あんみつ姫

あんみつ姫

倉金章介原作の少女ギャグ漫画の古典をスタジオぴえろがアニメ化。とある藩のあまから城のお姫様あわのあんみつ姫が巻き起こす騒動を、シリーズ構成の浦沢義雄が得意とするシュールでハチャメチャなギャグ満載で描いた作品。

正式名称
あんみつ姫
ふりがな
あんみつひめ
原作者
制作
スタジオぴえろ
放送期間
1986年10月5日 〜 1987年9月27日
放送局
フジテレビ
話数
51話
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
時代劇
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概要・あらすじ

昔々、とある藩のあまから城に住むお姫様のあわのあんみつ姫は、勉強も花嫁修行も大の苦手だけど、好奇心旺盛なおてんば娘。家庭教師のカステラ夫人の目を盗んで、お城を抜け出し、お小姓の甘ぐりの助をお供に御城下に出かける日々を送っていた。

そんな娘にお殿様のあわのだんごの守や奥方のあわのしぶ茶も頭が痛い。周囲の心配をよそに、あわのあんみつ姫は今日も騒動を巻き起こす。

登場人物・キャラクター

あわのあんみつ姫 (あわの あんみつひめ)

年齢は11歳。とある藩のあまから城のお姫様。利発で好奇心旺盛、おてんばな現代っ子だが勉強や花嫁修業である裁縫や料理は大の苦手。来訪した宇宙人とも打ち解けるほど気さくな性格で、家臣や領民からも人気が高い。 家庭教師のカステラ夫人の目を盗んで、あまから城を抜け出し、小姓の甘ぐりの助をお供に城下に出掛けては様々な騒動を起こす。

カステラ夫人 (かすてらふじん)

あわのあんみつ姫の両親が、誕生祝にヨーロッパのプリン王国から招いた家庭教師の女性。ちょっと訛った日本語を話す、金髪に青い瞳の美女。あわのあんみつ姫が授業を抜け出してしまう事に頭を痛めているが、その自由奔放な行動には理解を示している。

あべかわ彦左衛門 (あべかわひこざえもん)

とある藩のあまから城の家老。四角い顔に立派な髭という威厳ある容貌が特徴。主君であるあわのだんご守やその娘のあわのあんみつ姫の奔放な言動に苦言を呈するご意見番的存在。女中頭のおはぎの局に密かに想いを寄せている。

あわのだんごの守 (あわのだんこのかみ)

あわのあんみつ姫の父親で、とある藩のあまから城の城主。子煩悩で優しいお殿様だが、一人娘であるあわのあんみつ姫には甘い、親馬鹿の一面もある。ゴルフが趣味で、いつも城内で練習をしている。

甘ぐりの助 (あまぐりのすけ)

あわのあんみつ姫お付の小姓。常に姫の側で使えているが、奔放な言動に振り回されることも多い。姫があまから城を抜け出して、城下に出かける時にもお供をする。

あわのしぶ茶 (あわのしぶちゃ)

あわのだんご守の妻で、あわのあんみつ姫の母親。物静かな賢夫人で、娘に甘い夫をしばしば諌めている。跡取り娘であるあわのあんみつ姫が勉強嫌いであることに頭を痛めている。

せんべい

とある藩のあまから城の門番。煎餅のような丸い顔をした大男だが、真面目な忠義者。その恵まれた体を活かして相撲を取る事もある。

平賀 源内 (ひらが げんない)

とある藩のあまから城の城下に住む学者。もじゃもじゃした白い眉毛と髭がトレードマーク。同じ容貌をした犬のジュリーを飼っている。色々なからくり仕掛けの機械を作る天才的な発明家でもある。あわのあんみつ姫の家庭教師カステラ夫人に一目惚れした。

柿の種助 (かきのたねすけ)

とある藩のあまから城勤めの若侍。面長で出っ歯がトレードマーク。口が達者で調子がいい性格だが、上役である家老のあべかわ彦左衛門にしばしば叱責を受ける。

おはぎの局 (おはぎのつぼね)

とある藩のあまから城の女中頭。三角眼鏡がトレードマークで、規則に厳しい性格。家老のあべかわ彦左衛門に密かに想いを寄せている。

場所

あまから城 (あまからじょう)

『あんみつ姫』に登場する城。あわのあんみつ姫が暮らす、とある藩にある城。天守閣にだんごをくわえた金のシャチホコが乗っている。城内には放送室があり、城下の町へスピーカーで城からの告知も行う。城主はあわのあんみつ姫の父親であるあわのだんご守。

クレジット

原作

総監督

シリーズ構成

総作画監督

岸義之

音楽

小笠原寛

アニメーション制作

スタジオぴえろ

原作

あんみつ姫 (あんみつひめ)

江戸時代を思わせる中世日本を舞台に、主人公であるあまから城のお姫様あんみつ姫が巻き起こす騒動をコミカルに描く、一話完結の時代劇ギャグ少女漫画。戦後の昭和初期に発表された、漫画家倉金章介の代表作。後にこ... 関連ページ:あんみつ姫

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