ボクらは魔法少年

ボクらは魔法少年

ひょんなことから魔法少女の姿で人助けをする事になってしまった男子小学生をコミカルに描く作品。集英社「週刊ヤングジャンプ」2018年13号より、月1回のペースで2019年14号まで連載。その後、同社「となりのヤングジャンプ」に移籍し、2019年4月4日から2021年8月19日まで連載。

正式名称
ボクらは魔法少年
ふりがな
ぼくらはまほうしょうねん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

やんちゃで元気なガキ大将の少年小田桐カイトは、自分の住む街に転校してきたばかりの少年、海原マコトから頼み事をされる。"魔法の国"から不思議な力を託され、街の平和を守る仕事をしているマコトは、その仕事を手伝ってくれる仲間を探しているのだという。かっこいいものが何よりも好きなカイトは、「街の平和を守る正義の味方」という言葉に惹かれ、二つ返事でマコトの仲間になることに。

マコトから手渡されたブレスレットのようなものを使い、さっそく魔法世界に伝わる古の戦士の姿に変身するカイト。しかし、カイトが変身したのは、かっこいいヒーローのようなものからは程遠い、フリルのたくさんついたスカート姿の「魔法少年」だった。泣いて嫌がるカイトだったが、魔法の国に活動の功績が認められないと、魔法少年の仕事は辞められないという。

カイトは「魔法少年♡ときめきピンク」として、嫌々ながら街で困っている人を助ける仕事を始める事になるのだった。ところが、カイト達魔法少年の着ているスーツ「オトメチック」は、魔法少年としての自信や誇りを持てない者には、十分な力を与えてくれないという性質があった。

嫌がりながら魔法少年をしているカイトは、その力を使いこなせずに、街の不良少年たちにもケンカで負けてしまうほどだった。しかし、不良少年たちに川に突き落とされそうになったカイトは、水面に映った自分の見た目が「意外とカワイイ」事に気づいてしまい、魔法少年としての力を発揮できるようになる。自分の事をカワイイと思いながらも、恥ずかしさからそれを認めたくないという複雑な思いを抱えつつ、カイトは魔法少年を続ける事を選択する。

登場人物・キャラクター

小田桐 カイト (おだぎり かいと)

小学5年生の少年。やんちゃな性格のガキ大将。正義感が強く、ヒーローのようにかっこいいものが何よりも好き。海原マコトから誘われて、「街の平和を守る仕事」を手伝うようになる。魔法少年の姿を嫌がっており、イヤイヤながら活動している。ある時、川の水面に映る変身した自分の姿を見てから、その姿が「意外とカワイイ」と気づいてはいるが、恥ずかしさからなかなかそれを認めたがらない。 変身した姿の魔法名(マジカルネーム)は「魔法少年 ときめき♡ピンク」。

海原 マコト (かいばら まこと)

少し前に小田桐カイトの住む街に引っ越してきた小学5年生の少年。クールな性格で、少し口が悪い。"魔法の国"から不思議な力を託され、街の平和を守る仕事をしている。その仕事を手伝ってもらうため、カイトに魔法少年に変身するスーツ「オトメチック」を手渡す。変身した姿の魔法名(マジカルネーム)は「魔法少年 さざめき♦ブルー」。 カイトとは異なり、魔法少年の姿は気に入っている。

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