コードギアス 反逆のルルーシュ

コードギアス 反逆のルルーシュ

ギアスという力を手に入れた少年が、世界最大国に対して宣戦を布告。反攻勢力のレジスタンスを率いて、自分を捨てた父親である皇帝を相手取って戦う姿を描くピカレスクロマン。ゲーム化をはじめとした、多くのメディアミックスやスピンオフが行われている同名TVアニメ版のコミカライズ作品。「ASUKA」2006年10月号から2010年4月号にかけて掲載された。ストーリー原案は大河内一楼、谷口悟朗。

正式名称
コードギアス 反逆のルルーシュ
ふりがな
こーどぎあす はんぎゃくのるるーしゅ
作者
ジャンル
裏社会・アングラ
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世界観

本作『コードギアス 反逆のルルーシュ』の舞台は地球だが、世界情勢は現実とは異なる歴史を辿っており、神聖ブリタニア帝国という帝国が台頭し、世界のほとんどを支配している状況にある。主に物語が展開される日本は、すでに神聖ブリタニア帝国に占領されており、日本人は被差別階級者としてブリタニア人から虐げられている。そのなかで、神聖ブリタニア帝国の皇子の末席でありながら、日本で隠れ暮らしていたルルーシュ・ランペルージが、日本の解放を求めて戦いに身を投じていく姿が描かれる。

あらすじ

ルルーシュ・ランペルージは、もともとは「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」という名の、神聖ブリタニア帝国の皇子だった。しかし既に廃嫡されており、日本に身を隠しながらアッシュフォード学園に通っていた。ある日の帰り道、ゲットーの周辺を歩いていたルルーシュは、軍人たちが大きな荷物を運んでいるところに遭遇する。秘密を目撃したとして、軍人たちに殺されそうになるルルーシュだったが、親友の枢木スザクに救われる。軍人たちは名誉ブリタニア人であるスザクにルルーシュを殺すように命じるが、スザクはそれを拒否。その時、軍人たちが運んでいた荷物の中身が開き、1人の少女が姿を現す。ルルーシュはその少女・C.C.によってもたらされた力、ギアスによって軍人たちを意のままに操り、窮地を脱するのだった。そしてルルーシュは、ギアスの力を使い、自分を捨てた神聖ブリタニア帝国に復讐することを誓う。

スピンオフ

コードギアス 反攻のスザク

「月刊Asuka ビーンズエース」に連載された『コードギアス 反攻のスザク』は、本作『コードギアス 反逆のルルーシュ』の登場人物でもある枢木スザクの視点で語られる、パラレルワールドの物語となっている。敵の黒幕として、シュナイゼル・エル・ブリタニアに焦点を当て、スザクは上司であるシュナイゼルに反抗する形でストーリーが進んでいく。

コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー

「月刊コンプエース」に連載された『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』は、ナナリー・ランペルージの視点で語られるパラレルワールドの物語となっている。この作品ではルルーシュ・ランペルージが早々にいなくなってしまい、ナナリーの日常生活に、より突っ込んだ内容が描かれている。

メディアミックス

TVアニメ

コミック版『コードギアス 反逆のルルーシュ』の原作となった作品に、2006年10月からTBS系列で放送された同名のTVアニメ版がある。監督は谷口悟朗、キャラクター原案をCLAMPが担当した。声優はルルーシュ・ランペルージを福山潤、枢木スザクを櫻井孝宏、C.C.をゆかなが演じている。物語は、2008年4月から放送された続編『コードギアス 反逆のルルーシュR2』へと続いている。

映画

『コードギアス 亡国のアキト』というタイトルで、全5章にわたり上映された映画作品が存在する。在E.U.日本人の少年が、生存率の低い戦いに身を投じていく姿を描いた作品で、本作『コードギアス 反逆のルルーシュ』とは物語に直接の関わりはなく、時系列的にはTVアニメ版『コードギアス 反逆のルルーシュ』と『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の間の話になっている。

OVA

『ナナリーinワンダーランド』というタイトルで、OVAが発売されている。ナナリー・ランペルージが不思議の国に迷い込んだという設定で、同タイトルの絵本が同封された。物語は、ナナリーの見る夢のような世界観で展開されていく。

TVゲーム

2007年10月25日、バンダイナムコゲームスよりニンテンドーDS用ゲームソフト『コードギアス 反逆のルルーシュ』が発売された。内容はプレイヤーが黒の騎士団の団員の1人として活躍する姿を描いたアドベンチャーゲーム。2周目以降のプレイでは、ゲームオリジナルの展開があり、ギアスを使う場面では、ギアスの命令の下し方を選ぶことができる。また、2008年3月27日には、同じくバンダイナムコゲームスよりPlayStation2、PlayStation Portable用ゲームソフト『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』が発売された。こちらは、主人公であるゲーム版のオリジナルキャラクターの視点で描かれるアドベンチャーゲームとなっている。

登場人物・キャラクター

ルルーシュ・ランペルージ (るるーしゅらんぺるーじ)

世間から一歩退いた冷めた目で見ている男子高校生。アッシュフォード学園生徒会に所属している。実は神聖ブリタニア帝国の皇子だったが、廃嫡されている。シャルル・ジ・ブリタニアとマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアの子供。C.C.から他人を意のままにするギアスの力を与えられてからは、神聖ブリタニア帝国を壊そうと、仮面で正体を隠し「ゼロ」と名乗って活動を開始。 ギアスを使って日本の民衆やレジスタンスを味方につけ、神聖ブリタニア帝国と徹底抗戦の構えを取るようになる。一方で、枢木スザクにも執着しており、彼を妹であるナナリー・ランペルージの騎士にしたがっていた。スザクをユーフェミア・リ・ブリタニアに奪われてからは、ユーフェミアを憎むようになった。

枢木 スザク (くるるぎ すざく)

アッシュフォード学園に通っている男子高生。名誉ブリタニア人の軍人でもある。C.C.を運んでいる軍人たちにルルーシュ・ランペルージとともに居合わせ、「ルルーシュを殺さなければ殺す」と軍人に言われ、銃撃された。殺されかけた命をロイド・アスプルンドに助けられ、ロイドの所属しているシュナイゼル・エル・ブリタニア直属の部隊へと入ることになる。 外から神聖ブリタニア帝国を壊して世界を変えようとしているルルーシュとは違い、枢木スザクは神聖ブリタニア帝国の内側から世界を変えようという信念を抱いている。のちにユーフェミア・リ・ブリタニアに騎士として仕えるようになる。

C.C. (しーつー)

軍人たちが運んでいた荷物の中に閉じ込められていた少女。ルルーシュ・ランペルージにギアスの力を与えた。過去にマオにもギアスの力を与えていたことがある。マオと過ごした平和な日々を思い出しつつも、マオの異常な執着から逃げ出した。ピザが好きで、アッシュフォード学園の学園祭で大きなピザが出された時は、真っ先に食べにいこうとした。 現在はルルーシュとともに暮らし、ルルーシュがゼロとしてギアスの力で何をなすのか、見届けようとしている。

紅月 カレン (こうづき かれん)

アッシュフォード学園に通う病弱な女子高生。実は裏でレジスタンス活動をするため、学校を休みやすいように、病弱と嘘をついている。シュタットフェルト家と紅月家の間に生まれた子供。神聖ブリタニア帝国人と日本人のハーフだが、心は日本人だと言い張っている。のちにゼロの手引きによってアッシュフォード学園生徒会に入る。 ゼロに心酔しており、彼のために動くことを厭わないが、その正体がルルーシュ・ランペルージであることは知らない。

ナナリー・ランペルージ (ななりーらんぺるーじ)

ルルーシュ・ランペルージの妹。アッシュフォード学園の中等部に所属している少女。兄と同様にシャルル・ジ・ブリタニアとマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアの子供であることを隠して暮らしている。目と足が不自由で、自分でできないことは、誰かの手を借りて生活している。心優しい性格で、ルルーシュに溺愛されている。ルルーシュが自分のためになんでもしてくれることを、負い目に感じている部分があり、兄にはもっと自由に生きて欲しいと思っている。

シャーリー・フェネット (しゃーりーふぇねっと)

アッシュフォード学園生徒会に所属している女子高生。入学当初からルルーシュ・ランペルージが気になっていながら、未だに告白できていない。明るく可愛いので、男子からの人気は高いが、シャーリー・フェネット本人はルルーシュ一筋。

ミレイ・アッシュフォード (みれいあっしゅふぉーど)

アッシュフォード学園生徒会会長の女子高生。ロイド・アスプルンドの婚約者でもある。神聖ブリタニア帝国でも名家として知られるアッシュフォード家の一人娘。理事長である祖父とともに、ルルーシュ・ランペルージが「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」であることを知っている数少ない人物。明るくお気楽な性質で、お祭りごとが大好き。

リヴァル・カルデモンド (りゔぁるかるでもんど)

ルルーシュ・ランペルージの悪友の男子高生。ルルーシュと同じくアッシュフォード学園生徒会に所属している。ミレイ・アッシュフォードに想いを寄せているが、何かとはぐらかされており、きちんと告白できた試しがない。そうこうしているうちに、ミレイがロイド・アスプルンドと婚約してしまい、告白の機会を完全に逃してしまう。

ニーナ・アインシュタイン (にーなあいんしゅたいん)

アッシュフォード学園生徒会に所属している物静かな女子高生。男性全般があまり得意ではない。ルルーシュ・ランペルージと会話をすることもなく、ミレイ・アッシュフォードやシャーリー・フェネットの影に隠れていることが多い。

アーサー

アッシュフォード学園に住み着いている野良猫。枢木スザクが何度も手を差し出しているが、アーサーはスザクを嫌っており、いつもかみついている。一方でルルーシュ・ランペルージやナナリー・ランペルージはお気に入りで、膝の上に乗ったりしている。

扇 要 (おうぎ かなめ)

日本でレジスタンス活動をしている男性。紅月カレンとはレジスタンス仲間。乗せられやすいお調子者で、レジスタンスのリーダーを務めているが、あまりうまくまとめられていない。のちにゼロとなったルルーシュ・ランペルージをレジスタンスに迎え、彼の率いる黒の騎士団の一員となる。

藤堂 鏡志朗 (とうどう きょうしろう)

旧日本軍に所属していた男性。切れ長の瞳で、あまり表情を動かさないため、人から怖がられているところがある。レジスタンスから黒の騎士団へと変化した一団に、何故急成長したのか、という疑惑の目を向けている。しかし、神聖ブリタニア帝国を共通の敵としていることもあり、協力関係にある。

皇 神楽耶 (すめらぎ かぐや)

日本の影の権力者「キョウト六家」の生き残りの少女。枢木スザクとも親交がある。大事に扱われていながらも、幼少期はおてんばで有名だった。ゼロとしてのルルーシュ・ランペルージに惹かれ、彼のために黒の騎士団を金銭面などでバックアップする。

篠崎 咲世子 (しのざき さよこ)

ルルーシュ・ランペルージとナナリー・ランペルージの身の回りの世話をしている家政婦。ルルーシュのギアスによって、黒の騎士団に協力するように命令されており、主にルルーシュのアリバイ作りのために動く。普段はナナリー思いの良い家政婦。

シャルル・ジ・ブリタニア (しゃるるじぶりたにあ)

神聖ブリタニア帝国の帝王にして、壮年の男性。V.V.の弟。「Cの世界」という思念の集合体の中で、V.V.とともに「優しい世界」を作りあげようとしている。威厳があり、誰に対しても高圧的で、ルルーシュ・ランペルージを廃嫡においやった人物でもある。マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアやV.V.の前では、優しげな姿も見せることもある。 実はルルーシュと同じギアス所持者だが、ギアスをもらったのはC.C.ではなくV.V.から。

シュナイゼル・エル・ブリタニア (しゅないぜるえるぶりたにあ)

シャルル・ジ・ブリタニアの第二皇子。すべてにおいて優秀な人物。ロイド・アスプルンドが所属しているチームをはじめ、自分専用の部下が何人もいる。切れ者で、普段は女性に優しい紳士だが、ひとたび作戦を開始すれば、冷酷な一面を見せる。

ユーフェミア・リ・ブリタニア (ゆーふぇみありぶりたにあ)

シャルル・ジ・ブリタニアの娘で、皇女。視察にやって来た日本で枢木スザクに出会い、彼の信念や生き様に惚れ、スザクに自分の騎士になって欲しいと懇願した。スザクはそれを受け入れ、ユーフェミア・リ・ブリタニアに仕えることになる。天真爛漫で誰とでも仲良くなれる特技を持つ。親しくしたい人には、自分のことを「ユフィ」と呼ばせている。

クロヴィス・ラ・ブリタニア (くろゔぃすらぶりたにあ)

シャルル・ジ・ブリタニアの息子で、皇子。日本を統治していたが、ゼロに扮したルルーシュ・ランペルージに暗殺された。芸術や文化を愛する文化人で、さまざまな展覧会を催している。人々の遊興の場として、日本に「クロヴィスランド」なるものまで作って、文化の発展に尽くした。

マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア (まりあんぬゔぃぶりたにあ)

シャルル・ジ・ブリタニアと結婚した女性。ルルーシュ・ランペルージとナナリー・ランペルージの母親でもあるが、暗殺され既に亡くなっている。マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアが亡くなったため、ルルーシュとナナリーは宮中で居場所をなくし、廃嫡されるに至った。

ロイド・アスプルンド (ろいどあすぷるんど)

シュナイゼル・エル・ブリタニアの直属の部下の1人。ミレイ・アッシュフォードの婚約者の男性でもある。ミレイとの婚約は、ただ面白そうだからという理由で引き受けた、ちょっと変わった人物。自身の補佐を務めるセシル・クルーミーの作る不味い料理に、頭を悩ませている。

セシル・クルーミー (せしるくるーみー)

シュナイゼル・エル・ブリタニアの直属の部下、ロイド・アスプルンドの補佐をしている女性。優しい性格で、ロイドの率いるチームに入ったばかりの枢木スザクにも良くしてくれている。たびたび変な料理を作ってはロイドのチームに配り、メンバーたちを苦しめる。

マオ

C.C.を追いかけて日本までやって来た男性。C.C.からもらった、人の心を読むギアスの所持者。同じギアスを持つルルーシュ・ランペルージに対抗心を燃やしている。C.C.のことが好きで、彼女とまた一緒に暮らすことを望んでいるが、C.C.には断られ続けている。

ロロ・ランペルージ (ろろらんぺるーじ)

シャルル・ジ・ブリタニアの持つギアスの力により、ルルーシュ・ランペルージが弟だと思い込んでいる少年。実はまったく血は繋がっていない。当初はルルーシュの監視を主な役割としていたが、次第にルルーシュを兄として好ましく思うようになっていく。ついにはルルーシュにとって良い弟でいたいと考え、監視をやめて、ルルーシュの神聖ブリタニア帝国を壊すという理想を手伝うようになる。

天子 (てんし)

中華連邦の象徴たる少女。大宦官たちによって政を左右される立場におり、幼い身ながらそれを憂いているが、現状を打破できずにいる。武官である黎星刻を慕っており、彼とともにいたいと思っているが、大宦官の手によって阻まれている。

黎 星刻 (りー しんくー)

中華連邦で、天子の側近を務める武官の男性。大宦官たちに天子を象徴として担ぎ上げられ、政を左右されている現状に、何もできずにいることを歯がゆく思っている。実直で天子に対する忠誠心が高い。しかし、その力を危険視されて宮中では孤立しており、天子を助けることができずにいる。

V.V. (ぶいつー)

シャルル・ジ・ブリタニアの兄。不老不死の身体を持ち、見た目の年齢はシャルルよりずっと若い。「Cの世界」という思念の集合体の中で、シャルルとともに「優しい世界」を作りあげようとしている。C.C.にもこの計画に関わって欲しいと思っているが、拒否されている。

集団・組織

生徒会 (せいとかい)

アッシュフォード学園で生徒会役員を務めるメンバーたち。ミレイ・アッシュフォードが会長、ルルーシュ・ランペルージが副会長を務めている。生徒会メンバーは、ほぼミレイの好みで選ばれており、ルルーシュや枢木スザクは、ミレイによって半ば強引に生徒会に引き込まれた。

黒の騎士団 (くろのきしだん)

日本を取り戻すためのレジスタンスの集団。ルルーシュ・ランペルージが扮するゼロによって作られた。母体となったのは扇要がリーダーを務めていたレジスタンス組織で、そのため紅月カレンや扇も所属している。団員たちはゼロが考案した黒の制服を身にまとい、日本を取り戻すために活動している。

場所

アッシュフォード学園 (あっしゅふぉーどがくえん)

ルルーシュ・ランペルージや枢木スザクが通っている学校。ミレイ・アッシュフォードの祖父が理事長を務めている。足と目が不自由なナナリー・ランペルージを学校側は丁重に扱っており、ナナリーが学園に通いやすいように、クラブ棟を彼らの住まいとして貸し出している。

神聖ブリタニア帝国 (しんせいぶりたにあていこく)

世界の半分以上を牛耳っている帝国。日本も占領下にある。軍事強硬派のシャルル・ジ・ブリタニアが皇帝を務めている。色々な国々を占領下に収め、今もその勢力を強めている。

日本 (にほん)

神聖ブリタニア帝国の占領下にある国の1つ。今も日本人は「日本」と呼ぶが、ブリタニア人のなかには、蔑みを込めて「エリア11」と呼ぶ人もいる。占領前は、枢木スザクの父親である枢木首相によって、神聖ブリタニア帝国と徹底抗戦の姿勢を見せていた。しかし、枢木首相が突如死亡したため、神聖ブリタニア帝国に占領されてしまった。

トウキョウ租界 (とうきょうそかい)

日本の中でも比較的裕福で、ブリタニア人の多い区域。繁華街でもある。アッシュフォード学園に在籍している学生は比較的裕福であり、トウキョウ租界に住んでいる者も多い。

ゲットー

トウキョウ租界の中にある、比較的治安の悪い区域。それを隠れ蓑に日本を取り戻そうとしているレジスタンスが多く隠れ住んでおり、神聖ブリタニア帝国軍の取り締まりの対象となることがある。黒の騎士団は、ここを拠点に活動していることが多い。

行政特区日本 (ぎょうせいとっくにほん)

ユーフェミア・リ・ブリタニアが掲げた宣言。日本を解放するため特別地域とするというもので、呼称も「エリア11」から「行政特区日本」とし、日本人が誇りある生き方ができることを目的としている。しかし、ユーフェミアが死亡したことにより、この計画は頓挫する。

神根島 (かみねじま)

ギアスに関わる古代の遺跡がある島。ギアスを持つシャルル・ジ・ブリタニアは、ここの調査を1つの目的として行動しており、シャルルの考える「優しい世界」を作るために、必要な場所とされている。

その他キーワード

サクラダイト

日本にしか存在しない天然の鉱石。日本が「エリア11」として占領下に置かれて以降、神聖ブリタニア帝国によって軍事利用されている。占領前の日本は、この資源を使って莫大な資金を得ていた。

ギアス

瞳に宿る特殊な力。ルルーシュ・ランペルージが名付けた。C.C.やV.V.が、この力を他人に与えることができる。人を意のままにあやつる、人の心を読むなど、力の効力はさまざまで、その人がギアスを得る前に願ったことに依存している。

名誉ブリタニア人 (めいよぶりたにあじん)

神聖ブリタニア帝国に恭順を示し、登録された日本人。日本人からは裏切り者として蔑視され、ブリタニア人からも純粋なブリタニア人ではないとして軽蔑されている。枢木スザクも名誉ブリタニア人の1人である。

ナンバーズ

神聖ブリタニア帝国が占領下に置いた国に住む人たち全体の呼称。占領下に置かれた国は「エリア」と呼ばれ、それぞれのエリアはナンバーで管理されており、ブリタニア人にとっては差別対象となる。例えば日本は「エリア11」なので、日本人は「ナンバーズ」の「イレヴン」となる。

クレジット

ストーリー原案

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