咲-Saki- 全国編

咲-Saki- 全国編

麻雀がメジャーな競技として定着し、プロリーグや中高生による全国大会などもさかんに行われている世界を舞台に、様々な思いをかけて麻雀に打ち込む少女達の青春を描いた、小林立原作の人気コミックをアニメ化。今作はその第3弾にあたり、インターハイ二回戦までの主人公達の戦いが描かれている。

正式名称
咲-Saki- 全国編
ふりがな
さき ぜんこくへん
原作者
制作
Studio五組
監督
小野 学
放送期間
2014年1月5日 〜 2014年4月6日
放送局
テレビ東京
話数
13話
ジャンル
頭脳スポーツ
関連商品
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概要・あらすじ

激しい戦いの末に県大会を制し、ライバル達との合宿を経て、長野県代表としてインターハイに出場することとなった宮永咲ら清澄高校麻雀部。姉・宮永照の白糸台高校は別ブロックのため、何としても決勝戦に進んで姉と戦う決意を固める咲。

だが、二回戦の対戦校は、いずれも「全国区の魔物」と呼ばれる強豪ぞろい。インターハイ初挑戦となる清澄高校が激闘を繰り広げていく。

登場人物・キャラクター

宮永 咲 (みやなが さき)

普段はドジで泣き虫で内気な読書好きの少女だが、麻雀では自分の点数を勝ちでも負けでもないプラスマイナス0に収める点数計算能力や、ポン・カンといった鳴きで流れを変えたり嶺上開花を決めるなどの驚異的な打ち筋で、対戦相手を圧倒する。 高校麻雀の頂点に立つ姉・宮永照との再会と勝負を目指し、麻雀部の仲間と共にインターハイに挑む。

片岡 優希 (かたおか ゆうき)

小柄な身体と明るく豪快な言動と「~だじぇ」などの独特の喋りが特徴な清澄高校麻雀部の一年生。団体戦では副将を務める。メキシコ料理のタコスが大好物で、原村和とは中学時代からの友達でもある。麻雀はスピード重視の速攻スタイルを得意としており、東場では驚異的な強さを誇るが、南場に入ると集中力が続かず失速しがちな欠点も。

清澄高校 (きよすみこうこう)

『咲 -Saki- 全国編』に登場する学校。長野県にある公立高校で、宮永咲や原村和などが通っている。麻雀としては無名の高校。竹井久が入学したころは麻雀部は廃部寸前だったが、宮永咲、原村和、片岡優希の入部したことにより女子団体戦に出場することが可能となる。 インターハイ県予選団体決勝では龍門渕高校・風越女子高校・鶴賀学園の強豪4校を破りインターハイへ駒を進める。

染谷 まこ (そめや まこ)

広島弁とメガネがトレードマークの清澄高校麻雀部の二年生。団体戦では次鋒を務める。咲達一年生が入部してくるまで、久と一緒に麻雀部を支えてきた。麻雀は染め手(一種類の牌で構成された形)を得意とし、実家が麻雀喫茶という仕事柄、記憶してきた様々な対局を自分の手に活かすことを得意とする。

神代 小蒔 (じんだい こまき)

メンバー全員が巫女装束を纏っている鹿児島県代表・永水女子高校麻雀部に所属する2年生。団体戦では先鋒を務める。昨年の全国における別格の一年生として天江衣、荒川憩と共に名前が挙げられる。 9つのパターンの中から無作為に力を発揮する九面を自信に降ろすことができ、眠ることによってその能力を発動する。

原村 和 (はらむら のどか)

年齢離れした巨乳とツインテールがトレードマークの清澄高校麻雀部の一年生。団体戦では大将を務める。麻雀ではオカルト的なものを一切信じない理論派の打ち手で、中学生の時にはインターハイ個人戦での優勝経験もあるため、周囲からは注目を集めている。 当初は麻雀嫌いを公言する咲と対立したが、彼女の家庭での事情を知った後は、共にインターハイを目指す良き友達となる。

薄墨 初美 (うすずみ はつみ)

メンバー全員が巫女装束を纏っている鹿児島県代表・永水女子高校麻雀部に所属する3年生。団体戦では副将を務める。鹿児島県の県予選では地区大会の記録を大きく上回る。自分が北家の時には驚異的な能力を発揮する。

石戸 霞 (いわと かすみ)

メンバー全員が巫女装束を纏っている鹿児島県代表・永水女子高校麻雀部に所属する3年生。団体戦では大将を務める。おっとりした性格の持ち主で、麻雀も防御主体の打ち方が得意。だが、その身に「恐ろしいもの」を降ろすことで自分の手牌を一色に染め上げて、他の相手を絶一門(三種類ある麻雀牌の色の内、一つを一切使わない)状態に追い込む攻撃主体の打ち筋になる。

愛宕 洋榎 (あたご ひろえ)

全国でも五指に入る強豪校であり、南大阪地区代表・姫松高校麻雀部主将の3年生。全国常連校では比較的珍しい、エースでありながら中堅を務める。口数が多いのは全国でトップレベルを誇るからこその自信の現れ。 母はプロで活躍した有名な雀士であり、妹の愛宕絹恵も同校の麻雀部と、麻雀一家である。

竹井 久 (たけい ひさ)

廃部寸前だった清澄高校麻雀部を立て直した三年生。団体戦では中堅として出場する。部では部長を、学校では学生議会長(いわゆる生徒会長)を務めている。とらえどころの無い飄々とした性格の持ち主で、麻雀でもセオリーを無視した打ち筋を混ぜながら相手を翻弄する。

愛宕 絹恵

全国でも五指に入る強豪校であり、南大阪地区代表・姫松高校麻雀部所属の2年生。団体戦では副将を務める。実の姉である愛宕洋榎に憧れ、同校の麻雀部に入部する。母もプロで活躍した有名な雀士。 1年の秋からレギュラーに選ばれるなど確かな実力を持つ。

臼沢 塞 (うすざわ さえ)

岩手県代表・宮守女子高校麻雀部部長の3年生。団体戦では副将を務める。試合の時には慕っている監督から受け継いだモノクルをかけて挑む。見つめた相手の能力を塞ぐという能力を持つが、精神力と体力を激しく消耗するため長くは使えない。

末原 恭子 (すえはら きょうこ)

南大阪地区代表で、全国でも五指に入る強豪校であり、南大阪地区代表・姫松高校麻雀部所属の3年生。団体戦では大将を務める。自分を打ち手としては「凡人」だと考え、格下相手でも常に自分が負ける最悪の可能性を想定しながら打つ、堅実さをベースとした強さを秘めている。

姉帯 豊音 (あねたい とよね)

岩手県代表・宮守女子高校麻雀部所属の3年生。団体戦では大将を務める。身長197㎝の長身と、真夏でも冬制服のブレザーを着込んでいるのが特徴で、有名選手のサインを集めるのが趣味というミーハーな一面も。麻雀では、暦の六曜にちなんだ名を持つ特殊な力を発揮する。

クレジット

原作

監督

シリーズ構成

総作画監督

佐々木政勝

音楽

渡辺剛

アニメーション制作

Studio五組

原作

咲-Saki- (さき)

小林立の代表作で、後に多数の派生作品が作られる「咲-Saki-」シリーズの1作目。清澄高校麻雀部に所属する宮永咲、原村和、片岡優希、染谷まこ、竹井久が全国高校生麻雀大会県予選に出場。ライバルの強豪校・... 関連ページ:咲-Saki-

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