七月七日に

七月七日に

第二次世界大戦下の日本、とある村で義母と暮らしていた少女の初恋と、義母の秘密についての物語。

正式名称
七月七日に
ふりがな
しちがつなのかに
作者
ジャンル
第二次世界大戦
 
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概要・あらすじ

昭和十八年初夏、風変わりな義母と二人暮らしの少女姫吉つづみは、母が毎夜泣いていることに気付く。幼馴染の小袿桃太郎からその兄健太郎が同様に毎夜ため息をついていることを聞き、つづみと桃太郎は二人を結婚させようと考える。だが、義母には誰にも明かしたことの無い秘密があった。

登場人物・キャラクター

姫吉 つづみ (ひめよし つづみ)

13歳の少女。本当の母親は彼女を生んですぐ亡くなり、父親は3歳の時に亡くなった。父の死と共に現れた「後妻」である義母奥羽浅葱に育てられた。

奥羽 浅葱 (おうう あさぎ)

26歳。長身で美しく、風変わりな姫吉つづみの義母。つづみの父親とは近くの学校に通っており、ずっと想いを抱いていたが、つづみの父親がそれに気付くことはないままだった。つづみの父親が死んだ時、若干16歳ではあったが、忘れ形見としてつづみを引き取った。

小袿 桃太郎 (こうちぎ ももたろう)

姫吉つづみの幼馴染の少年。兄小袿健太郎に男手ひとつで育てられた。幼い頃からつづみに好意を持ち、結婚したいと望んでいた。

小袿 健太郎 (こうちぎ けんたろう)

27歳の男性。小袿桃太郎の兄で、彼を男手ひとつで育ててきた。野菜を育てて暮らしているが、戦争が終わったら小説を書きたいと考えている。

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