薬師寺涼子の怪奇事件簿

薬師寺涼子の怪奇事件簿

『薬師寺涼子の怪奇事件簿』は、田中芳樹による伝奇アクション小説シリーズ作品を原作とし、垣野内成美が漫画作品としたものをアニメ化。絶世の美女であり、富豪。そして、東大卒の警視庁キャリア官僚という薬師寺涼子が、魑魅魍魎を相手に怪奇事件を解決していくストーリー。

正式名称
薬師寺涼子の怪奇事件簿
ふりがな
やくしじりょうこのかいきじけんぼ
原作者
原作者
制作
動画工房
監督
岩崎太郎
放送期間
2008年7月7日 〜 2008年9月29日
放送局
TOKYO MX
話数
13話
ジャンル
アクション
 
怪談・伝奇
 
サスペンス
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概要・あらすじ

絶世の美女であり、富豪。そして、東大卒の警視庁キャリア官僚である薬師寺涼子が、部下であり密かに好意を持っている泉田準一郎と共に難事件・怪奇事件を解決していく。一般常識から外れた女王様気質の涼子に振り回されながら、一応常識人で武道の腕前もある泉田とのコンビでモンスターたちに立ち向かう。

彼らが奇妙な事件を追っていくと、数々の怪奇事件の裏にあるものが見えてくるのだった。

登場人物・キャラクター

薬師寺 涼子 (やくしじ りょうこ)

27歳、警視庁刑事部参事官の女性警視。アジア最大の警備会社「JACES」の社長令嬢で絶世の美女。そして富豪。しかし、ドラキュラもよけて通るという意味で「ドラよけお涼」と呼ばれている。東大法学部を卒業し、在籍中に司法試験と国家公務員Ⅰ種に合格。 フランス語、英語、イタリア語など6ヵ国語を操る天才である。格闘技では実戦で負けなしというパーフェクトガール。唯一、料理が苦手である。性格は良識と協調性に欠け、傲岸不遜で上から目線。 警備会社「JACES」が警察の天下り先であり、彼女が次期オーナーといわれているため警察内部は上司から警視総監にまで怖がられている。向かうところ敵なしの彼女の弱点は、姉や薬師寺家の親族のようである。

泉田 準一郎 (いずみだ じゅんいちろう)

33歳、警視庁刑事部参事官付の男性警部補。薬師寺涼子の部下であるが、その他の呼び名が助手・弟子・忠臣・親衛隊長などで、極めつけは「椅子」。背が高くオールバックで、それなりのイケメン。格闘能力や銃撃などの技術力があり、SPへの移動の話しもあるほど。 恋愛ごとには疎く、涼子の好みの男性像に自分が当てはまっていることがわかっていない。ミミズや蛇といった足のない生き物が苦手。

室町 由紀子 (むろまち ゆきこ)

27歳、警視庁警備部参事官の女性警視。黒髪のロングヘアを青いリボンで留めている。凛としたメガネ女子で、通称お由紀。薬師寺涼子の大学の同級生で、犬猿の仲でありライバルである。元警視総監の父を持つエリート一家で、自身もキャリア組。 格闘能力や銃撃などの技術に優れ、剣道は有段者。真面目で礼儀正しく、正義の元に職務を遂行している。証拠があれば、相手が警察上部や怪奇生物でも戦うという柔軟性の持ち主。 歴史好きである。

岸本 明 (きしもと あきら)

23歳、警視庁警備部参事官付の男性警部補。栗色の髪をしたお坊ちゃま風で、キャリアのタマゴ。室町由紀子の部下であるが、薬師寺涼子に忠誠を誓っている。泉田準一郎を「センパイ」と呼び慕うが、泉田からするとヘラヘラしていてカンに障るらしい。 しかし、女性巡査などにはキャリアぶらない良い人と好感度。警官能力は低いため、涼子から囮に使われることがある。アニメオタクで「レオタード戦士ルン」の熱烈なファン。 このオタクの幅広い人脈を活かして入手困難な映像ソフトや貴重な情報を手に入れている。一輪車のプロ。

マリアンヌ/リュシエンヌ

薬師寺涼子のパリの別荘にいるメイド。黒髪にピンクのリボン、小麦色の肌にエプロンドレスの美少女がマリアンヌ。彼女は、武器の扱いに天才的である。 栗色の長い髪にピンクのリボン、青緑色の瞳をしたエプロンドレスの美少女がリュシエンヌ。 彼女はコンピューターの天才でハッキングなどに秀でる。彼女たちは格闘の達人でもあり、素手でも強い。ふたりは涼子を「ミレディ(女主人)」と呼び、崇拝。泉田準一郎については涼子崇拝者の「同志」と位置付けている。 現在は来日し、涼子の招集に応じ姿を見せる。

クレジット

原作

田中芳樹 ,

監督

岩崎太郎

シリーズ構成

総作画監督

谷口淳一郎 , 佐々木敦子

音楽

倖山リオ , KATSU

アニメーション制作

動画工房

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