TOKKO 特公

TOKKO 特公

ファントムと呼ばれる謎の怪物たちと戦う特殊公安部、通称「特公」の活躍を描いたバトルアクション。

正式名称
TOKKO 特公
ふりがな
とっこー
作者
ジャンル
モンスター・異生物
 
バトル
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概要・あらすじ

東京都町田市のマンションにおいて、突如現れた謎の怪物によって住民のほとんどが惨殺された事件から5年。事件の数少ない生き残りの1人である申道蘭丸は、事件の謎を解明し、両親の仇を取るために警視庁特殊機動捜査隊に入隊する。ある日、出動した事件現場で謎の怪物に遭遇。拳銃も効かず、圧倒的な力を持つ怪物に追い詰められる蘭丸だったが、そこに現れたのは、刀で怪物たちを切り捨てる一団だった。

彼らこそ、ファントムと呼ばれる怪物に唯一対抗しうる力を持つ「特公」のメンバーだった。

登場人物・キャラクター

申道 蘭丸 (しんどう らんまる)

高校生の時に、住んでいた町田のマンションで発生した住民惨殺事件で両親を失い、妹と2人暮らし。事件の謎を解明するため、警視庁特殊機動捜査隊に入隊する。事件現場で謎の怪物・ファントムとそれを狩る「特公」の存在を目の当たりにしたことで、ファントムと特公に興味を持つ。 同期の花園と共に独自に調査を開始するが、再びファントムに遭遇し窮地となったところを特公に助けられた。その際、「共生者」として覚醒、特公の一員となる。

六条 さくら (ろくじょう さくら)

特公メンバー。共生者の1人。赤いアッシュ系の髪で、革パンにライダースを着こなす。弟がいる。蘭丸と同じ町田のマンションの住人で、蘭丸とは子供の頃に出会っている。事件により弟が植物人間となってしまい、その復讐のために特公に入る。武器は両刃の長剣。

鈴鹿 紅葉 (すずか くれは)

特公メンバー。共生者の1人。18歳で警部補扱いとなっているエリートで特公のリーダー的存在。ファントムを狩る時は、上半身裸にライダースを前を開けた状態で着ているのが特徴。4本の刃がついた特殊な形状のナイフを両手に持ち戦う。いち早く蘭丸が共生者であることを見抜き、特公に誘っている。

伊吹 涼子 (いぶき りょうこ)

特公メンバー。警視庁内での階級は警視。自ら戦うことはないが、現場で事後処理などの指揮を執っている。眼鏡をかけた知的な美人。

犬飼 武流 (いぬかい たける)

特公メンバー。共生者の1人。無口で常にサングラスをかけている。町田の事件の生き残りで、両親を殺したファントムを素手で引きちぎった強者。大剣を軽々と扱う。

申道 沙也 (しんどう さや)

蘭丸の実妹。婦人警官。蘭丸と2人暮らし。兄のことを慕っており、同僚を紹介したり、合コンを企画したりするなど、なにかと気にかけている。町田の事件の生き残りで、共生者の1人ではあるが覚醒には到っていない。

花園 一郎 (はなぞの いちろう)

警察学校時代の蘭丸の同期で仲が良い。コスプレマニアで風俗好きの一面も持つ。蘭丸と共にファントムの事件に巻き込まれた後、2人でこっそり現場を調べに行き、そこで再びファントムたちに襲われた。共生者ではないが怪物にスコップで応戦するなど、警官らしい勇気のあるところを見せている。

國樹田 薫 (くにきだ かおる)

蘭丸が配属された渋谷特殊機動隊の隊長。元機動隊で、部下には厳しい。オールバックに薄い眉で、見た目はかなり強面。いつもタバコをくわえている。通り魔事件でファントムに遭遇した後、ファントムについての警察内の資料を調べるなど、特公に対して対抗心を見せている。

荒羅木 一斗 (あららぎ いっと)

町田の事件の生き残りで共生者の1人。妹の繭と2人でファントムを狩りながら生活をしている。狩ったファントムを喰うことでその能力を取り込んでいる。特公のメンバーとは無関係に独自に行動している。武器は大剣のほかに体内に忍ばせた無数の刃物を使う。

荒羅木 繭 (あららぎ まゆ)

町田の事件の生き残りで共生者の1人。一斗の妹。ファントムの存在を探知する能力を持つ。精神攻撃が得意で、相手の脳に自分のイメージを割り込ませ、幻覚を見せることができる。

白石 雪乃 (しらいし ゆきの)

立川K大に通う女子大生。父は同大学の教授。ファントムに操られ、自殺させられそうになっていたところを荒羅木兄妹に助けられた。のちに、ファントムと化していた父に殺されそうになるが、再び荒羅木兄妹に助けられ、以後、行動を共にする決心をする。

吉田 美穂 (よしだ みほ)

荒羅木兄妹が幼い時に出会った大学生。町田の事件の際、マンションの地下で隠れて暮らしていた荒羅木兄妹と知り合う。以後、人目を盗んで兄弟たちに会いに来ては、共に過ごしていた。養護施設に就職が決まり、兄弟たちにそこに入ることを勧めた矢先に、ファントムに殺されてしまう。

六条 大樹 (ろくじょう ひろき)

六条さくらの弟。町田の事件でファントムに襲われ瀕死の重傷を負い、5年間、寝たきりの状態だった。ファントムの出現により目覚めるも、共生者の敵として覚醒しており、担当医に化けていたファントムと共にさくらの前から姿を消した。

ファントム

『TOKKO特公』に登場する怪物。5年前の町田の事件で開いた「扉(ゲート)」からやってきた悪魔のような存在。様々な姿、能力を持つ。普段は人に擬態して人を喰らい、力を蓄えている。蟲と呼ばれる分身で人を操り、兵隊のように使うことができる。

集団・組織

特公 (とっこう)

『TOKKO 特公』に登場する組織。正式名称は「特殊機動捜査隊2課特殊公安部」。ファントムに対抗する組織として作られた。同じ特殊機動捜査隊1課の隊長ですら詳しい活動内容は知らされていないほどの機密集団。ファントムを狩る共生者と、ファントムや被害者の死体を処理するなどの事後処理を担当する隊員で構成される。 チーフは伊吹涼子警視。

その他キーワード

共生者 (きょうせいしゃ)

『TOKKO特公』に登城する用語。ファントムの魂を体内に宿す人間のこと。いずれも5年前の町田の事件で生き残った少年少女である。ファントムを殺すことができる唯一の存在のため「ハンター」と呼ばれている。覚醒することによって、強大な戦闘能力を身に付けることができるが、覚醒していなくても、治癒能力などファントム特有の能力が発現することもある。

アニメ

TOKKO 特公

町田にある大きな地盤沈下が起こり生まれた巨大な穴。当時に、その穴に側あった団地の全185世帯の住人のほとんどが殺されるという事件が発生する。その原因が封印されていた闇の世界から現れたファントムと知った... 関連ページ:TOKKO 特公

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