ACMA:GAME

ACMA:GAME

恵広史の代表作の一つ。舞台は現代の日本。高校生ながら日本有数の財閥「織田グループ」の総会長である織田照朝は、ある日突然現れたイタリアンマフィアの御曹司(おんぞうし)に「アクマゲーム」を強制される。それは相手からすべてを奪うことができるデスゲームだった。極限状態で行われる、究極の頭脳戦、心理戦を描いたバトルファンタジー。講談社「週刊少年マガジン」で2013年19号から2017年14号まで連載。間宮祥太朗主演でテレビドラマ化され、2024年4月7日より日本テレビ系列にて放送。

正式名称
ACMA:GAME
ふりがな
あくまげーむ
原作者
メーブ
作者
ジャンル
ゲーム
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
既刊22巻
関連商品
Amazon 楽天

負ければ絶対服従の、頭脳・心理・能力バトル

本作で描かれるのは、悪魔が仕切り人間同士が対戦する「アクマゲーム」。「悪魔の鍵」の所有者が鍵を回すことにより始まるゲームで、挑まれた者に拒否権はない。まず、脱出不可能な閉鎖空間が生み出され、次にゲームマスターである悪魔が召喚される。そしてお互いに賭けるものを宣言した後、ゲームが始まる。賭けとなるのは、お互いの財産や権利、命、情報など様々である。ゲーム内容は本作オリジナルのもので、発言の真偽をお互いに当てる「真偽心眼(True or False)」、相手の影の首から上を踏み合う「映影頭踏(Shadow Step)」など、バラエティにとんでいる。負ければ命さえ失いかねない極限状況で繰り広げられる、逆転に次ぐ逆転の頭脳戦、ひりひりした心理戦が本作の魅力である。なお、「悪魔の鍵」の所有者には、それぞれ固有の「悪魔の能力」が与えられており、能力バトルの要素も大きい。

照朝の運命を変えた「アクマゲーム」

世界中で、資産家が財産を他人に譲渡する謎の事件が発生する。そんな中、日本有数の財閥「織田グループ」の総会長、織田照朝の前に、イタリアンマフィアのマルコ・ベルモンドが現れる。マルコは一連の財産譲渡事件の犯人で、織田グループのすべてを奪いにきたのだ。その方法は、「悪魔の鍵」を使った「アクマゲーム」。それは、脱出不可能な閉鎖空間で、悪魔を審判として行われるゲームで、照朝に拒否権はなかった。一進一退の頭脳戦を制した照朝は、「悪魔の鍵」の所有者となった。そして、「アクマゲーム」の背後にいる、グングニルという組織を追うことになる。

謎の組織、グングニルを潰すため、仲間とともに戦う

マルコが資産家から財産を奪っていたのは、謎の組織、グングニルの人質となっている父のレオを救うためだった。しかし、グングニルはマルコが「悪魔の鍵」を勝手に持ち出したことで、レオの命を奪う。さらにグングニルは、「アクマゲーム」を利用して、日本の与野党全政党をまとめ上げ、大連立政党グングニルを結成。独裁政治を開始したグングニルのトップは、「アクマゲーム」で一度も負けたことがない「先導者(The Guide)」という人物だという。マルコの家族を不幸にし、好き勝手に国を動かそうとするグングニルに怒りを覚えた照朝は、彼らを潰すことを決意。マルコをはじめ、天才ギャンブラーの上杉潜夜、暗号解読の天才、眞鍋悠季ほか、「アクマゲーム」を通じて増えた仲間とともに、グングニルに挑んでいく。

登場人物・キャラクター

織田 照朝 (おだ てるあさ)

光聖高校3年生の男子生徒。あらゆる事業・分野でトップシェアを誇る財閥である「織田グループ」の総会長でもある。小学生のときに両親を亡くし、一時は破綻しかけたグループを血の滲むような努力と天性の才能で復活させた。頭脳明晰(めいせき)、容姿端麗、文武両道と非の打ち所のない人物で、財閥の総会長を務めながら全国模試一桁の成績をキープしている天才。社員を家族と考え、会社内に自宅を構えている。極度の甘党であり、自社の商品である「モグチョコ」をよく食べている。イタリアンマフィアの御曹司、マルコ・ベルモンドに「アクマゲーム」を仕掛けられ、グングニルの存在を知る。「悪魔の鍵」によって与えられる悪魔の能力は、触れた物体をその場に1分間固定できる「一分間の絶対固定(リミテッド・パーフェクト)」。上杉潜夜からは「てるりん」と呼ばれている。

眞鍋 悠季 (まなべ ゆうき)

光聖高校3年の女子生徒で、織田照朝のクラスメイト。自動車部品工場「真鍋製造」の娘でもある。プログラミング技術と暗号解読に秀でており、新聞記事に取り上げられるほどコンピュータ系に強い。また暗号を見た瞬間に暗号作成者の意図を汲み取り、暗号を解読してしまう「直感翻訳」という能力を持っている。プログラミングや暗号解読をする際は性格が豹変し、それを目撃した上杉潜夜からは「ブラックゆっきー」と呼ばれている。

宝条院 彩香 (ほうじょういん あやか)

光聖高校の3年生の女子生徒で、「宝条院グループ」総裁の一人娘。学校のマドンナ的存在で、生徒たちから「彩姫」という呼称で親しまれている。織田照朝に好意を寄せており、彼を「私の将来の夫」と呼んでいる。料理が得意なのだが、照朝の嗜好に合わせているため作る料理はすべてチョコレートまみれで激甘。

マルコ・ベルモンド (まるこべるもんど)

イタリアン・マフィア「ベルモンドファミリー」の御曹司。謎の組織「グングニル」の支配下に置かれているが、その隙を見つけては富豪を相手にアクマゲームを挑み、金を巻き上げている。マフィアの家系に生まれたせいか、恋人はおろか友人すらいない生活を送っている。

仁科 梨穂 (にしな りほ)

織田照朝直属の処理科「ハウンドドッグ」に所属している女性。基本的に脳筋で、考えるよりもまず行動する方が性に合っている。周囲の理解力の早さに焦り、頓珍漢なことを言ってしまうことが多い。それでも事務程度の仕事はこなせるようで、照朝からはそれなりに信頼されている。

戸塚・ニゲール・ラピッド (とつかにげーるらぴっど)

織田照朝直属の処理科「ハウンドドッグ」に所属している男性。基本的に脳筋で、考えるよりもまずは行動する方が性に合っている。頭が少々弱く、重要な業務連絡の最中にも「彼女ができた」などの私事を挟んだりする。性格に難があるらしく、できた恋人とは一瞬で破局を迎えている。

岡本 龍肝 (おかもと りゅうかん)

織田照朝直属の処理科「ハウンドドッグ」の隊長を務める男性。照朝の秘書のような役割も務めており、いつも照朝の側に立っている。かつて傭兵として紛争地域を渡り歩いていた経験があり、その時の功績から同僚たちからは「屍量産兵」という名で呼ばれている。戦闘時のその強さは折り紙付き。

兵頭 猛 (ひょうどう たける)

暴力団「騒喧組」の構成員の男性。ボクシングの元日本チャンピオンで、屈強な体格をしている。眞鍋悠季の父親が運営している自動車部品工場「真鍋製造」に不当な貸し付けをし、差し押さえを行った。短慮な性格をしているが、黙々と与えられた仕事をこなし、部下からの信頼も厚い。

上杉 潜夜 (うえすぎ せんや)

天才ギャンブラーとして名高い青年。織田照朝と同じくらいの年齢で、カジノやバーで金持ちを相手にギャンブルをしかけては勝利を収めている。以前は普通の高校に通っており、何でもできる完璧超人と謳(うた)われるほどの神童だった。しかし、両親と妹を殺され、すべてを失ったことから開き直り「今を全力で愉(たの)しむ」をモットーに生きるようになった。「悪魔の鍵」によって与えられる悪魔の能力は、閉鎖空間外から何でも取り寄せることができる「超配達(スーパーデリバリー)」。織田照朝との「アクマゲーム」に勝利した実力者で、織田グループの絆(きずな)の強さを目の当たりにし、照朝との共闘を決める。照朝を「てるりん」と呼ぶ。

直江 大介 (なおえ だいすけ)

上杉潜夜と同じ高校に通っていた男子生徒で、現在の潜夜の相方的ポジション。趣味は将棋と家庭教師のアルバイトで、家庭教師は中学2年生の女子と会うために続けている。スキンヘッドに眼鏡という特徴的な容姿をしている。料理が好きで、潜夜の趣味も知り尽くしている。

宝条院 剣征 (ほうじょういん けんせい)

宝条院彩香の父親で、「法条院グループ」の総裁を務める人物。娘を溺愛しており、娘に倣って織田照朝を「私の将来の息子」と呼んでいる。現首相である斉藤久利臣や照朝の父親である織田清司と面識があり、独裁政治を始めた久利臣を止めるために画策している。

斉藤 久利臣 (さいとう くりおみ)

内閣総理大臣の男性。「先導者」の傀儡となり、与野党全政党を統括し、独裁政治を行うと宣言する。その際に大連立政党「グングニル」を発足させた。宝条院剣征の同期で、聡明な人物。完全に「グングニル」の支配下に置かれているわけではなく、現状を打破する隙を窺っている。

大田 源 (おおた げん)

警察庁理事官を務めている男性。「グングニル」の支配下に置かれた警察庁内において反グングニル政権を掲げており、「グングニル」によって行われている政界操作の調査をしている。

窯桐 玲子 (かまきり れいこ)

大田源の部下の女性。大田からの命令を受け、警察と織田照朝の仲介役を務めている。普段は冷静だが「グングニル」の件となるとつい熱くなってしまい、その反応により敵に情報を悟られてしまうこともある。

長久手 洋一 (ながくて よういち)

「グングニル」の構成員の男性で、白い長髪、眉毛がないなどの特徴的な容姿をしている。元医師であり、昏睡状態だった妻を「先導者」に助けられて以来、彼を崇拝するようになった。大仰で芝居がかったような話し方をして、「グングニル」の一員である自分に絶対的自信を持っている。

崩心 祷 (ほうしん いのる)

「グングニル」のナンバー2の男性。性格は冷酷で、独裁政治に反対するためのデモ隊を、自衛隊を使って虐殺するなど、目的のためなら手段を選ばない。アクマゲームトーナメントに参加している斉藤初の試合を観戦するためにビデオカメラを持参するなど、職務以外の場面においては比較的軽い性格をしている。

斉藤 初 (さいとう うい)

アクマゲームトーナメントに参加する男性で、斉藤久利臣の息子。総合商社「棲龍グループ」の総会長で、競合企業である「織田グループ」の会長である織田照朝に対抗意識を燃やしている。「グングニル」のもとで、日本のトップに立つためにアクマゲームトーナメントに自ら志願する形で参加する。人道派と言われた久利臣の息子とは思えないほど取捨選択が早く、不要と判断したものには一切頓着しない。 常に他人を見下す態度を取っており、斉藤初の持っているカリスマ性と相まって、多くの人間が彼に屈服する。

式部 紫 (しきべ ゆかり)

アクマゲームトーナメントに参加する17歳の女子で、「YUKA」という名義でアイドル活動を行っている。デビュー後、CDを出せばオリコン上位常連、ライブチケットは即完売、ドラマに映画、CM女王と、現在売れまくりのトップアイドル。容姿端麗で、礼儀正しい。2人の妹と一人の弟がいるが父親が多額の借金を残して蒸発。病弱な母親の代わりにアイドルとして生活費と借金返済の費用を稼いでいる。

式部 小百合 (しきべ さゆり)

式部紫の妹。「ベルモンドファミリー」に母親の命を助けられて以来、マルコ・ベルモンドに、一晩で何十回も電話をかけるほど惚れ込んでしまう。自分とマルコの関係を邪魔する者はすべて敵だと考える、少々過激な恋愛観の持ち主。

敦賀 準一 (つるが じゅんいち)

「グングニル」の構成員で、マルコ・ベルモンドが「悪魔の鍵」を盗む手引きをした男性。マルコが鍵を盗み、「グングニル」を去った後に自分も「グングニル」を抜ける手筈になっていたが、臆病風に吹かれてしまう。

伊達 俊一郎 (だて しゅんいちろう)

アクマゲームトーナメントに参加する男性。22歳の大学院生にして天才心理学者で、専用の研究室を与えられている。また「人の飼い方」という書籍を出版しており、その本は100万部のベストセラーとなっている。人間観察が趣味で、そのためならホストクラブや宗教団体の体験も辞さないほど。そしてその環境に飽きたら、その団体を破壊してから去っていく。 伊達俊一郎に破壊された団体は、ホストクラブ3つ、新興宗教団体2つ、マルチ詐欺団体4つと多岐にわたる。

毛利 明 (もうり あきら)

アクマゲームトーナメントに参加する19歳の男性。19歳という若さで将棋の竜王位を奪った。勝負に向かっている時だけ、生きていることを実感できるという思考回路を持っている。勝負へのこだわりが強く、「誘拐された妻子」よりも「ゲーム」のほうを優先する。

島津 涼 (しまづ りょう)

アクマゲームトーナメントに参加する男性。しかし知能面では少々分が悪く、「丘」が何なのか分からないなど問題点が多い。小学2年生の時に友人が上級生にいじめられていたことに激怒し、助けようとして加害者の上級生4人を殺した過去を持つ。体型は至って普通なのにもかかわらず体重が300キロと、通常ではありえない密度で筋肉が詰まっている。

李 道明 (りー だおみん)

「グングニル」の構成員の一人で、岡本龍肝とは傭兵時代に同僚だった。その戦闘力はマフィア「ベルモンドファミリー」の構成員たちを一人で退けるほど。傭兵時代から20年ほどの時間が経っているにもかかわらず、その容姿にはまったく変化が見られない。

セルジオ

「グングニル」の構成員の一人で、岡本龍肝の傭兵時代の上官。その戦闘力は龍肝をいとも容易く退けるほど。傭兵時代から20年ほどの時間が経っているにもかかわらず、なぜか若返り、戦闘力もかつてのそれを凌駕している。

先導者 (ざがいど)

「グングニル」のトップで、「天の知識書」の力により全知を、「悪魔の鍵」の力により全能を手に入れているといわれる存在。その正体は謎に包まれているが、「グングニル」が動きだした時期から考え、死亡したと思われていた織田照朝の父親、織田清司ではないかと推測されている。

SOJI (そーじ)

ネット上でのプロパガンダ活動家の男性。初期はブログで悪徳政治家などを糾弾する記事を書いていたが、最近では動画共有サイトに投稿したりと、ネット上での活動の幅を広げている。さらにネット生放送で顔を出すようになってからファンが急増し、現在では万単位のファンがいる。かつては理路整然とした語り口調を売りとしていたが、現在では熱心に語りかけるだけの扇動家のような面が強い。 「グングニル」退陣のためのデモを巻き起こす。

ガド

ミノタウルスのような容姿の悪魔で、アクマゲームのゲームマスターを務めている。ガド自身は公平なジャッジを約束しているが、手伝い悪魔はかなり自由で、進行の妨げにならない程度にプレイヤーにちょっかいをかけたりしている。また、式部紫の弟、妹とテレビゲームで遊んだりもしている。

コルジァ

シロフクロウのような容姿の悪魔で、アクマゲームのゲームマスターを務めている。「公平厳正、品のあるジャッジ」をモットーにしている。鳴き声は「HO- HO-」で、同じ悪魔であるガドを敵視しているような節がある。ゲームの準備を配下の手伝い悪魔にさせているが、その手伝い悪魔はゲームに使う駒を壊してしまうなどドジッ子気味。 また手伝い悪魔は女性陣に人気がある。

コーシカ

猫のような容姿の悪魔で、アクマゲームのゲームマスターを務めている。口が軽く、所有者の情報をうっかり漏らしてしまったり、長考が過ぎるとゲームの最中に寝てしまったりする。

ルクトス

コアラのような容姿の悪魔で、アクマゲームのゲームマスターを務めている。「イヒヒヒヒヒヒ!!」と笑い、品がないと「グングニル」の構成員に蔑まれた際にはキレるなど、比較的人間らしさを持っている悪魔。また他の悪魔に比べてサイズが小さいのも特徴。「小さくて威厳がない」と言った上杉潜夜のゲームで使用する道具をダサくするなど、根に持つタイプ。

ダーシン

ゴリラのような容姿の悪魔で、アクマゲームのゲームマスターを務めている。大変礼儀正しい言動を取る。バナナが好きで、ゲームの小道具にバナナを登場させられないこと対し、涙を流すほど残念がる。

バレイア

クジラのような容姿の悪魔で、アクマゲームのゲームマスターを務めている。実際のクジラと同じように音波を使用し、閉鎖空間内の人物の頭に直接語りかける能力を持っている。なお、クジラでは細かい作業に適さないため、手伝い悪魔はペンギンの姿をしている。バレイア本人はそのことを気にしており、指摘するといたく傷付いてしまう。

セルヴォ

シカのような容姿の悪魔で、アクマゲームのゲームマスターを務めている。一人称は「わたシカ」で、語尾に「!」を付ける軽薄な話し方をする。斉藤初に冷たくあしらわれると、部屋の隅で丸くなったり涙目になるなど少々気弱な性質。また、手伝い悪魔のシカは平気で仕事をサボったりする。

集団・組織

棲龍グループ (せいりゅうぐるーぷ)

新参の企業にもかかわらず、設立1週間で全国に20ヵ所の支社を建設した。立ち上げから総合商社を謳っており、「織田グループ」との競合が懸念されている。日本の巨大宗教団体のうちの3つが解散後に合併したものではないかと噂されている。

グングニル

「先導者」がトップを務めている謎の組織。複数の悪魔の鍵を所有しており、鍵の力を使用して世界各地で資金を集めている。長久手洋一の談によると、「グングニル」の目的は世界に革命を起こすこと。

その他キーワード

アクマゲーム

「悪魔の鍵」によって呼び出された悪魔が取り仕切るゲーム。ルールは一定ではなく、悪魔が呼び出されるたびに異なるゲームが開始される。ゲームはまず「悪魔の鍵」の所有者が「部屋と認識する空間」が外部と隔絶され、人の行き来と通信、連絡が禁止された閉鎖空間が作られ、そこが会場となる。ゲームの最中にプレイヤーが死亡した場合、ゲームを完了することができなくなり、部屋の封鎖が永遠に解かれなくなる。 そのため、観覧者のプレイヤーへの手出し、プレイヤー同士の接触も原則禁止となっている。アクマゲームの終了後、「悪魔の鍵」は勝者の手に渡る。もし両者が「悪魔の鍵」を持っていた場合、敗者の持つ「悪魔の鍵」は消失し、別の場所に再出現する。

アクマゲームトーナメント

「グングニル」が、日本の支配を任せられる人材を決めるために始めたアクマゲームのトーナメント。参加者は次世代を担う8名の若者たちで、20歳前後の天才たちが集められている。ほとんどが身近な者を誘拐され、脅される形でゲームに参加している。勝者には敗者の絶対服従権が与えられ、優勝者は日本を支配する人材となることが期待されている。

悪魔の鍵 (あくまのかぎ)

アクマゲームを行うために必要な鍵で、ゲームの審判者である悪魔を呼び出すための道具でもある。それ以外のすべてが謎に包まれており、成分の分析はおろか質量を計ることさえ不可能。ある特定波長の赤色レーザーを当てると、暗号のようなものが浮かびあがる。

天の知識書 (てんのちしきしょ)

「悪魔の鍵」と対になるように神が作った道具。「悪魔の鍵」がどのような不可能も可能にする「全能の力」を司り、「天の知識書」はどのような知識も手に入れることができる「全知の力」を司っている。また、この書物の力によって「悪魔の鍵」の現在位置も知ることが可能である。この書物は先導者が所有している。

クレジット

原作

メーブ

書誌情報

ACMA:GAME 22巻 講談社〈講談社コミックス〉

第1巻

(2013-06-17発行、 978-4063848878)

第2巻

(2013-09-17発行、 978-4063949322)

第3巻

(2013-11-15発行、 978-4063949698)

第4巻

(2014-01-17発行、 978-4063949995)

第5巻

(2014-03-17発行、 978-4063950335)

第6巻

(2014-06-17発行、 978-4063951097)

第7巻

(2014-08-16発行、 978-4063951646)

第8巻

(2014-10-17発行、 978-4063952209)

第9巻

(2014-12-17発行、 978-4063952667)

第10巻

(2015-03-17発行、 978-4063953480)

第11巻

(2015-05-15発行、 978-4063953954)

第12巻

(2015-07-17発行、 978-4063954364)

第13巻

(2015-09-17発行、 978-4063954869)

第14巻

(2015-11-17発行、 978-4063955354)

第15巻

(2016-01-15発行、 978-4063955842)

第16巻

(2016-03-17発行、 978-4063956214)

第17巻

(2016-05-17発行、 978-4063956726)

第18巻

(2016-07-15発行、 978-4063957136)

第19巻

(2016-09-16発行、 978-4063957631)

第20巻

(2016-12-16発行、 978-4063958287)

第21巻

(2017-02-17発行、 978-4063958720)

第22巻

(2017-04-17発行、 978-4063959192)

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