冒険してもいい頃

冒険してもいい頃

大学受験を目指して浪人していた小金井純兵は高校の先輩に誘われAVメーカーに雇われ、才能を発揮していく。作者みやすのんきが初めて青年誌で連載した作品。

正式名称
冒険してもいい頃
ふりがな
ぼうけんしてもいいころ
作者
ジャンル
ラブコメ
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概要・あらすじ

小金井純兵は予備校に通うさえない浪人生だったが、高校時代の先輩に誘われてAVメーカーの面接を受けに行く。女性監督若葉美和の魅力に負けてAVの世界に飛び込み、悪戦苦闘するうちに才能が目覚めていく。

登場人物・キャラクター

小金井 純兵 (こがねい じゅんぺい)

北海道出身。登場時19歳。ボサボサ髪、細身で長身の男性。大学を落ち予備校に通っていたが、AVメーカーアポロ企画に入社する。当初は気弱で意気地無しだったが、男優、脚本、スカウト、監督とAV制作に関わりながら成長し、その巨根も相まって多くの女性を惹きつける。多くの女性を入社の際に自分を迎えた若葉美和に好意を寄せる。

若葉 美和 (わかば みわ)

セミロングの髪で普段はヘアバンドでまとめている女性。AVメーカー『アポロ企画』で監督を務める。監督の他、女優としてカメラの前に立つこともある。小金井純兵から思いを寄せられる。

志乃原 千恵 (しのはら ちえ)

ギャラの高い人気のAV女優。小金井純兵のアポロ企画での初仕事で主演をつとめて以来、小金井純兵の前に度々現れる。アポロ企画の社長氏木正美を「正美ちゃん」と呼ぶ。のちにアポロ企画のライバルのAVメーカーダーク映像と専属契約を結ぶ。

氏木 正美 (うじき まさみ)

アポロ企画の社長。カラーの入った眼鏡と、顔一面の髭の男性。登場時は38歳。AV制作に対しては厳しい姿勢で小金井純兵を鍛える。

石川 俊男 (いしかわ としお)

パーマの髪に丸眼鏡、大きめの鼻で顎がやや出ている男性。アポロ企画のビデオエンジニア。出身は北海道で小金井純兵の高校時代の先輩であり、小金井純兵をアポロ企画に誘う。

三上 翔子 (みかみ しょうこ)

ロングヘアで、登場時は16歳。小金井純兵がポルノ女優のスカウトをする際に自ら申し出た。都内の有名女子高に通う現役高校生で学校では三つ編みに眼鏡をかけている。アポロ企画でレズビデオを撮ったあと、芸能プロダクションポリプロに移籍してアイドルとして売り出される。

北王子 暁雄 (きたおうじ あきお)

短髪の男性。登場時26歳。財閥・北王子グループの御曹司で、海外で広く映画をプロデュースする。帰国してすぐ映画会社西映を買収する。公の前では穏やかな顔だが、裏で野望に満ちた目を見せる。「まどか」という女性を探す。

安藤 さとみ (あんどう さとみ)

聖友女子短大に在学する、肩までの黒髪の女性。小金井純兵が北海道に帰郷する電車の中で出会う。その後、友人のゆき子、ちえみとともに「トレイン・シスターズ」を名乗ってアポロ企画を訪ねる。

島村 由美子 (しまむら ゆみこ)

ロングヘアの女性。小金井純兵とは北海道の高校の同期生であり、付き合っていると噂があった。アポロ企画につとめた小金井純兵と再会。その後AVメーカーダーク映像の女優となる。

渋谷 正造 (しぶや しょうぞう)

映画制作会社西映の映画監督。登場時は62歳。サングラスに髭の男性。ヤクザシリーズからのたたきあげで、女の生き様を撮らせたら右に出るものはいないという大御所。小金井純兵は、助監督をつとめることになる。

小川 真砂子 (おがわ まさこ)

眼鏡をかけたロングヘアの女性。大御所の映画監督渋谷正造の事務所で秘書をつとめるが、映画撮影の現場にもタイムキーパーとして参加する。渋谷正造の助監督たちのマドンナ。

ジミー山村 (じみーやまむら)

AVメーカーダーク映像の社長で監督・男優もつとめる。実在のAV監督村西とおるに似た風貌。AV女優となった島村由美子からは「教祖様」と呼ばれる。小金井純兵の才能を買い、アポロ企画に勝負を仕掛ける。

五島 久美子 (ごとう くみこ)

登場時は13歳。パーマのロングヘアの女子。幼い頃からモデルをつとめ、男を見切っているところがある。祖父はマジTVの社長馬内大作。

細永 俊之 (ほそなが としゆき)

この道20年のベテラン俳優。大御所監督渋谷正造の映画に出演することになり、その一年前から役作りに励む。ベテランらしく撮影現場の雰囲気作りにも長けている。

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