ケッチン

ケッチン

高校入学と共に、とあるきっかけでバイクに目覚めた主人公の田口勇夫が、今までの内向的だった自分から変わろうとする青春物語。主人公の幼なじみの滝村麻子と岩崎修治や高校のクラスメイト丸山美由希のとのかかわりや、それぞれの物語も描かれる。

正式名称
ケッチン
ふりがな
けっちん
作画
ジャンル
バイク
 
青春
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概要・あらすじ

田口勇夫は高校の入学式当日、自転車で登校途中にバイクとの衝突事故を起こす。幸い怪我は軽度ですんだが、なんと事故の相手は校則を犯しながらバイクに乗る同じ高校の先輩、相澤だった。しかし、衝突事故を起こした相手にもかかわらず、彼が乗るパワフルな音を響かせながら走るバイクに魅せられていた。そしてバイクをきっかけに、クラスメイトの丸山美由希、幼なじみの滝村麻子岩崎修治との関係も大きく動き始める。

登場人物・キャラクター

田口 勇夫 (たぐち いさお)

勉強だけが取り柄の、内向的な少年。高校の入学式当日、相澤の乗るバイクと、自転車で衝突事故を起こすも、それがきっかけになりバイクに憧れを持つ。マコとシュウとは幼なじみ。バイクはまずホンダのCB50を熊谷から譲り受け、後に相澤からヤマハのSR400を譲り受ける。

滝村 麻子 (たきむら あさこ)

ユウの幼なじみで同じファミレスでバイトをしている。ユウと同じ高校を目指すも、あまり勉強は得意でなかったため、落ちてしまった。ユウは彼女に好意を持っているが、マコは中学の時の部活の先輩である片山に憧れを抱いている。

岩崎 修治 (いわさき しゅうじ)

ユウの幼なじみ。短気で喧嘩っ早い問題児であるが、幼なじみであるユウとマコのことを常に気にかけている。高校には進学せず、大工の兄の職場に就職する道を選んだ。

丸山 美由希 (まるやま みゆき)

ユウの高校の同級生で、黒の長髪とメガネが印象的な少女。父や兄もバイク乗りで、本人もその影響かバイクが好き。ユウともバイクを通じて関係を築いていく。先輩である相澤に好意を抱いている。バイクはホンダのエイプ50、後に同じくホンダのドリームCB400FOURに乗る。

相澤 (あいざわ)

ユウの高校の先輩であり、ユウがバイクに憧れを抱くきっかけとなった人物。学校では女生徒からの人気が高く、丸山美由希も彼に好意を抱くひとり。バイクは ヤマハのSR400に乗っていたが、後にユウに譲る。

熊谷 (くまがや)

ユウや相澤たちが何かと世話になっているバイク屋の店主。ユウにバイクに乗ることを勧めた人物で、不動車のCB50を自分で直すならと、タダでユウに譲った。ユウたちを何かとサポートしてくれる面倒見の良い人物だが、少々口は悪い。

松野 (まつの)

ユウの高校の先輩で、ユウやマコと同じファミレスでバイトをしている。高校時代は地味なイメージだったが、大学入学をきっかけに髪を染めて、髪型も変えると雰囲気がガラッと変わった。ユウに好意を抱いている。

その他キーワード

CB50 (しーびーごじゅう)

『ケッチン』に登場するバイクの名称。ホンダ製造のバイク。CBシリーズのバイクで、シリーズ内では最小排気量。エントリーユーザー向けとして発売された。作中では不動車だったものを、ユウが熊谷から譲り受けて、自ら直して乗ることになる。

SR400 (えすあーるよんひゃく)

『ケッチン』に登場するバイクの名称。ヤマハ製造のバイク。人気の高いSRシリーズの初代であり、現在も高い人気を誇っている。カスタムを施すベース車としても人気が高い。作中では相澤の愛車として登場し、のちにユウが譲り受けることになる。

ケッチン

『ケッチン』に登場するバイク用語。エンジンに取り付けられたキックペダルやキックレバーを踏み込むことでエンジンをかける、キックスターターという装置を備えたバイク。踏み込み時にエンジンの逆回転によってまれにレバーが勢いよく跳ね上げられることがある。その現象をさした俗称。場合によっては骨折などの大怪我に繋がる。作中ではユウが、相澤のSR400からケッチンをお見舞いされる。

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