その「おこだわり」、俺にもくれよ!!

その「おこだわり」、俺にもくれよ!!

漫画家・清野とおるが、日常の中で敢えてこだわりを見つけ、そこに自分だけの幸せを見出し楽しんでいる人々にインタビューするノンフィクション作品。

正式名称
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!
ふりがな
その おこだわり おれにもくれよ
作者
ジャンル
自伝・伝記
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概要・あらすじ

つまらない日常を楽しく生きるため、こだわりを見つけて自分だけの幸せを見出し楽しんでいる人々「おこだわり人」。漫画家・清野とおるは、こうした人々がその「おこだわり」を決して明らかにしないことに腹を立て、リサーチして白日の下に晒すことを決意する。

登場人物・キャラクター

清野 とおる (せいの とおる)

作者清野とおる本人。日常の中で敢えてこだわりを見つけ、そこに自分だけの幸せを見出し楽しんでいる人々を「おこだわり人」と呼ぶ。彼らが一様にその「おこだわり」を明らかにしないことに腹を立てているという。こうした人々につまらない日常を楽しく生き抜くヒントがあると確信し、リサーチしてインタビューをする。

K・T

出版社に勤務する39歳の男性。一人呑みが大好きで、特にチューハイの「氷結」ストロング缶を好む。この酒に合うつまみを探し回った結果、「ツナ缶」に行きつく。食べ方も独特で、清野とおるはこれを真似して至福を得る。

A・J

34歳の男性会社員。寝ることにこだわり、ニトリの低反発枕を絶賛する。また、季節に合わせた眠り方を追求し、その内容に清野とおるは興奮する。

M・M(45歳) (えむえむ)

45歳の男性会社員。もともと牛乳はそんなに好きではなかったが、ある日喫茶店で男がアイスミルクを飲んでいるのを見かけ、その姿が妙に焼き付いて注文する。以来アイスミルクの虜になるが、同時になぜこれほど心を奪われたのかを追及する。その結論は清野とおるを驚愕させた。

M・M

41歳の男性会社員。第三のビール「金麦」が大好きで、ある日偶然「金麦」にポテトサラダが抜群に合うことを発見する。それ以来ポテトサラダにこだわり抜き自作し始め、ついには八王子ポテトサラダの会を発足させた。

Y・S

41歳の男性会社員。長年ボロアパートで暮らしたため、引っ越し先にベランダがあることを非常に喜ぶ。狭くて眺望が悪いにもかかわらず、キャンピングチェアを置いて飲食をする。その楽しさに目覚めて以来、「最も身近な外」であるベランダをどうエンジョイしようかと燃えている。

Y・A

32歳の男性会社員。白湯にこだわりを見せ、一日中飲んでいる。家ではアルカリイオン水を使用し、沸かした後新宿の伊勢丹で購入したちょっといい鉄瓶で頃合いの温度になるまで冷ましてから飲むという。

K・R

39歳の男性会社員。ある日ふと、最寄駅から自宅までの約1kmの道のりを全力で楽しもうと思ってしまう。初級・中級・上級と複数のバリエーションを開発する。さらに自らにリスクを課してまで楽しさを追及する。

K・M

36歳の男性会社員。小学生の時、同級生が駄菓子屋でジャンパーの内ポケットから小銭を取り出すのを見て以来、アウターの内ポケットにこだわるようになった。持っているアウター全てに自分で内ポケットを取りつけたこともある。

Y・J

玩具メーカーに勤務する29歳の男性。「さけるチーズ」が大好きで、細くさくことに異常なこだわりを見せる。さらに「さけるチーズ」を使って様々なメニューを開発する。単行本では、このメニューが掲載されている。

E・T

漫画家志望の32歳の男性。清野とおるの元にアシスタントとして現れたが、仕事中ポテトチップスのコンソメパンチ味とは色々あったと語り出す。たまらず清野はその驚くべき経緯を聞き出す。

Y・N

40歳の男性。フリーの作業員。ヤマザキの「薄皮パン」の魅力にはまりこんでいる。薄皮パンなら、噛まなくても食べられるのでは、と考え実行に移す。インタビューでその魅力を語るうち、途中新たな食べ方を思いつく。

A・K

家電販売店店長を務める44歳の男性。うなぎが大好きだが、国産よりも中国産を好む。給料日にはダッシュで帰り、吟味して中国うなぎを買う。食べる前に風呂に入ることが重要だという。

M・T

39歳の男性。職業はWebデザイナー。芋焼酎「うすいも」のつまみにトマトを食べていたが、ある日ふと思い立って皿に残ったトマトのカスを焼酎に入れたところ、衝撃的な味であることを発見する。

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