさん

丸い形をしたツチノコ。「にゅ」と鳴く。人間の子供と同じくらいのサイズ。三つ編みの少女とともにいる。形が変わったり膨らんだりし、生態は不明。

のん子 (のんこ)

おでこを出し、髪の毛を頭の両端でしばっているセーラー服の少女。常に何かを考え続けており、一人でいる時は周囲を観察し、様々な発見をして遊んでいる。いつも登下校が一緒の仲がいい友達がおり、心のなかでは彼女の会話にツッコミを重ねている。「!」を多用した強めのツッコミが特徴。のん子は友達がつけたアダ名で、本名は別。

のん子の友達 (のんこのともだち)

セミロングヘアでセーラー服の少女。いつものん子と登下校している。身長はのん子より高い。温和な性格で、いつも笑顔。空想ばかりしているのん子に対して話しかけ続けており、仲はいい。彼氏がいる。

アサミン

おかっぱにリボンをしている少女。目が細く、背が小さい。好きな男子がおり、彼の前では緊張して言動がおかしくなってしまい、しどろもどろに大胆な発言をしてしまう。

ラムニーくん

羊。いつも震えながらポロポロと涙を流しており、「泣けるなー泣けるなー」とつぶやいている。どんなよいものを見ても、ネガティブにとらえようとしてしまう。「フアー」が口癖。あまりしゃべらないが、人間の言葉で会話することもあり、相手のセリフの端々にツッコミをいれながら泣き続けている。

オニムラ

真っ黒な羊のような存在。形状だけはラムニーくんに似ており、本人は「ただの動物だよ」と言っている。日常の様々なことに腹を立て、「殺シテヤルゥ!!」と叫んでいる。言葉は人間にも聞こえており、時々会話している。

みっこ

メガネをかけた小さな少女。身の回りのもので実験をしたり、虫や植物を観察している。「見てやるわ見てやるわ」が口癖。大体の場合は失敗したり驚いたりして終わってしまうが、時々新たな発見をして喜ぶ。

シヲリ

髪の毛が長く、いつも口が開きっぱなしの少女。ブレザーの制服を着ている。話すのが苦手で、「なんか言わなきゃ!」と頭のなかで必死に言葉を考えるが、最終的にうまくしゃべれず、冷や汗をかいてしまう。普段はセミロングの友人と一緒にいる。

フタバ

メガネをかけたおかっぱの少女。セーラー服を着ている。日常会話の中で四字熟語や難しい言葉を使って、人を煙にまく。山田など、たくさんの友人がいる。

山田 (やまだ)

フタバの友人。セミロングの髪型で、セーラー服を着ている。人と話すのが苦手で、フタバと二人きりでいることが多い。フタバには「癒し系」と言われている。

チヂミ

おかっぱの幼い少女。世の中のことを鋭く考えて怒り狂い、お菓子をぶちまけたり、本を投げたり、砂場を荒らしたりとアクティブな行動を取る。大人の価値観には従いたくないと考え、厳しい批判をする。髪の毛をおさげにした友人がいる。

和正 (かずまさ)

嘘つき少年。詰め襟の制服の前を開いている少年。「学園に騒動を起こす」のが目標。日常会話の中に、おおげさな表現や、嘘か本当かわからない発言をして、周囲を困らせる。先生に対しても紛らわしい嘘をついて、殴られている。

ユウダイ

多重人格者で、ことあるごとに人格が変わる少年。詰め襟で、髪の毛が逆立っている。ユウダイ本人は他の人格が自分の中にいることを理解している。老若男女だけでなく、堕天使などの人格も存在する。

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