こいつら100%伝説

こいつら100%伝説

時は戦国時代、刺客から身を守るため忍者道場に預けられることになった白鳥姫子を巡り、忍者道場の忍者見習いの少年極丸、満丸、危脳丸の問題児三人組は彼女の気を引こうと大騒動を巻き起こす。設定上戦国時代が舞台ということになっているが、テニスをしたり、街中に映画館があったりと、時代考証は無い。

正式名称
こいつら100%伝説
ふりがな
こいつらひゃくぱーせんとでんせつ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
時代劇
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概要・あらすじ

時は戦国時代、白鳥城の跡取りである姫白鳥姫子は、城中に潜入したスパイに命を狙われていた。彼女の身を案じた家臣たちは、城下の忍術道場に姫子を預け、忍者の先生とその弟子の三人組、極丸満丸危脳丸たちに姫子を守らせることにした。姫子を守りながら寺子屋学園に通うこととなった三人組は、張り切るあまり大騒動を巻き起こす。

登場人物・キャラクター

極丸 (きわまる)

『こいつら100%伝説』の主人公のひとり。関西弁の少年忍者。外見は無表情かつマイペースな口調だが、激しく自己中心的でエキセントリックな思考の持ち主で、淡々と危脳丸や先生を殺傷したりすることもしばしばある。白鳥姫子に好意を寄せており、結婚まで考えている。身体能力は非常に高く、50メートルを1.3秒で走ることができる。 また、絵が上手い。

危脳丸 (あぶのうまる)

『こいつら100%伝説』の主人公のひとり。髪を金髪に染め、英語まじりの喋り方をする少年忍者。自意識過剰なナルシストで、常に格好つけたポーズをとりながら喋り、書道や生け花ではアーティスト気取りの作品を作る。身体能力は非常に高い。世の中で自分が一番かっこいいと思う人間がかかる病気さしすせ疽にかかり、おなかに人面疽ができたことがある。 白鳥姫子に好意を寄せている。

満丸 (まんまる)

『こいつら100%伝説』の主人公のひとり。丸刈りで小柄な少年忍者。語尾に「ですぅ」とつけて喋る。極丸、危脳丸と比べれば常識がある方だが、二人の暴走に乗る形で一緒に奇行に走ることも多い。身体能力は非常に高い。顔がそっくりな兄弟がいっぱいいる。白鳥姫子に好意を寄せているが、極丸、危脳丸と違い、恋愛的な感覚というよりも、懐いているという雰囲気である。

白鳥 姫子 (しらとり ひめこ)

白鳥城の後継者である姫君。城内に潜入したスパイや、悪徳城の刺客に命を狙われているため、城下にある忍者道場に預けられることとなった。可愛らしく、心優しい性格。極丸、満丸、危脳丸の三人組や傲慢城の若君貴佐光たちから好意を寄せられる。

先生 (せんせい)

忍者道場の先生。禿頭の老人。極丸、満丸、危脳丸の師匠として、彼らに教育を施そうとするが、基本的にこの三人組の起こす騒動に巻き込まれて大怪我負ってしまうことが多い。内臓を取り出されるなど、通常の漫画であれば死んでしまうような目にも遭う。忍術だけでなく、書道、生け花、茶道にも精通した達人。

貴佐光 (きざみつ)

傲慢城の若君。白鳥城の姫白鳥姫子に思いを寄せ、あの手この手で迫ろうとするが、いつも極丸、満丸、危脳丸の三人組や、ねえやに阻止されてしまう。

ねえや

傲慢城に仕える女性。貴佐光の教育や掃除や炊事などを担当している。訛り言葉で話す。男性に恐れられるような容姿をしているが、若い頃は大変モテて、十角関係まで行ったこともあると語る。

ターミネーター

未来のサイボーグセンターからりぼん編集部の手によって極丸、満丸、危脳丸の三人組を倒すために送られてきた殺人サイボーグ。顔の見た目は『ゴルゴ13』のデューク東郷と考えられる。「ターミネーター」としか喋れない。一度はエネルギー切れでサイボーグセンターに送り返されたが、脱走し忍者道場の見習いとして居着く。 未来兵器の数々を搭載していたが、脱走の際エネルギーを補給してこなかったため使えなくなっている。忍者としての腕前も高い。白鳥姫子に好意を寄せている。

岡田 あーみん (おかだ あーみん)

『こいつら100%伝説』の作者、岡田あーみん本人のキャラクター。突然現れてターミネーターの言葉を翻訳するなど、基本的には狂言回し的な役割で登場する。唯一、第19回では主人公として登場し、極丸、満丸、危脳丸、ターミネーターと共にりぼん編集部に乗り込んで机を「9」の字に並べ替えようと企んだ。

ニセ商売屋 (にせしょうばいや)

ニセ歯医者、ニセ忍者講師、ニセ医者、ニセ遊園地支配人など、数々の幅広い業種を手がける謎の男。めがねとちょんまげが特徴。大概が法律違反か、人道にもとるような商売をしており、警察に追われている。業種ごとに垢影、嘘田インチキ(うそだいんちき)、宇三九才(うさんくさい)、何処乃馬野骨男(どこのうまのほねお)、出鱈目嘘衛門(でたらめうそえもん)、神の申し子ノー・キリスト、嘘月野郎(うそつきやろう)などの偽名を名乗っている。

発禁スレスーレ (はっきんすれすーれ)

ニセ商売屋がニセぎっくり腰専門医をやっていた時に、友人として呼び出した霊媒医師。常に座禅を組んで空中に浮いている。治療の前にはみそぎ祭りをしなくてはならない。目や指先からビームを出すことができる。

誇張婦人 (こちょうふじん)

いじわる城の姫。加賀の淫蘭の姉で、姉妹揃って男好きシスターズと名乗る。白鳥姫子の知り合い。危脳丸に目をつけ自分のものにしようと迫る。テニスの才能を持つ。外見は『エースをねらえ!』の竜崎麗香に似せたものと思われる。

加賀の淫蘭 (かがのいんらん)

いじわる城の姫。誇張婦人の妹で、姉妹揃って男好きシスターズと名乗る。白鳥姫子の知り合い。極丸に目をつけ自分のものにしようと迫る。テニスの才能を持つ。外見は『エースをねらえ!』の緑川蘭子に似せたものと思われる。

キク

ターミネーターに思いを寄せる不良少女。周囲にはあばずれだと思われているが、本当は純潔を守っていた。ターミネーターの言葉が理解できる。

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