ジンキ

ジンキ

津崎青葉はある日、女装をした男性・小河原両兵によって拉致され、ベネズエラに連れてこられてしまう。彼女は人機と呼ばれる巨大ロボット・モリビト2号の搭乗パイロットとなり、敵との壮絶な闘いに巻き込まれてゆく。

正式名称
ジンキ
ふりがな
じんき
作者
ジャンル
アクション
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概要・あらすじ

津崎青葉はある日、女装をした男性・小河原両兵によって拉致され、ベネズエラに連れてこられてしまう。古代人機との戦いに巻き込まれ、彼女は人機と呼ばれる巨大ロボット・モリビト二号の搭乗パイロットとなる。相方である両兵と、反発し合いながらも段々と惹かれていく青葉。二人でいくつもの壮絶な戦いを乗り越え、自分の父であり、最後の敵である黒将との戦いに向かう。

登場人物・キャラクター

津崎 青葉 (つざき あおば)

『JINKI』に登場するキャラクター。女子高校生。プラモデルなどが得意。女装をした小河原両兵に拉致された。祖母が亡くなって、遺産を継いでおり、母である静花はそれを手に入れるために、彼女を呼び寄せた。モリビト二号と古代人機の戦いに、偶然巻き込まれる。二度目の出撃の際に、無断でモリビト二号に乗り込み、結果として両兵の命は救ったが、現太は彼女をかばって負傷、人機操主を続けることが出来なくなった。 気に病んだ青葉はその場を去り、野生動物に襲われかけたところを、南とルイに救われた。その後基地に戻り、両兵と共に人機操主として活躍。基地の皆に認められるようになった。黒将が連れてきた、広世たちが操縦するトウジャと戦闘、次第に広世たちと親密になっていく。 黒将がアンヘルの解体と一号機の獲得のために動き出し、彼や広世たちとルイと共に交戦。大切な仲間たちを助けるため、すべての力を振り絞って戦った。その後、アンヘルの解散を告げられた際に、両兵と共にモリビト二号たちの血塊炉をもって、ブラジルへ亡命。 マラリアに罹患し、生死をさまようが、両兵に助けられる。リオ・デ・ジャネイロにて、技術者の立花相指を探すも、死亡しており、彼に育てられていた天才少女エルニィと知り合って、モリビト二号のボディを作り直してもらう。その後、ラ・グラン・サバナに戻り、テーブルマウンテンにて八将陣と対決。 また交戦中に力にとりつかれて正気を失った両兵に全力で対峙し、彼を止めた。テーブルダストにて、両兵と共に一夜を過ごし、黒将との最終決戦に臨んだ。テーブルダストでの黒将との最終決戦の際、モリビト二号とゼロは一度壊されるが、青葉と両兵と合体を果たし、真機モリビト二号エクステンドとして復活し、激戦の末黒将を倒した。 二年間の昏睡の後、目覚めてラ・グラン・サバナで母を探し続ける。人機を操る能力に長けた血族である静花と黒将の娘。両兵は日本にいた頃の幼なじみ。

小河原 両兵 (おがわら りょうへい)

『JINKI』に登場するキャラクター。男性。青葉は日本にいた頃の幼なじみ。女装をして、青葉を拉致した。父は現太。アンヘルの所属で、現太と共にモリビト二号を操縦し、古代人機の侵略に、ラ・グラン・サバナで対抗している。モリビト二号での出撃の際、青葉が無断で乗り込み、結果として両兵の命は救ったが、現太は彼女をかばって負傷、人機操主を続けることが出来なくなった。 その後、青葉と共にモリビト二号に搭乗し、黒将が連れてきた、広世たちが操縦するトウジャと戦闘。その後、アンヘルの解散を告げられた際に、青葉と共にモリビト二号たちの血塊炉をもって、ブラジルへ亡命。 マラリアに罹患し、生死の境をさまよう青葉を、途中で見つけた人機を修復して動かし、助けた。リオ・デ・ジャネイロにて、技術者の立花相指を探すも、死亡しており、彼に育てられていた天才少女エルニィと知り合って、モリビト二号のボディを作り直してもらう。青葉をダビングに託し、一度そばを離れた。 ラ・グラン・サバナのテーブルマウンテンでの交戦中、力にとりつかれて正気を失うが、青葉がそれに全力で答え、彼を止めた。テーブルダストにて、青葉と共に一夜を過ごし、黒将との最終決戦に臨んだ。テーブルダストでの黒将との最終決戦の際、モリビト二号とゼロは一度壊されるが、青葉と両兵と合体を果たし、真機モリビト二号エクステンドとして復活し、激戦の末黒将を倒した。 二年間の昏睡の後、日本にてキョムに立ち向かうための新アンヘルを設立した。

静花 (しずか)

『JINKI』に登場するキャラクター。青葉の母。アンヘルの所属で、資金調達のため、祖母からの遺産を受け継いだ青葉を拉致した。裏で黒将や政府の八人将と繋がっており、彼や広世を派遣して、アンヘルの破壊と一号機の獲得のために暗躍した。青葉に冷たく当たる。黒将と青葉たちの戦いの後、記憶を失って流れ着いているところを発見された。 幼い頃に、黒将の前身である白矢に助けられたことがある。人機を操る能力に長けた血族。

小河原 現太 (おがわら げんた)

『JINKI』に登場するキャラクター。アンヘルの所属で、両兵と共にモリビト二号を操縦し、古代人機の侵略に、ラ・グラン・サバナで対抗している。青葉の人機操主としての素質を見抜いた。モリビト二号での出撃の際、青葉が無断で乗り込み、結果として両兵の命は救ったが、現太は彼女をかばって負傷、人機操主を続けることが出来なくなった。 突如現れた黒将と刃を交わした。その後、隠していた一号機を破壊しようとするも、黒将と静花によって妨害された。黒将と青葉たちの戦い以降、しばらく姿を消していたが、モリビト0号に乗って基地に帰ってきた。若い頃に大池赤菜と出会い、結婚するが、黒将に殺された。

モリビト二号 (もりびとにごう)

『JINKI』に登場するロボット。人機の一種で、モリビト二号は機体名。二人の操縦士がコックピットに搭乗し、両兵が上半身を、現太が下半身を操縦する。その後、負傷した現太に変わって、青葉が操縦するようになった。装備に、クレイモアショルダーなどがある。テーブルダストでの黒将との最終決戦の際、一度壊されるが、青葉と両兵と合体を果たし、真機モリビト二号エクステンドとして復活した。

人機 (じんき)

『JINKI』に登場するロボット。動力源には発掘した血塊(ブルブラッド)を使用した血塊炉(ブルブラッドシステム)。アンヘルは、人機開発に携わっていた、高津重化学工業が前身。青葉など、血族の人間と同調しやすい。古代人機古くから存在する人機で、ラ・グラン・サバナへ侵略している。 アンヘルは彼らの侵略を阻止するために、ベネズエラ政府からの指示で結成された。テーブルダストの守り手。高津重工にて開発されていた時には、才能機と呼ばれていた。

エルニィ

『JINKI』に登場するキャラクター。リオ・デ・ジャネイロに住む、IQ300の天才少女。人機の技術者である、立花相指に育てられていた。青葉と両兵と出会い、立花の遺言を解読。彼からのメッセージを受け取った。その後、血塊炉のみとなっていたモリビト二号を作り直した。サッカーが好き。

黄坂 南 (こうさか みなみ)

『JINKI』に登場するキャラクター。回収隊ヘブンズの一員。人機操主で、パートナーはルイ。現太に惹かれている。ダビングにスカウトされたルイについて行く。自分がルイの母親でよいのか、悩むこともあったが、ルイからの好意を受け、迷いを払拭する。

ルイ・ウインドウ (るいういんどう)

『JINKI』に登場するキャラクター。回収隊ヘブンズの一員。人機操主で、パートナーは南。モリビト二号の下操主として立派に戦った青葉を見て、自分もなりたいと思い、対抗心を燃やす。黒将からの攻撃を受けた際、両兵の代わりに青葉と共にモリビト二号に乗り込み、戦い抜いた。ダビングから血族であることを告げられ、訓練を受け、人機に乗れると知り、彼について行くことにした。 クールで大人びた少女だが、心の奥では義理の母である南を慕っている。両兵にも思いを寄せており、青葉と人機でのボクシング勝負をした。かつて存在した、黒将と渡り合えるほどの力を持った操主コール・ウインドウの娘。

黒将 (こくしょう)

『JINKI』に登場するキャラクター。現太をセンセイと呼ぶ男で、彼の弟子であり、親友でもあった。一号機を探して、ラ・グラン・サバナへと姿を現した。一人で人機に乗り続けていたため、その力に強くとりつかれている。テーブルダストを制圧し、アンヘルの解散を宣言。その後も軍部で暗躍し、バーゴイル隊などを組織した。 人の心を操る力を持つ。人質に取られた静花を助けるため、軍部の指示により一人乗りの戦闘用人機であるモリビト一号に乗ってデモを制圧。しかし静花は暴行を加えられてしまい、それ以来黒将は人を恨むようになった。テーブルダストでの戦いの中で、一度は青葉と両兵を圧倒するが、二人の人機が真機モリビト二号エクステンドとして復活。 自らの機体も一号エクステンドとして復活するも、二人と静花、現太の思いの前に倒れることとなった。人機を操る能力に長けた血族。

広世 (こうせ)

『JINKI』に登場するキャラクター。トウジャという人機の操主。モリビト二号を破壊するために、黒将に派遣されてきた。青葉と交流する内に、親しくなっていくが、一度は黒将に孤独こそが強さであると吹き込まれ、彼女を拒絶する。黒将と静花によるアンヘル攻撃の際に、青葉とルイが乗り込んだモリビト二号と交戦するが、その中で青葉が彼を受け入れれたため、心が氷解した。

ダビング・スール (だびんぐすーる)

『JINKI』に登場するキャラクター。黒将の命令を受けて、アンヘル解体の宣言をするために現れる。血族の者を求めており、ルイをスカウトした。黒将に教わった、人の心を操る力を持つ。ルイを育てる南の姿をたびたび目撃し、南に心惹かれていく。黒将と静花の因縁を知る。戦いに決着をつけるため、アメリカから入手した核爆弾を持って、カラカスで自爆テロを行い、死亡した。

集団・組織

アンヘル

『JINKI』に登場する組織。古代人機の侵略を阻止するために、ベネズエラ政府からの指示で結成された。両兵や静花たちが所属し、人機であるモリビト二号を操縦して、古代人機に対抗している。前身は、ベネズエラで人機開発に携わっていた、高津重化学工業。支部に、ルエパ・カナイマなどがある。

場所

ラ・グラン・サバナ (らぐらんさばな)

『JINKI』に登場する地域。ベネズエラにある。いくつものテーブルマウンテンが点在する。両兵たちが拠点とし、古代人機からの侵略を、モリビト二号と共に防衛している。テーブルマウンテンの0地点の地下には、テーブルダストと呼ばれる地帯があり、そこにはあらゆる生物の微細な命の欠片が、血塊となって集まっていた。 古代人機は、その場所を守る命の番人。

アニメ

JINKI:EXTEND

対古代人機用として人為守護のために開発された大型の人型機体「人機」。この人機の動力「血塊」に共鳴し人機を操縦できる人間を「血続」と呼ぶ。そんな「血続」としての特性を持った少女たちが人型機体「人機」を操... 関連ページ:JINKI:EXTEND

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