ネコナデ

ネコナデ

TVドラマ「ネコナデ」をコミック化した作品。鬼塚汰朗が仕事で体調がおかしくなり心身ともに疲れているとき、1匹の猫と出会い、人生が少しずつ変わっていくさまを描いている。本作『ネコナデ』には元となったTVドラマ以外にも映画版と小説版があり、コミックスには他の媒体にはない山田亜佐美とその姉・山田千尋の後日談が描き下ろしとして掲載されている。「月刊まんがくらぶ」2008年7月号から12月号にかけて連載された。

正式名称
ネコナデ
ふりがな
ねこなで
原作者
永森 裕二
漫画
ジャンル
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

鬼塚汰朗は、デジタルドラグーンという会社の人事部長として、上からの命令通りに社員にリストラを宣告する日々に心身ともに疲れきっていた。ある日、帰り道の公園で捨て猫を発見するものの、自宅では飼えないためそのまま通り過ぎる。しかし捨て猫のことがどうしても気になる鬼塚は、翌日に捨て猫を保護しすぐに獣医に診てもらい、そこで捨て猫に鬼塚トラという名前を付ける。

トラをどこで飼うか悩む鬼塚は、デジタルドラグーンの新人社員研修で使うマンションに空き部屋が出たことを知り、その空き部屋でトラを飼うことを決める。

登場人物・キャラクター

鬼塚 汰朗 (おにづか たろう)

(株)デジタルドラグーンの人事部長を務める男性。自分にも他人にも厳しく行動しているため、「オニタロー」というあだ名を付けられている。人事部長として上からの命令通りに社員にリストラを宣告しているが、ストレスで胃の調子が悪くなり胃薬を飲んでいる。「責任が取れないなら何もしない」を信条にしており、どこか冷めた性格だが、公園で捨てられていた猫を保護し、その猫を鬼塚トラと名付けて面倒を見ていくうちに心境が徐々に変化していく。

鬼塚 トラ (おにづか とら)

公園に捨てられていたところを鬼塚汰朗に保護された子猫。獣医に診てもらった時に鬼塚から鬼塚トラと名付けられる。保護された直後は内臓が弱っていたが、鬼塚や獣医のおかげで元気になる。

山田 亜佐美

(株)デジタルドラグーンの新入社員の女性。新人社員研修を統括する鬼塚汰朗に対して敵意を向けている。鬼塚が言ったこと、やったことをブログ「今日のO塚T朗部長」に書くなど、鬼塚の動向を注視する。

金井 (かない)

(株)デジタルドラグーンに勤める女性で、鬼塚汰朗の部下。山田亜佐美などが受ける新人社員研修の教官でもある。鬼塚のことをよく理解しており、鬼塚が新人社員研修で使うマンションの空き部屋で鬼塚トラを秘かに飼っていることも知っている。

カモシタ

鬼塚トラがさびしくないように、鬼塚汰朗が連れてきた猫。トラより体は大きい。出会ってすぐにトラと仲良くなる。

クレジット

原作

永森 裕二

SHARE
EC
Amazon
logo