弁護士のくず 第二審

弁護士のくず 第二審

傍若無人な振る舞いから「弁護士のくず」とも言われる男・九頭元人が、持ち込まれるさまざまな事件を、弁護士らしからぬ破天荒な手段で解決し、事件にかかわる人々の隠された思いを暴き出していくさまを描いた作品。監修は弁護士の小林茂和。

正式名称
弁護士のくず 第二審
ふりがな
べんごしのくず だいにしん
作者
ジャンル
ヒューマンドラマ
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概要・あらすじ

金に汚く口も態度も最悪の「弁護士のくず」・九頭元人。彼が所属する白石誠弁護士事務所に、就職難民の新人弁護士・軒下歩夢がやって来た。お調子者の歩夢はなんとか固定給0の「ノキ弁」として事務所入り。新たなメンバーを加えた九頭たちは、さまざまな事件に取り組んでいくのであった。

登場人物・キャラクター

九頭 元人 (くず もとひと)

白石誠法律事務所に所属する弁護士。皮肉屋で口も態度も悪く、依頼人にすら毎回悪態をついている。裁判のためには関係者に脅しをかけたりと手段を選ばず、表沙汰になれば懲戒請求ものの手段をとることもしばしばである。しかし、弁護士としての腕は確かであり、トリッキーな弁護と鋭い洞察力で、さまざまな事件を解決、無実の人々を救っている。 かつて付き合っていた女性・秋野葉月との間に生まれた子・秋野美月と暮らしている。

武田 真実 (たけだ まみ)

白石誠法律事務所に所属する若手の女性弁護士。人権派弁護士の白石誠に憧れて入所した。九頭元人とコンビを組むことが多く、傍若無人な彼のストッパー役となっている。一方で、弁護士としては信頼を見せている。正義感が強いせいもあり、先走って結論を断定しがちな面もある。

軒下 歩夢 (のきした あゆむ)

32歳。新人女性弁護士。一時期はOLだったが、弁護士を志し退職。700万の借金を抱え司法試験に合格するも、なかなか就職が決まらず苦しんでいた。白石誠法律事務所も最初は断られていたが、九頭元人の口利きで固定給ゼロのノキ弁(事務所内独立採算弁護士)として入所した。明るく能天気な性格で、人の懐に入り込んで思わぬ情報を得ることが多い。

白石 誠 (しらいし まこと)

白石誠法律事務所の所長。少年事件関連に強い、人権派弁護士として知られている。高潔に振舞っているものの、九頭元人が起こすトラブルに毎度頭を抱えるなど、気弱な面も見せている。九頭の実力は買っており、ある事件に関連して彼が懲戒請求を受けた際も、断固戦う決意を固めた。

白石 寿二也 (しらいし じゅにあ)

白石誠の息子で、弁護士。白石誠法律事務所の中に、自分の事務所・白石寿二也法律事務所を作っている。チャラチャラした外見のお調子者で、弁護士としても未熟。九頭元人からも完全に馬鹿にされている。

加藤 公平 (かとう こうへい)

白石誠法律事務所に所属する弁護士。生真面目で常識的な人物のため、九頭元人の非常識な行いに振り回されることが多い。

秋野 美月 (あきの みつき)

九頭元人がかつて付き合っていた女性・秋野葉月の娘。九頭と一緒に暮らしている。素直でしっかりした性格。亡くなった母におもんばかって秋野姓を名乗っていたが、ある事件をきっかけに九頭姓となった。

氷谷 令 (ひたに れい)

地方検察庁の女性検事。不正を許さない冷徹な性格で、腕も確か。九頭元人たちとも何度も対決している。

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弁護士のくず (べんごしのくず)

弁護士らしくない言動でまわりに顰蹙をかうような破天荒な男が、依頼者にも悪態をつきつつも非常識なやり口で時には強引にトラブルを解決してのける。原則として一話完結だが、1エピソードが複数話で展開することも... 関連ページ:弁護士のくず

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