2度目の春 初めてのキス

2度目の春 初めてのキス

交通事故でケガをして留年してしまい、高校1年生をやり直すことになった女子高生の雛川椛。事故の少し前、街で告白してきた年下の男の子、滝本蛍斗と始業式の日に再会。同じクラスになり、彼と付き合い始める。大人しくて以前のクラスに馴染めなかった女子高生が、明るくフレンドリーな彼のおかげでクラスメイトとも仲良くなり、自分らしく前向きな学園生活を送る。年下イケメンとの初めての恋を描いた学園ラブコメディ。小学館「ベツコミ」2020年5月号から連載中。

正式名称
2度目の春 初めてのキス
ふりがな
にどめのはる はじめてのきす
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
フラワーコミックス(小学館)
巻数
既刊2巻
関連商品
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概要・あらすじ

雛川椛は教室の前で緊張していた。椛は高校1年生の夏、交通事故に遭って、高校を半年も休学し、留年したため再び高校1年生として、学校に通うことになった。ドキドキしながら教室に入ろうとした時、中から男の子が出てきた。その男の子は「あの時のお姉さん?」と椛に声をかけた。彼の名は滝本蛍斗。それは椛が事故に遭う少し前の出来事だった。コーヒーショップで蛍斗が椛のドリンクを間違えて持っていってしまう。ドリンクを飲んでから、間違いに気づいた蛍斗が走って戻ってきて「新しいものを買ってくる」と椛に謝った。すると椛は「私もすぐに言えなかったから」と笑いかけた。それを見た蛍斗は「好きになりました。付き合ってください」と唐突に告白。勢いがすごく、怖くなった椛は「中学生はちょっと」と言って走って逃げてしまった。あの時の中学生がクラスメイトになったのだ。蛍斗は「また会えて嬉しい」と無邪気に笑い、椛をクラスのみんなに紹介した。お昼休み、ひとり屋上でご飯を食べていた椛のもとに蛍斗がやってきた。蛍斗は中学生の時、突然告白して困らせたことを詫びた。彼は誰かを好きになるのは初めてで、気が付いたら告白していたと言う。中学生じゃなくなった今、もう一度自分との交際を考えてみて欲しいと言う蛍斗。椛は昨年のクラスに馴染めず、もう一度高校1年生をやり直せることにホッとしている。そんなちっぽけな自分を好きになってもらう資格なんかないと話した。すると蛍斗は「そんなことでイヤにはならない」「そのままの椛がいい」と嬉しい言葉をかけてくれた。そんな蛍斗に背中を押され、いつのまにか自分の意見を言えるようになっていた椛。彼女は大人っぽくなった蛍斗にどんどん惹かれていることに気づく。こうして椛は蛍斗に「私も好きです」と告白。二人の初めての恋が始まった。

登場人物・キャラクター

雛川 椛 (ひなかわ もみじ)

高校生の女の子。高校1年の夏に交通事故に遭い、半年間休学したため留年してしまう。控えめの恥ずかしがり屋で大人しく、あまり自分の意見を言えないタイプ。滝本蛍斗が間違えて自分のドリンクを持っていった時も文句を言えなかった。肩までの長さのストレートヘアで、前髪はまゆげのあたりで短めに切っている。

滝本 蛍斗 (たきもと けいと)

高校生の男の子。明るくて話しやすく、クラスの中心的存在で、男女ともに人気がある。黒髪で背の高いイケメン。中学生の時、雛川椛に出会ってすぐに好きになってしまい、唐突に告白してしまう。椛が初恋の相手。優しくて、気遣いができ、包容力のある男の子。

書誌情報

2度目の春 初めてのキス 2巻 小学館〈フラワーコミックス〉

第1巻

(2020-11-26発行、 978-4098711550)

第2巻

(2020-11-26発行、 978-4098711567)

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