春ノ波止場デウマレタ鳥ハ

春ノ波止場デウマレタ鳥ハ

大正期、とある港町にある女学校を舞台に、演劇を行うことになった女学生たちの交流を描く。

正式名称
春ノ波止場デウマレタ鳥ハ
ふりがな
はるのはとばでうまれたとりは
作者
ジャンル
時代劇
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概要・あらすじ

主人公の太田露子は、とある港町にある学校に通う女学生。開港祭のだしもので、学校の生徒は演劇を行うことになった。演目は「青い鳥」で、露子はこの演劇をきっかけに、チルチル役の吉本笛子との交流を深めていくのだった。

登場人物・キャラクター

太田 露子 (おおた つゆこ)

『春ノ波止場デウマレタ鳥ハ』の主人公の少女。少女歌劇団の「青い鳥」を見てから栗島すみ子に憧れ、密かにチルチル役をやりたがっていたが、お供の犬に配役される。チルチル役の衣装を着た吉本笛子を見た時、思わず涙を流してしまう。それから最初は笛子とは微妙な関係だったが、劇の練習を通じて次第に打ち解けあっていく。

吉本 笛子 (よしもと ふえこ)

チルチル役の少女。実家は吉本屋というホテルを経営しているが、両親は病に犯されており、丘の上の避病院に入院している。自身も長い間入院しており、学校へはあまり顔を出していなかった。叔母がアメリカに嫁入りしており、自分もいつかアメリカに行くことになると考えている。

植松 兼子 (うえまつ かねこ)

ミチル役の少女。吉本笛子が病気だったことを気にしており、陰では「あまり手を繋ぎたくない」と漏らしていた。しかし、その現場を見た太田露子に諌められた後は、笛子とも距離をおかずに接するようになる。

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