概要
子供の頃から孤児施設の脱走を繰り返し、やがて東京の下町、ドヤ街に流れ着いた。丹下段平が会長を務める丹下拳闘クラブで、バンタム級のプロボクサーとして活躍する。一時期はライバル力石徹の死のショックから立ち直れずに低迷したが、見事に復活を果たして東洋太平洋チャンピオンまで昇りつめる。
弱者に優しく友情に厚い性格。
関連人物・キャラクター
力石徹
元々プロボクサーだったが、観客の野次にカッとなり障害事件を起こしたことから特等少年院に送られ、そこで矢吹丈に出会う。丈より一足早く少年院を出た後は白木幹之介の支援の下、プロボクシング界のフェザー級ボクサーに復帰した。 丈との試合のために2階級下のバンタム級に転向すべく、過酷な減量に挑む。
丹下段平
左目に眼帯をつけた坊主頭の中年男。元プロボクサーだった。日銭を稼いでは飲んだくれる毎日だったが、矢吹丈との出会いをきっかけに彼を一流のプロボクサーに育てるべく奮起する。泪橋の下にある木造の小屋を丹下拳闘クラブとして、ここで丈のトレーナーを務める。 涙もろく人情家。