ハヤテのごとく!

ハヤテのごとく!

借金を両親に押し付けられた少年綾崎ハヤテが大富豪のお嬢さま三千院ナギに雇われ、屋敷で執事生活を送る姿をコメディタッチに描くいた畑健二郎の漫画。2007年度小学館漫画賞少年向け部門最終候補作品となった。

正式名称
ハヤテのごとく!
ふりがな
はやてのごとく
作者
ジャンル
パロディ
 
ラブコメ
レーベル
少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
既刊52巻
関連商品
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概要・あらすじ

両親から巨額の借金を押し付けられた薄幸の主人公綾崎ハヤテ。彼はクリスマスに出会った大富豪のお嬢さま三千院ナギの勘違いにより、成り行きで彼女の屋敷で執事として働くことになる。

登場人物・キャラクター

綾崎 ハヤテ (あやさき はやて)

『ハヤテのごとく!』に登場する主人公の少年。料理や清掃などの家事技術に優れ身体能力も非常に高い。平凡な高校に通う高校生であったが、両親の作った1億5680万4000円もの借金のカタとして暴力団に売られ、自暴自棄になって三千院ナギを誘拐しようとしたところ、ひょんなことから大富豪三千院家のお嬢様である彼女の屋敷の執事となる。 なにかと女性にはモテるが、不幸体質。また、女性のような顔立ちをしているのでよく女装をさせられており、女装した際には綾崎ハーマイオニーと名乗っている。

三千院 ナギ (さんぜん いんなぎ)

大富豪三千院家のお嬢さまであり、主人公綾崎ハヤテの主人。漫画、アニメ、ゲームが大好きなインドア派。わがままで気の強い性格の持ち主。緑色の瞳を持ち、金髪のロングヘアをツインテールで結んでいる。白皇学院に通っていて当初13歳であったが飛び級して高等科に所属している。 漫画を描く趣味があり、漫画家を目指しているが、万人受けするクオリティではなく、夢の実現には程遠い。

マリア

大富豪三千院家のお嬢さま三千院ナギの屋敷で働くメイドであり、主人公綾崎ハヤテの仕事仲間にしてお姉さん的存在。物腰柔らかで優しい性格の持ち主。何時もロングスカートのメイド服を着ている。髪は茶色の癖毛であり、首元で結んでいる。ナギの通う高校である白皇学院を飛び級し13歳で卒業した才女である。 その過去には謎が多い。

倉臼 征史郎 (くらうす せいしろう)

『ハヤテのごとく!』に登場する人物。大富豪三千院家の執事長で、三千院家のお嬢様である三千院ナギの屋敷に仕えている執事。カタカナでクラウスと呼ばれているがれっきとした日本人でカイゼル髭が特徴的な白髪の59歳。ナギたちからは嫌われ気味だが執事としては有能。綾崎ハヤテの女装した姿にハヤテと気付かず惚れている。

タマ

『ハヤテのごとく!』に登場する動物。ヒロインである三千院ナギに飼われているペットで、彼女にはただの猫だと思われているが大型のホワイトタイガーである。外見は虎であるが二足歩行をしたり、言葉をしゃべったり、パソコンや携帯電話で掲示板を利用するなど人間のように行動する。性格は性悪で俗っぽい。幼いころに拾ってもらった三千院ナギの為ならば命をなげうつ覚悟を持っている。

愛沢 咲夜 (あいざわ さくや)

『ハヤテのごとく!』に登場する人物。大富豪三千院家の分家にあたる愛沢家の長女であり、ヒロインである三千院ナギにとっては姉のような存在で数少ない友人の一人。関西弁で話し、お笑いをこよなく愛す。

鷺ノ宮 伊澄 (さぎのみや いすみ)

『ハヤテのごとく!』に登場する人物。大富豪鷺ノ宮家のお嬢様であり、ヒロインである三千院ナギの友人。一家そろっての天然ボケで家族の中ではまともな方なので自身のことをしっかり者だと思っている。また方向音痴で迷子になることが多い。一子相伝の「術式八葉」の力を受け継いでおり、鷺ノ宮家歴代最強の力でゴーストスイーパーや除霊などの仕事をしている。

三千院帝 (さんぜんいんみかど)

『ハヤテのごとく!』に登場する大富豪の老人。ヒロインである三千院ナギの母方の祖父であり、妻と娘はすでに他界している。孫娘であるナギには厳しく彼女には嫌われているが、ナギのメイドであるマリアには弱い。遺産相続をめぐってナギに危害が及ばぬため、親戚中に「ナギに泣いて謝らせることが出来た者に三千院家の遺産のすべてを相続させる」と宣言した。 オタク趣味がある。

橘 ワタル

『ハヤテのごとく!』に登場する人物。橘財閥の御曹司でナギの許嫁であったが、実際には不況の影響で橘財閥全体が凋落しており、最後の生き残りであるレンタルビデオタチバナ新宿本店の店長をしている。ナギとの婚約は親が財産目当てに取り決めたことなのでワタルにその気は全く無く、むしろ鷺ノ宮伊澄に好意を寄せている。

桂 ヒナギク (かつら ひなぎく)

『ハヤテのごとく!』に登場する人物。主人公である綾崎ハヤテやヒロインの三千院ナギの通う白皇学院の生徒会長であり、彼らとは同学年でピンク色の髪の美少女。同校で教師を務めている姉がいる。成績もよくスポーツ万能で何事にも努力を惜しまないが、高所恐怖症。自分と同じ多額の借金を抱えた親を持つハヤテにいつしか惹かれていく。

西沢 歩 (にしざわ あゆむ)

『ハヤテのごとく!』に登場する人物。主人公である綾崎ハヤテの通っていた潮見高校の女生徒で、『ハヤテのごとく』に登場する多くの人物と違ってごく平凡な家庭に生まれた普通の少女。高校入学したての四月に危ないところをハヤテに救ってもらってから彼に一目惚れをした。

リィン・レジオスター

『ハヤテのごとく!』に登場する亡霊。執事修行として主人公である綾崎ハヤテが向かった執事とらのあなのあるアレキサンマルコ教会の神父であった。趣味で教会の地下に巨大迷宮を作りトラップを仕掛けていたところ、自ら罠の毒矢をくらって死亡する。教会の地縛霊であったが教会が崩壊して以降はハヤテに憑りついている。 煩悩まみれの性格で度々トラブルを起こしている。

天王洲 アテネ (てんのうす あてね)

『ハヤテのごとく!』に登場する人物。主人公である綾崎ハヤテが幼稚園児であったころにであった金髪縦ロールの女の子。ハヤテにとって人生最初の彼女であり、ハヤテに異性と付き合うためには甲斐性を持つよう説教をした。物語の根幹にかかわる人物だが、ストーリー序盤ではまだ謎が多い。

集団・組織

白皇学院 (はくおうがくいん)

『ハヤテのごとく!』に登場する学校。日本有数の私立の名門校であり、大富豪の子女や天才たちが集う超エリート校。広大な敷地を持ち五人の理事の内一人はヒロイン三千院ナギの祖父三千院帝である。

その他キーワード

執事 (しつじ)

『ハヤテのごとく』に登場する職業。戦闘執事(コンバットバトラー)とも呼ばれ高い戦闘能力を持ち、一流の執事は超必殺技を持っていて当たり前とされる。主人公である綾崎ハヤテも独自の超必殺技を会得した様な描写がある。

書誌情報

ハヤテのごとく! 52巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉

第1巻

(2005-02-18発行、 978-4091272713)

第2巻

(2005-06-16発行、 978-4091272720)

第3巻

(2005-08-08発行、 978-4091272737)

第4巻

(2005-11-18発行、 978-4091272744)

第5巻

(2006-01-14発行、 978-4091200303)

第6巻

(2006-03-17発行、 978-4091201287)

第7巻

(2006-06-16発行、 978-4091204172)

第8巻

(2006-09-15発行、 978-4091205803)

第9巻

(2006-12-16発行、 978-4091206961)

第10巻

(2007-02-16発行、 978-4091210074)

第11巻

(2007-04-18発行、 978-4091210296)

第12巻

(2007-07-18発行、 978-4091211576)

第13巻

(2007-10-18発行、 978-4091211972)

第14巻

(2008-01-12発行、 978-4091212689)

第15巻

(2008-04-18発行、 978-4091213389)

第16巻

(2008-07-11発行、 978-4091214270)

第17巻

(2008-10-17発行、 978-4091214799)

第18巻

(2009-01-16発行、 978-4091215666)

第19巻

(2009-04-17発行、 978-4091218957)

第20巻

(2009-07-17発行、 978-4091216984)

第21巻

(2009-10-16発行、 978-4091217790)

第22巻

(2010-01-16発行、 978-4091221353)

第23巻

(2010-04-16発行、 978-4091222565)

第24巻

(2010-04-16発行、 978-4091222572)

第25巻

(2010-08-18発行、 978-4091225122)

第26巻

(2010-11-18発行、 978-4091226594)

第27巻

(2011-02-18発行、 978-4091227812)

第28巻

(2011-05-17発行、 978-4091228703)

第29巻

(2011-08-10発行、 978-4091232151)

第30巻

(2011-10-18発行、 978-4091233202)

第31巻

(2011-12-16発行、 978-4091234384)

第32巻

(2012-05-18発行、 978-4091236661)

第33巻

(2012-09-18発行、 978-4091237989)

第34巻

(2012-10-18発行、 978-4091238887)

第35巻

(2013-01-18発行、 978-4091240309)

第36巻

(2013-03-18発行、 978-4091242075)

第37巻

(2013-06-18発行、 978-4091243164)

第38巻

(2013-09-18発行、 978-4091243799)

第39巻

(2013-12-18発行、 978-4091245106)

第40巻

(2014-03-18発行、 978-4091245786)

第41巻

(2014-06-18発行、 978-4091246653)

第42巻

(2014-09-18発行、 978-4091251046)

第43巻

(2014-12-18発行、 978-4091253972)

第44巻

(2015-03-18発行、 978-4091256775)

第45巻

(2015-06-18発行、 978-4091258502)

第46巻

(2015-09-18発行、 978-4091262301)

第47巻

(2016-02-18発行、 978-4091264985)

第48巻

(2016-05-18発行、 978-4091271365)

第49巻

(2016-10-18発行、 978-4091274069)

第50巻

(2017-02-17発行、 978-4091275028)

第51巻

(2017-06-16発行、 978-4091275714)

第52巻

(2017-06-16発行、 978-4091276193)

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