概要
小学五年生の眼鏡をかけた少年。オカルトを信じない、合理的性格。美ら海留学生制度で東京から沖縄の離島羽照那島へと転校した。羽照那島を選んだ理由は、亡くなった母が残した「誰よりも遠くへ」(アニメ『トム・ソーヤーの冒険』の主題歌から)という言葉から。父親も既に亡くなっており、伯父夫婦のもとで暮らしていた。また、母親は父の後妻だった。
島に来たばかりのころは「ヤマトゥ」(大和の子)と呼ばれ周囲と距離を感じていたが、リンドウやナミと親密になり、島の祭事・結願祭に踊り手として参加したことなどを経て、徐々に島に馴染んでいく。ナミやチハルが夢に見る、千年前の羽照那島の光景にはチハルに似た少年が、滅亡した南方の王国・マタラムの皇子として登場する。