里見☆八犬伝

里見☆八犬伝

妖鬼王・玉梓の軍によって支配されようとしていた世の中を救うため、仲間たちとともに妖怪退治をするべく犬塚信乃達は旅に出る。

正式名称
里見☆八犬伝
ふりがな
さとみ はっけんでん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
ファンタジー
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概要・あらすじ

今より500年ほど前の話、今の千葉県南部にあたる安房の国は、妖怪を率いる妖鬼王・玉梓の軍によって支配されようとしていた。 玉梓軍によって生まれ育った城を追われた犬塚信乃は、父に託された破邪の剣・村雨を携え、この世を救う救世主、八犬士を求めて旅立った。

登場人物・キャラクター

犬塚 信乃 (いぬづか しの)

安房の国に住む16歳の少女。幼い頃より男として育てられた。本当はきれいな着物を着て女性らしく生きたいと思っている。剣の腕はなかなかだが、料理の腕は壊滅的に下手くそである。玉梓の軍に攻め込まれて城を追われ、妖怪退治の旅に出る。八犬士の一人、考。

犬川 荘助 (いぬかわ そうすけ)

最初に犬塚信乃と出会う八犬士。名槍・雪篠の槍の使い手。槍は体内に大量に収納してあるが、骨董屋からは「一文の価値もない」と言い放たれた。頭が悪くお調子者だが、正義感が強く仲間思いである。八犬士の一人、義。必殺技は天地空破斬。

犬山 道節 (いぬやま どうせつ)

自称忍者。忍術と偽り全身サイボークの体から様々な火器を放つ。地面から突然現われることがある。妹の浜路の事が大好きな極度のシスコン。許嫁とされている浜路と犬塚信乃の仲を認めていない。八犬士の一人、忠。必殺技は肩から繰り出す大砲・火遁一号。

犬飼 現八 (いぬかい げんぱち)

古河の城下町で捕り方をしていたが、ひょんな事から犬塚信乃たちが同じ犬士仲間だと気付き志を共にする。だが、敵である船虫に一目惚れをしてストーキングを続ける事に。八犬士の一人、信。ナルシストである。

犬田 小文吾 (いぬた こぶんご)

極端に純粋な性格の持ち主。同じ犬士の犬坂毛野に惚れてしまうが、男だと知りショックを受ける。思いを引きずり、犬坂毛野によいおもちゃにされている。八犬士の一人、悌。

犬坂 毛野 (いぬざか けの)

芸人の一座で育ち、女形として修業を受けたため、外見は絶世の美女であるがれっきとした男。色仕掛けで敵も味方も惑わすが、それ以上に戦闘能力が優れている。怒るとすごく怖い。石浜城で妖怪に囚われたふりをして機会を伺っていた。八犬士の一人、智。

犬村 大角 (いぬむら だいかく)

強力な呪術を使う術士。体が弱く、術を使うと吐血して倒れてしまうほど。八犬士の一人、礼。八犬士唯一の既婚者。

犬江 親兵衛 (いぬえ しんべえ)

赤ん坊だが八犬士の一人で、長じてから戦えるようにと伏姫が預かり育てることになる。犬田小文吾の妹の息子。八犬士の一人、仁。

玉梓 (たまずさ)

妖怪軍の支配者。部下の節足鬼・船虫たちに妖怪の脅威になる破邪の剣・村雨を奪取するように命ずる。美しい女性の姿をしている。八犬士との戦いを楽しんでいる様子も見受けられる。

節足鬼・船虫 (せっそくき・ふなむし)

妖怪軍の八犬士討伐、村雨奪取の現場責任者。無能な部下を持ち、また敵である八犬士の犬飼現八のストーキングにも悩み続ける。時に人間に変装して、あの手この手を使って自ら八犬士討伐を行うこともある。

陰邪鬼・網乾 (いんじゃき・あぼし)

節足鬼・船虫の部下の妖怪。罠を得意としているがまったく成功したことがない。犬山道節の妹の浜路に本気で恋をしてしまう。実家は農家。実家では過大評価されているが、まったく手柄をたてたことはない。

淫魔鬼・亀篠 (いんまき・かめざさ)

節足鬼・船虫の部下の妖怪。目を見た相手を催眠術に陥れる力がある。色仕掛けも得意としているが、八犬士の犬川荘助達にオバサン扱いされ気持ち悪がられた。犬川荘助を気に入り好きになってしまう。

馬加 (まくわり)

石浜城を占領していた妖怪。犬坂毛野に惚れていたが、同じく一目惚れをしていた犬田小文吾と一騎打ちで戦うことになる。戦いが終わったら田舎に引っ込んで、家族で平和に農家を営んで生活しようと夢見ていた。

一角 (いっかく)

犬村大角を妖術で洗脳し、母親と偽って暮らしていた猫の妖怪。節足鬼・船虫のことが大好き。とあるきっかけから犬塚信乃の父親の番作。

音音 (おとね)

小さな人形のような形をした妖怪。女形の人形を遠隔操作して犬塚信乃達に襲い掛かってくる。

犬山 浜路 (いぬやま はまじ)

犬山道節の妹。親同士が決めた許嫁である犬塚信乃の事を「お兄さま」と呼び熱烈に愛する。玉梓に拐われ囚われの身となってしまう。奈良漬けが嫌い。

伏姫 (ふせひめ)

八犬士を集め、妖怪たちを退治するよう使命を与えた神女。極度のショタコンで男の子の赤ちゃんが大好き。旅の先々で八犬士の前に姿を現すが、いまいち尊敬されておらず、適当に扱われることが少なくない。

里見 義道 (さとみ よしみち)

稲村城の城主。旅の途中の八犬士と出会い、妖怪退治の協力をすることになる。科学の知識が深く、強力な武器やクローン技術を駆使して城を守っている。

雛衣 (ひなぎぬ)

犬村大角の妻。可愛らしい見た目と裏腹に身体能力はずば抜けてよく、愛の力と言って石を素手で砕いたりしてみせる。夫婦生活では主に狩りなどを担当し、熊を倒すほどの力もある。怒ると九州弁が出る。

曳手・単節 (ひくて・ひとよ)

犬山道節の家に仕えていた忍者の姉妹。節足鬼・船虫の妖術にかけられて八犬士達に襲いかかってくる。

力次郎・尺八郎 (りきじろう・しゃくはちろう)

犬山道節の家に仕えていたお庭番。犬山道節と3人で玉梓に捕らえられた浜路を救出に行くが、犬山道節を逃がすために妖怪に捕まってしまう。

場所

安房の国 (あわのくに)

今から500年前の昔、今の千葉県南部にあたる国。犬塚信乃が生まれ育った結城の城がある。ここには破邪の剣・村雨が眠っている。

その他キーワード

村雨 (むらさめ)

破邪の剣として妖怪たちに恐れられている。これがきっかけで、主人公である犬塚信乃は妖怪退治の旅に出ることになる。

関連

里見☆八犬伝REBOOT (さとみ はっけんでんりぶーと)

室町時代の南総の国を舞台に、犬塚信乃を中心とする八犬士たちと妖怪軍の戦いを描く、歴史冒険活劇。大まかなストーリーや登場キャラクターなどは、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』がベースとなっている。「少年ガンガ... 関連ページ:里見☆八犬伝REBOOT

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