ANGELIC LAYER

ANGELIC LAYER

格闘ゲーム・ANGELIC LAYERのトッププレイヤーを母親に持つ中学1年生の少女・鈴原みさき。ヒカルと名づけた天使(エンジェル)で戦うみさきが急速に実力を伸ばし、さまざまな強敵を倒していくバトルアクション漫画。

正式名称
ANGELIC LAYER
ふりがな
えんじぇりっく れいやー
作者
ジャンル
バトル
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

東京のエリオル学園中等部に合格し、故郷の和歌山県から上京した鈴原みさきは、東京駅の街頭ビジョンで初めて見たゲーム・ANGELIC LAYERの世界に魅せられる。彼女はそこで出会った三原一郎のアドバイスで、ゲーム開始に必要なANGEL EGGを購入。自分の代わりに戦う天使(エンジェル)を「ヒカル」と名づけ、育成を始める。

みさきは知らなかったが、幼稚園の時に別れたきりの母親・萩子はANGELIC LAYER開発チームの一員で、さらにゲームの頂点に立つ伝説のプレイヤーでもあった。そんな母親の資質を受け継いで短期間で急成長したみさきは、関東地区公式トーナメントで強敵を次々に破り優勝。

仲間になったライバルたちにも支えられ、全国トーナメントで見事優勝を果たす。その会場で萩子と再会したみさきは、さらなる勝利を目指してトレーニングに励むのだった。

登場人物・キャラクター

鈴原みさき (すずはらみさき)

エリオル学園中等部1年生。天使・ヒカルの操縦者(デウス)。父親は幼い頃に他界、東京で仕事に没頭する母親の萩子とは幼稚園の時以来会っていない。祖父母に育てられたが、エリオル学園合格にともなって和歌山県から上京。叔母・浅見祥子の家に身を寄せる。上京と同時にANGELIC LAYERに魅せられトレーニングを開始すると、母親譲りの素質で短期間のうちに全国トーナメントを制する実力者に成長した。 仇名はみさきち。2年生に進級する頃、クラスメートの小林虎太郎とつき合うようになる。

ヒカル

『ANGELIC LAYER』に登場するゲームキャラ。鈴原みさきの天使(エンジェル)。スピード重視の軽量型タイプで、黒髪ショートの少女の外見をしている。

天使 (えんじぇる)

『ANGELIC LAYER』の登場するゲームキャラ。ゲームANGELIC LAYERで戦う身長数十cmの人形。ハイテク技術が凝縮されており、操縦者(デウス)の意思にしたがって動く。ANGEL EGGに入った素体(ドール)の状態で市販され、購入して孵化させた後に名前や属性を決めて育成する。

小林 虎太郎 (こばやし とらたろう)

エリオル学園中等部1年生で、鈴原みさきのクラスメート。ANGELIC LAYERはプレイしないが、得意の空手を生かしてみさきのトレーニングを手伝う。2年生に進級する頃、みさきとつき合うようになった。仇名はこたろう。小林鳩子の兄。

小林 鳩子 (こばやし はとこ)

エリオル学園幼等部のラビット組に属する5歳児で、小林虎太郎の妹。天使・鈴鹿を操縦者(デウス)として操る。幼稚園児ながら公式トーナメントで何度も優勝している実力者だが、初参加の鈴原みさきに関東地区公式トーナメントで敗れた。

萩子 (しゅうこ)

鈴原みさきの母親。Piffle Princess社のスタッフとしてANGELIC LAYERの開発チームで働いていた。夫はみさきが幼い頃に他界。みさきを和歌山県の両親に預けて仕送りをしながら、東京でANGELIC LAYERの開発にいそしんでいた。 最強クラスの天使・アテナの操縦者(デウス)でもある。

アテナ

『ANGELIC LAYER』に登場するゲームキャラ。萩子の天使(エンジェル)。ヒカルと同じくスピード重視の軽量型タイプ。外見は白いコスチュームをまとった金髪ロングの女性の姿をしている。全国トーナメントを制したヒカルとスペシャルプログラムとして対戦、究極技・魂の光(ライトオブソウル)で勝利した。

三原 一郎 (みはら いちろう)

三原王二郎の兄。Piffle Princess社の青年社長でANGELIC LAYERの開発者でもある。神出鬼没の奇行で部下を困らせることがしばしばある。萩子の娘・鈴原みさきの素質に目をつけており、上京した時からつきまとい、みさきがANGELIC LAYERを始めるきっかけを作った。 仇名はいっちゃん。

浅見 祥子 (あさみ しょうこ)

鈴原みさきの叔母で、萩子の妹。テレビのニュースキャスターをしている。東京で独り暮らししており、エリオル学園入学のため上京した姪のみさきを預かった。みさきがANGELIC LAYERをプレイすることを応援している。

三原 王二郎 (みはら おうじろう)

三原一郎の弟で、天使・ウィザードの操縦者(デウス)である。日本最強の操縦者の1人とされ、領域の貴公子の異名を持つ少年。だが全国トーナメント初参加の鈴原みさきにシールドの秘密を見破られ、初戦で敗れた。

木崎 珠代 (きさき たまよ)

エリオル学園中等部1年生で、入学後すぐ鈴原みさきの親友になった。ANGELIC LAYERはプレイしないが、格闘技マニアでいつも新しく覚えた技を小林虎太郎で試している。2年生に進級する頃、三原王二郎とつき合うようになる。

城乃内 最 (じょうのうち さい)

天使・白姫の操縦者(デウス)であり、冷静な戦いぶりから極寒の精密機械(アイス・マシーン)の異名を持つ。関東地区公式トーナメントの決勝で鈴原みさきに敗れた。

藤崎 有栖 (ふじさき ありす)

関東地区公式トーナメントで鈴原みさきに敗れた藤崎円香の妹。有栖は円香が敗退した後、別の地区トーナメントから全国トーメントに進出し、決勝戦でみさきと対戦した。バランス重視型の天使・アリスで善戦したが、ヒカルのスライディングキックによって敗北。

その他キーワード

ANGELIC LAYER (えんじぇりっくれいやー)

『ANGELIC LAYER』に登場するゲーム。Piffle Princess社が開発した。天使(エンジェル)を互いに戦わせ、勝敗を争う。対戦はさまざまな自然環境を模した10m四方の空間領域(レイヤー)で行われる。プレイヤーは操縦者(デウス)と呼ばれ、ヘッドセット型のデバイスで天使を操作する。勝利条件は、「相手の天使を領域から外に出す」「戦闘不能にする」「または対戦後に攻撃ポイントの合計で上回っている」のいずれか。

SHARE
EC
Amazon
logo