馬酒兵三百

馬酒兵三百

キングダム(漫画)の時代から400年前、秦の国王・穆公は、勝手に秦の軍馬を殺し食べてしまった山の民たち三百人に、馬肉に合う酒をふるまった。読みは「ましゅへい さんびゃく」。

登場作品
キングダム(漫画)
正式名称
馬酒兵三百
ふりがな
ましゅへい さんびゃく
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概要

山の民はそれを恩義に感じ、秦と同盟を結ぶ。その後、穆公は敵国の晋に大飢饉が起きたのを見過ごさず、食料を送る。その翌年、今度は秦が大飢饉に見舞われ、穆公は晋に食料の援助を求めたが、晋はこれをチャンスと考え秦に大軍で侵攻した。秦軍は迎え撃つも、食料不足のため滅亡の際まで追い込まれる。そのとき、突如三百人の山の民の戦士が援軍として現れ、晋の数千もの兵を倒し、さらに敵本陣の晋王を捕える。その高い戦闘能力と凄惨極まりない戦い方に、秦兵ですら背筋を凍らせたと言う。この故事は、『史記』秦本紀穆公十五年九月壬戌の条に下記のように記載されている。

『史記』秦本紀穆公十五年(紀元前645):兵を興して秦を攻めようとすると、穆公も兵を出し、丕豹を将として親征し、九月壬戌の日、晋の恵公夷吾と地で合戦した。晋軍がついえ、晋君は本隊と離れ、めぐりめぐって馬がぬかるみの中に落ち込んだ。 穆公は麾下と駆けて之を追うが捕らえることができず、反対に晋軍に囲まれた。晋軍は繆公を撃ち、繆公は負傷した。 この時、岐下(岐山の麓)の良馬を食った者三百人が駆け、晋軍に打ち入った。これにより、晋軍は囲みを解き、繆公は危険を脱した。また、晋君を生け捕りにすることができた。かって繆公は良馬をうしなったが、これは岐下の野人が捕らえて食ったのであって、その人数は三百余人であった。役人が捕らえて罰しようとすると、繆公は「君子は家畜のために、人を害してはならない。わしは、良馬の肉を食ったら酒を飲まないと人を傷(ソコナ)う、と聞いている」と言って、皆に酒を賜い罪を赦した。三百人の者は、秦が晋を撃つと聞いて、みな従軍を願い、繆公が危険になったのを見ると、またみな鋒(ホコ)を推ししごき死を争って、馬を食って赦された徳に報いたのである。

登場作品

キングダム

世界観『キングダム』は戦国時代後期(紀元前245年以降)、後の始皇帝・嬴政が少年だった頃の中国を舞台に始まる。その頃、「戦国の七雄」と呼ばれる秦、楚、斉、燕、趙、魏、韓が覇を競い合い、戦いを繰り広げて... 関連ページ:キングダム

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