8bit年代記

8bit年代記

コンピュータゲーム黎明期と共に青春を過ごしたゾルゲ市蔵が、主人公であるボクを通してその軌跡を振り返る、半自伝的漫画。「ゲームサイド」の2008年Vol.10から2010年Vol.24にかけて連載された作品。

正式名称
8bit年代記
ふりがな
えいとびっとねんだいき
作者
ジャンル
自伝・伝記
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概要・あらすじ

インベーダーゲームやファミリーコンピュータ。時代と共に、コンピュータゲームの世界は次々と進化していった。田舎で暮らすボクはそんな電子世界に触れながら、同じような趣向を持つ友人たちと、時に真面目に時に脱線しながら青春の日々を過ごしていく。

登場人物・キャラクター

ボク

主人公であり作者の分身。ゲームやアニメに造詣が深く、高校では一旦ゲームからは距離を置いて3年間手作りによるアニメ製作に没頭する。一言多い性格のせいで友人から誤解を受けることも多い。だが弁は立ち、高校でのアニメ制作時も先輩や同級生たちの反対をその口のうまさで押しきって、自らの掲げるコンセプトを無理矢理に通した。

(さとし)

ボクの中学高校を通じての親友。本名の論を音読みして「ロン」と呼ばれている。仲間の中でもいち早くパソコン「MZ-700」を手に入れた。彼の家でパソコンに触れることでボクの電脳趣味は深まっていく。作者いわく「絵に描いたような良いやつ」で、ボクに宿題を丸写しさせてくれたり、デートの時の親へのアリバイ工作をしてくれたりと何かと世話を焼いてくれる。

M浦 ノリ (えむうら のり)

ボクの中学時代の悪友。体格が良く男らしい外見の持ち主でいつもテンションが高い。仲間内でもいち早くタバコや酒を覚え、友人たちにそれを広めようとする情報発信係。家庭科の調理実習でバーモントカレーを鍋に入れる要領の良さと大胆さの持ち主だが、このことが発覚した後に担任にボコボコにされてしまう事件があった。

弥生 (やよい)

ボクの大学の同級生の女性。バンダナを額にきつく巻いた姿が特徴。男子生徒にも気さくに話しかけるフランクな性格で、デッサンの絵がどうしても漫画っぽくなってしまうボクのことを「マンガ君」と呼ぶ。将来はゲームデザイナーになるのが夢だと語り、ボクのその後の進路に大きな影響を与えた。

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