風魔の小次郎

風魔の小次郎

現代に残る忍者風魔一族の戦士である主人公小次郎の戦いの日々を描いた学園バトルアクション漫画。

正式名称
風魔の小次郎
ふりがな
ふうまのこじろう
作者
ジャンル
バトル
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概要・あらすじ

現代に生きる忍者集団風魔一族の戦士である小次郎は、戦士として戦いの日々を送っていた。学園の裏で暗躍する夜叉一族、孤高の戦士飛鳥武蔵聖剣を独占し大地の支配を目論む華悪崇など、強大な敵たちが次々と小次郎の前に立ちはだかる。

登場人物・キャラクター

小次郎 (こじろう)

風魔一族の戦士。人並み外れた動体視力と反射神経を持ち、風の動きを読むことができる。短気で喧嘩っ早い猪突猛進な性格だったが、戦いの中で落ち着きと冷静さを備えた一人前の戦士に成長していった。愛用の木刀・風林火山は、実は神の力を秘めた聖剣であり、風林火山を狙う華悪崇の軍勢に襲われたのをきっかけに、聖剣戦争に巻き込まれる。

飛鳥 武蔵 (あすか むさし)

どの組織にも属さない流浪の傭兵。難病に冒された妹・絵里奈のため誠士館に雇われ小次郎と戦う。作中屈指の戦闘力と冷徹な戦いぶりでたびたび小次郎を追い詰めるが、本来はは戦闘を好まない心優しい性格で、特に妹絵里奈の前では一人称が「お兄ちゃん」になるなど、優しい兄の顔を見せる。武器としている木刀の中には伝説の聖剣黄金剣が隠されており、小次郎の風林火山との戦いの中で聖剣に選ばれた戦士として覚醒した。

飛鳥 絵里菜 (あすか えりな)

『風魔の小次郎』の登場人物で、飛鳥武蔵の妹。不治の病に冒されて、入院中。病床にありながらも、激しい戦いを続ける兄・武蔵のことを心配している。武蔵と小次郎の戦いの最中に容態が急変し、武蔵が小次郎に止めを刺そうとした瞬間に武蔵の心の中に現れ、戦いをやめるよう訴えながら亡くなった。死後も、その思念のみが武蔵の中で生き続けており、戦いを続ける武蔵に説得を続けていた。

伊達 総司 (だて そうし)

聖剣紅蓮剣に選ばれたコスモ正統戦士。登場時から聖剣戦争の事情に通じており、小次郎たちを戦いに導いた。冷静で落ち着きのある長髪の美男子だが、いざ戦いとなると激しく闘志を燃やす。聖剣戦争では朱羅と死闘を演じ、紅蓮剣の放つ炎で朱羅ごと自身をも巻き込んで死亡した。

竜魔 (りょうま)

「風魔の独眼竜」の異名を持つ隻眼の戦士。超能力者で、サイキックやマインドコントロールなど様々な能力を駆使して戦う。聖剣戦争について調査していたところ、聖剣征嵐剣と伊達総司に導かれ自身がコスモ正統戦士として目覚めた。聖剣戦争では聖剣征嵐剣を駆使して、雄皇と死闘を繰り広げた。

死牙馬 (しぐま)

聖剣白朧剣に選ばれたコスモ正統戦士。前回の聖剣戦争が終わったあと、山奥で長い眠りについていたが、同じコスモ正統戦士の小次郎が来たことで目覚めた。白髪に褐色の肌、全身には無数の傷跡がある。聖剣戦争では魂の輪廻を司る白朧剣を駆使して、邪火麗と死闘を繰り広げた。

涅絽 (ねろ)

華悪崇の戦士。4人の華悪崇戦士の中ではリーダー的なポジションで、華悪崇皇帝の命令を戦士達に伝えていた。聖剣戦争では飛鳥武蔵と死闘を繰り広げる。聖剣は刀身の側面に6本の刃を備え、電撃を自在に操る雷光剣。

邪火麗 (じゃっかる)

華悪崇の戦士。赤い眼球に銀色の瞳を持つ厳格な戦士で、華悪崇皇帝の命令を伝える涅絽に疑念を抱いている。聖剣戦争では死牙馬と死闘を繰り広げた。聖剣は星の輝きを秘め、まばゆい光を放つ紫煌剣。

朱羅 (しゅら)

華悪崇の戦士。聖剣戦争開始前に、小次郎たちを襲うが、飛鳥武蔵に妹・絵里奈の幻覚を見せたことで彼の怒りを買い、半死半生の目に遭わされる。聖剣戦争では伊達総司と死闘を繰り広げた。聖剣は冷気と幻覚を操る幻夢氷翔剣。

雄皇 (おず)

華悪崇の戦士。聖剣戦争では竜魔と戦いを繰り広げた。聖剣は大地に十文字型の亀裂を発生はせ、磔刑にした敵をその穴に落とす力を持った十字剣。

華悪崇皇帝 (かおすこうてい)

華悪崇戦士たちを束ねる支配者。聖剣を手に入れ、大地を支配する野望を抱いている。聖剣戦争では最後に登場し、小次郎と死闘を繰り広げた。聖剣は全ての聖剣とその戦士を支配する力を持った鳳凰天舞。

集団・組織

風魔一族 (ふうまいちぞく)

車田正美作の漫画『風魔の小次郎』に登場する架空の忍者集団。かつて北条氏に仕えており、現代まで生き残った今はスパイや用心棒の様な仕事で生計を立てている。小次郎竜魔が所属。

イベント・出来事

聖剣戦争 (せいけんせんそう)

『風魔の小次郎』に登場する架空の戦争。神に選ばれた戦士たちがコスモ(秩序)とカオス(華悪崇)の二派に分かれ、大地の覇権を握るため、転生を繰り返しながら4000年もの間争いを続けている。強大な力を秘めた聖剣が戦いのキーになっていることから、聖剣戦争と呼ばれる。

その他キーワード

聖剣 (せいけん)

『風魔の小次郎』に登場する架空の武器群の総称。4000年前、大地を護るために、神の手によって作られたとされる10本の剣(風林火山、黄金剣、紫煌剣、十字剣、白朧剣、紅蓮剣、幻夢氷翔剣、雷光剣、征嵐剣、鳳凰天舞)。それぞれの剣が独自の能力を秘めており、神が認めた正統の戦士が振るうと、強大な力を発揮すると言われている。

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