舞勇伝キタキタ

衛藤ヒロユキの代表作『魔法陣グルグル』のスピンオフ作品。『魔法陣グルグル』の主要キャラクターキタキタおやじと、勇者に憧れる少年チキ、両親を石にされてしまった王女ルータらが、魔法使いガガルの打倒を目指して冒険の旅をするさまを描いたファンタジーギャグマンガ。

正式名称
舞勇伝キタキタ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ガンガンコミックスONLINE(スクウェア・エニックス)
巻数
全7巻
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概要・あらすじ

コレモ村に住むチキは、伝説の勇者ニケに憧れる少年。彼はある日、かつて勇者とともに戦ったとして村に祀られている「キタキタ」を呼び出そうと、石碑の前で踊りを見せた。するとその晩、チキの前に腰みの一丁の変態「キタキタおやじ」ことアドバーグ・エルドルが登場。はじめは不気味がるチキだったが、魔物を「キタキタ踊り」で打ち倒したキタキタおやじの姿を見て感動し、勇者を目指してともに旅立つことを決意する。 二人が最初に向かったのは、魔物に悩まされるモヨリ城。そこで王女ルータが魔物にさらわれたことを知り、キタキタおやじとチキは彼女を助けに向かうのだった。おやじの踊りとチキの活躍で無事ルータを助け出すことには成功したが、突如城内に魔法使いガガルが現れ、ルータの両親を石に変えてしまう。一人難を逃れたルータは、ガガルを倒し両親を元の姿に戻すため、おやじたちに同行することに。こうして、三人の冒険の旅が始まるのだった。

登場人物・キャラクター

アドバーグ・エルドル

「キタキタ踊り」の後継者である中年男性。通称「キタキタおやじ」。かつて勇者ニケと魔法使いククリとともに、魔王ギリに立ち向かった。キタキタ踊りを広めるため、後継者を探して旅をしている。常に腰みの一丁の姿で行動し、所構わず踊りだすため、周囲の人間はおろか魔物にまで不気味がられている。ある日、自分を祀る石碑の前で踊っていたチキを後継者と見定め、彼とともに冒険の旅に出ることになる。

チキ

コレモ村に住む少年。13歳。両親を魔王ギリに殺され、コレモ村の村長に引き取られて育った。そのため、ギリを倒した勇者ニケに憧れ、勇者を目指している。ある日、伝説の「キタキタ」を呼び出そうと石碑の前で踊ったところ、その日の晩に「キタキタおやじ」と遭遇。魔物を踊りで倒すおやじの姿に感動し、彼にともに旅に出てくれるよう頼み込んだ。 ただし、「キタキタ踊り」を踊ることだけは絶対に拒否している。踊りを嫌がるあまり怒り狂い、その結果、秘められた力を解放する「キタキタのめざめ」を使えるようになった。武器はただのこんぼうを使い、のちにドラゴンこんぼうを手に入れる。

ルータ

モヨリ城の城主ワレモ5世の次女。13歳。ほとんどの人間が不気味がる「キタキタ踊り」に興味を持つなど、変わった趣味の持ち主。魔物にさらわれていたところを「キタキタおやじ」とチキに助け出され、彼らと出会った。その後、大国リッチモの王子ラメシスと政略結婚をさせられそうになる。しかし、舞踏会に魔法使いガガルが現れ、国王たちを石に変えてしまう。 おやじに連れ去られていたことで運よく難を逃れたルータは、ガガルを倒し両親を元の姿に戻すために、おやじたちとともに旅に出ることなる。その際、王女という身分を隠すため、黒髪ロングヘアのカツラで変装し、「ルウ」と名乗るようになる。魔物との戦いでは、物と物をくっつける「くっつき魔法」を使うが、あまり活用されなかった。 その後、ザカルフに魔法のカツラを授けられ、防具を作ったり攻撃力を上げる補助魔法が使えるようになる。

ライド

勇者を目指す青年剣士。ルータの救助に参加し、「キタキタおやじ」たちと出会った。幼馴染みのレミアとは、よく軽妙な掛け合いをしている。

レミア

勇者を目指す女魔法使い。光魔法の使い手。ルータの救助に参加し、「キタキタおやじ」たちと出会った。ライドとは幼馴染み。

ラメシス

大国リッチモの王子。ナルシストで嫌味な性格。ルータの結婚相手とされていたが、「キタキタおやじ」に妨害された。その際、「キタキタ踊り」にトラウマを植えつけられている。

コバル

村人が全員嘘つきというミギノ村の住人。フラフープの名手で、好物の焼肉を食べながらフラフープをするという特技を持つ。魔力を探すことのできるドルセラの玉を持っていると村長に言われていたが、それも嘘だった。

ザカルフ

ヒダリノ村に住む魔法使い。光魔法の使い手。ルータに魔法のカツラを授けた。村人からガンコな性格だと思われていたが、「キタキタおやじ」たちと行動をともにした際、「キタキタ踊り」を踊ったり、マントの下の意外と貧相な体あらわにしたりと、親しみやすい一面を見せたことで、弟子を増やすことに成功した。

グラディ

光魔法の戦士。セブレ王国の貴族で「剣も魔法も財力もパーフェクトと噂される勇者候補ナンバーワンの男」と言われている。特定の魔物を仲間にできる光魔法を使い、人獣ウルフルフ、ゴーレムのドカンクス、幻獣ファンカーを使役する。だが、のちに味方が強すぎることにむなしさを感じ、一人で行動するようになる。必殺技は「かっこいいポーズ」。 ページ右上の大コマを取ることを好む。魔の地モグレロに到達した「キタキタおやじ」と出会った。

ペペル

魔の地モグレロの前にある谷の案内人。竜に変身できる魔法「竜になりたいな」を使い、背中に人を乗せ谷を渡す商売をしている。ただし、この魔法は一度使うとマジックポイントが回復するまで15日かかるという難点がある。

マリネルネルネ

人魚を自称する中年男性。人魚の力を解放すると派手なメイクとなり、オネエ言葉で喋る。巨大な魚の幻獣ゴシマレンを操る。

ゴンザレ

ノキマフの町住む中年男性。娘ミッタに投げ飛ばされ、回転しながら「かいしんのいちげき」を連発する「ポカポカとうさん」という魔法を使う。一年ほどまえから神のお告げが聞こえるようになり、街の勇者と呼ばれていたが、偶然勇者になる試練をクリアしていただけだった。

ギップル

風の精霊。かつてニケとククリの冒険の旅に同行していた。ゴンザレの魔力に導かれてノキマフの町を訪れ、「キタキタおやじ」と再会した。クサい台詞を嫌うため、グラディを苦手とする。

ガガル

世界の支配を目論む悪の大魔法使い。モヨリ城に現れ、ルータの両親を石化させた。魔王ギリに学んだ唯一の人間といわれている。

書誌情報

魔法陣グルグル外伝 舞勇伝キタキタ 全7巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスONLINE〉 完結

第1巻

(2009年7月22日発行、 978-4757526112)

第2巻

(2010年2月22日発行、 978-4757527997)

第3巻

(2010年10月22日発行、 978-4757530294)

第4巻

(2011年4月22日発行、 978-4757532007)

第5巻

(2011年11月22日発行、 978-4757534124)

第6巻

(2012年6月22日発行、 978-4757536241)

第7巻

(2012年11月22日発行、 978-4757537811)

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